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2021年度職場環境改善に関する申し入れについて

2023年9月26日

ページ番号:546850

令和3年12月9日(木曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

総務局行政部総務課長以下、大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)会長との本交渉

交渉議事録

令和3年12月3日(金曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との事務折衝議事要旨

総務局行政部総務課長代理以下、大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)会長との事務折衝

事務折衝議事要旨

令和3年9月29日(水曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

総務局行政部総務課長以下、大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)会長との本交渉

交渉議事録

令和3年9月9日(木曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

総務局行政部総務課長代理以下、大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)事務局長との予備交渉

交渉議事録

令和3年12月9日(木曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

(市)

 9月29日に申し入れを受けた「2021年度職場環境改善に関する申し入れ」について、本日、この間の事務折衝での経過も踏まえ、申し入れ書に基づく、個々の要求項目について、回答させていただくので、よろしくお願いする。

 なお、個別の回答については、庁舎管理を担当する総務課長代理からさせていただく。

要求項目

1.職員、市民及び高齢者が利用しやすい庁舎への改善

(市)

 「①各案内板の点字表示や階段の段差表示について、視覚に障害のある方も安心して移動ができるよう、わかりやすいものに改善すること。」に関して、視覚障がいのある方に対する表示等の改善については、各フロア案内を色付きの大きなものに変更し、南玄関においては、音声案内装置を設置するなど実施してきた。各階案内表示のあり方や段差表示については、引き続き検討してまいりたい。

 「②雨天時に滑りやすい床材の1階玄関ホールや階段等で転倒することのないよう、滑り止め塗装を行うなど、安全対策を検討すること。」に関して、雨天時の滑り止め対策については、各玄関及び時間外出入口に吸水性の高いマットを設置するとともに、1階玄関ホールなどでは、清掃員が吸水性の高いモップを使用し雨水除去作業を実施するほか、時間外出入口など利用が多い箇所への滑り止め対策を実施するなど安全対策に取り組んできたところである。こうした取組に加え、塗装も含めた滑り止め対策を行うことについては、大理石の美観維持の観点や相応の費用が発生することから、これらの点も含め、引き続き手法を検討していく。

 「③省エネ対策として廊下の減光措置について、弱視等視覚障害のある方も安全に往来できる適当な光度を確保すること。窓際の消灯推奨など執務室内の減光措置については、労働安全衛生の観点から、定期的な検証を行うこと。また、勤務時間外の廊下等の減光措置においては、一部点灯とすることや、フットライトの設置など改善を図ること。」に関して、省エネ対策として実施されている廊下の減光措置については、「時差勤務制度・休憩時間選択制度」の改正に伴い、早出出勤の職員がいることや本市が委託する清掃事業者の従事開始時間に鑑み、廊下部分の点灯開始時間を早めているものの、安全性の観点から引き続き研究・検討してまいりたい。また、執務室内の減光措置については、取組の趣旨説明をしたうえで、各所属判断で実施しており、雲天時や暗い箇所など各所属要望に応じて蛍光管の再設置対応を行っている。今後、庁舎内の照明について、適正な照度を保ちつつ省エネ対策等の観点から、LED化についても検討してまいりたい。

 「④実施中のトイレ改修工事の早期完成に努め、機能の充実を図ること。また、車椅子優先エレベーターや多機能トイレについて、本来優先される方が利用しやすくなるよう、利用方法についての周知徹底を図ること。」に関して、実施中のトイレ改修については、部分的に完成し、順次利用を開始している。残る部分についても改修計画に基づき鋭意に実施してまいりたい。なお、改修にあたっては、多目的トイレを増設する等、機能充実を図っている。また、多目的トイレの利用方法については、必要とされる方の優先利用に協力いただけるよう、扉にその旨を表示するとともに、メールにて各所属に周知しているものの、車椅子優先エレベーターの利用方法については、より効果的な周知方法を引き続き検討してまいりたい。

