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第15回 本当にあった予防救急!(熱中症に関する事故)

2018年7月5日

ページ番号:440389

熱中症に関する事故

「本当にあった予防救急」~救急隊が実際に経験した事例の紹介~

 こんにちは!大正救急隊です。日夜、大正区民の皆様の安心安全のためにがんばっています。

予防救急ってなに?

 病気やケガの中には、少しの注意や心がけで防げるものがあります。救急車を必要とすることがないよう、日頃から注意して心がける意識や行動のことを「予防救急」と言います。

 

ここ大正区でも・・・

 大正区でも、このような「少しの注意と心がけで防ぐことができた」と思われる救急事案が、時々発生しています。

 私たち大正救急隊が、「実際に経験した事案」を紹介しますので、皆さんが日々の生活を送る上で、お役に立てていただければと思います。

熱中症に関する事故 

 いよいよ今年も「夏」がやってきました。

「熱中症」という言葉が使われ出してから、かなりの年月が経ちましたが、今ではすっかり市民の方々に浸透しているようです。

今年も自分自身の体調と気温に応じて、賢く水分及び塩分を摂りたいものです。

 今回は熱中症に関する事案を紹介します。

< 飲酒して 水分取られて 脱水に >

 60歳の男性が、朝の8時から夜の8時まで、屋外で溶接作業をしていました。その日は気温が高かったため、作業中にはこまめに麦茶を飲み、塩飴をなめて熱中症予防の対策をとっていました。

ところが、帰宅途中のバスの車内で両手足にケイレンが生じ、動けなくなってしまいました。

ここがポイント!

 現場で状況を聴取したところ、実はこの男性は、前日にかなりの深酒をしていたとのことで、飲酒による脱水が作業による発汗と重なり、水分や塩分の補給量を上回ってしまい、熱中症を生じさせたと思われます。

 時々、「渇いたノドにはビールが一番!!」と言って、ビールやアルコールを飲んで水分補給をした気持ちになっている方を見かけますが、飲酒は脱水を促進させますので、明らかに逆効果で、特に、飲酒して入浴するのは「危険行為」そのものです。

< エアコンの 冷房暖房 確実に >

 ある猛暑の日、80歳の女性から「85歳の夫の様子がおかしい」との通報がありました。現場に到着すると、マンションの一室のベッド上に男性が倒れており、すでに呼吸も脈もなく、心肺停止に至ってから長時間が経過していると考えられました。

なお、通報した妻も脱水が激しく、かなりの衰弱が認められました。

ここがポイント!

 現場の状況を確認したところ、エアコンは正常に作動しており、温度は28℃に設定されていましたが、運転モードが「冷房」ではなく「暖房」となっていました。

 高齢者は、その特有の体のメカニズムから、暑さや寒さを感じにくくなっていますので、「室内が暑いのは、外が暑いから当たり前」と思いがちです。

エアコンを操作する場合、特に高齢者にとってリモコンは便利なものですが、機種によっては、何かが接触しただけで設定が変わってしまうことも考えられます。

エアコンを使用する場合は、定期的に設定の確認が必要なのかもしれません。

 

救急隊から一言

 少し前のことですが、ちょっと残念な事案が続きました。救急の話ではないのですが、一つ間違えば「火事」になるところでした。

 1つ目は、共同住宅の1室で男性が鍋で肉を煮ていたところ、睡魔に襲われてついつい眠り込んでしまい、換気扇から黒煙が出ているのを近所の住人が見つけてドアを叩き、ようやくその音で目を覚ましたというものです。

消防隊が到着した時は、共同住宅の内廊下にまで煙が立ち込め、室内は当然のことながら煙が充満している状態でした。結果は、いわゆる「鍋の空焚き」でした。

 2つ目は、飲食店内の厨房で店主がフライパンで肉を炒めていたのですが、そのまま外出してしまい、その間に感知器が作動して消防に通報が入りました。

消防隊が到着した際、店の玄関は施錠され、煙が若干確認できる状況であったため、玄関を破壊して店内に進入しようと準備していた時、店主が戻ってきて玄関を開け、消防隊が店内に進入できました。これも結果は、いわゆる「鍋の空焚き」でした。

 昔から、我々消防が口を酸っぱくして市民の方々に「火の用心」を訴えてきたはずなのに・・・・・今回の件はとても残念でなりません。

 

皆さん 、「火を扱っている最中に目を離すとロクなことはありません!!」

 

 


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