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高齢者の火災による死者が増加しています !

2020年7月1日

ページ番号:508583

近年の住宅火災発生件数と死者の傾向

住宅火災件数は年間約10,000件、住宅火災による死者は約900人(平成30年中)

 総務省消防庁の発表によると、平成30年中の全国の住宅火災発生件数は、10,912件であり、平成18年における新築住宅に対する住宅用火災警報器の設置義務化以降、一貫して減少傾向にあります。また、住宅火災による死者数は、同年中で882人(放火自殺者等を除く)であり、近年横ばい傾向が続いている状況です。

住宅火災による死亡者のうち高齢者が占める割合が増加傾向

 平成30年中の住宅火災による死亡者総数926人のうち、高齢者が占める割合は約70パーセント(652人)に上り、今後、日本が直面している超高齢社会の進展に伴い、この割合がさらに増加することが懸念されています。

高齢者の火災による死亡事故を防ぐためのポイント

 このような傾向に歯止めをかけるには、老化に伴う高齢者の身体的特徴・高齢者特有の生活環境を理解し、克服していくことが高齢者防火における重要なポイントであると考えられます。

高齢者の身体的特徴

 高齢者特有の身体的特徴である、老化に伴う認知機能の衰えや行動力の低下に起因する避難行動の遅れ(逃げ遅れ)が、高齢者の火災による主たる死亡原因の一つとして挙げられています。

 また、加齢に伴う眼球の白濁により、ガスこんろの青白い炎が視認しづらくなり、高齢者の着用している衣服に、調理中のこんろの炎が燃え移ってしまう「着衣着火」という現象による死傷事故も数多く報告されています。


高齢者の生活環境

 日本の伝統的な木造住宅は「火災に弱い」という弱点がありましたが、近年、住宅用建築部材の不燃性能向上や「災害に強い住環境」を求める消費者の要望に住宅メーカーが呼応し、「火災に強い」住宅に住むことができる環境が整っているところです。しかしながら、高齢者の住環境を見ますと、旧来の伝統的な家屋に居住し、火災時のリスクが高い環境で暮らしている状況が受けられます。

 また、こんろなどの調理器具、各種電気器具、暖房器具などについても、過去における火災発生事例を教訓とし、従来の製品と比較して格段に安全性が高く、出火危険性が低い製品が開発され流通しています。

 このように誰もが技術の進歩に伴い、火災予防上有効な製品を利用することができる状況で生活している中、火災の被害に遭われた高齢者の生活環境を調査すると、古くから愛用してきた旧式の製品や安全性能が乏しい製品を使用している傾向が認められ、先に述べた技術革新に伴う火災予防上の恩恵を十分に享受していないことが明らかになっています。

高齢者に特化した火災予防の重要性

 このように、高齢者に対する火災予防対策においては、高齢者の身体的な特徴を理解するとともに、普段の生活様式を見直し、こんろや暖房器具などの日常生活用具について、より安全性の高い製品に切り替えていくことが肝要であると考えられます。

高齢者を火災から守るために

鶴見消防署が実施している取り組み

 鶴見消防署では、高齢者の火災による死者をなくすことを目標に掲げ、次の事業を展開しています。

啓発活動

 鶴見区内で行われている「高齢者食事サービス」や「ふれあい喫茶」また「百歳体操」など高齢者が多くお集まりになられる機会に、高齢者に対する火災予防のポイントについて、消防職員がわかりやすくご説明させていただきます。

住まいの防火・防災診断

 「住まいの防火・防災診断」を希望されるお宅に消防職員が赴き、住宅に潜む火災予防上の危険箇所や住宅防火のポイントについて、居住者の方とご一緒に確認するものです。

 「住まいの防火・防災診断」をご希望される方は、鶴見消防署地域担当あてにお電話ください。日程調整のうえ、実施いたします。

介護事業所等と連携した高齢者防火対策

 鶴見消防署では、高齢者や高齢者を見守る方との接点が多い、鶴見区内外の介護事業所等のご協力を得て、介護職員向けの防火研修を開催するなど、消防署と介護事業所等が連携して高齢者を火災から守るという活動を実施しています。

参考データ

総務省消防庁報道資料

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大阪市消防局 鶴見消防署

〒538-0052 大阪市鶴見区横堤5丁目5番45号

電話:06-6912-0119

ファックス:06-6912-6043

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