 「⑤非常時に障害のある方も安全に避難できるように、必要な対策を講じること。」に関して、非常時における避難対策については、大阪市役所本庁舎消防計画に沿って、障がいのある職員も含め毎年防火・防災訓練を実施しているところである。また、日頃から避難経路の幅員確保に努めるとともに、事前に避難の際に支援が必要な職員を把握することにより、非常時には関係所属と連携した避難が行えるようにしてまいりたい。

 「⑥エレベーターを安心して利用できるよう、引き続き保守・点検の徹底を図るとともに、効率的な運行に向けた改善を行うこと。」に関して、本庁舎エレベーターについては、設置後20年以上経過していたことから、これまでの間に改修を行っている。エレベーター改修後は故障・停電時における自動着床機能などにより安全性の向上を図るとともに、学習機能を搭載していることから、これまでよりも効率的な運行ができるものと考えている。引き続き、安全かつ効率的な運行に向けて維持管理に努めてまいりたい。

 「⑦害虫駆除対策をはじめ衛生環境面の改善対策を図ること。」に関して、害虫については、本市が委託する清掃事業者が日々の清掃作業時に生息確認を行うほか、定期的に 生息調査を実施し、その結果に応じた駆除を実施することにより、適正な駆除及び発生防止に努めている。衛生環境面については、庁舎内の適正な空気環境及び清潔で使いやすい職場環境が保たれるよう、本市が委託する施設維持管理事業者が定期的に空気環境測定を実施するとともに、清掃事業者が日々清掃を実施している。引き続き、害虫の早期発見・駆除・発生防止に努めるとともに、適正な衛生環境の保持に努めてまいりたい。

2.職員の健康に配慮した労働安全環境の整備

(市)

 「①各所属における新型コロナウイルス感染症防止にかかる庁舎管理ガイドライン等を策定し、新型コロナウイルス感染症防止に向けた全庁的な対策を万全に図ること。」に関して、本庁舎における新型コロナウイルス感染症防止に向けた対策については、各所属に対し本庁舎における感染症対策を周知するとともに、換気の徹底等の取組を実施している。また、感染拡大防止を目的として、本庁舎の職員に感染の疑いが判明した際の取扱いについて、各所属に対し周知している。衛生環境面については、空気環境及び清潔な職場環境が保たれるよう、本市が委託する施設維持管理事業者が定期的に空気環境測定を実施するとともに、清掃事業者が日々消毒作業を含めた清掃を実施している。引き続き、感染症防止に努めるとともに、適正な対策の実施に努めてまいりたい。

「②便座シートの設置、洗浄機能付き便座の導入、消毒用除菌クリーナーの設置、また手洗い部分に消毒液の設置や手洗い用石けん液の改善を行うなど、トイレの改善を図ること。」に関して、実施中のトイレ改修において、便器の洋式化や温水洗浄機能付き便座の設置、オストメイトやベビーチェア、フィッティングボード等を配した多目的トイレや手摺設置ブースの増設を順次実施し、改善を図ってきたところである。その他項目については、状況を踏まえたうえで引き続き検討してまいりたい。

3.庁舎の空調等についての改善

(市)

 「 職員の安全衛生の観点から、適切な室内温度にするとともに、来庁者にとっても快適な環境となるよう空調の抜本的改善を図ること。 また、空調運転時間の拡大についても、職場繁忙実態に見合った対応を行うとともに、「時差勤務制度・休憩時間選択制度」の改正を踏まえた柔軟な対応を図ること。さらに、新型コロナウイルス感染拡大予防を実践するための、空調設定温度の見直し、換気のための虫除け対策などについて改善を図ること。」に関して、空調の改善については、これまで熱源機器や冷凍機器の更新等を計画的に行い、冷房能力の維持を図るとともに、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づき事務室内の環境測定を実施、環境把握に努めているところである。一方、建物構造上、抜本的な改善はできないことから、風量の調節などを行うとともに、機器のメンテナンスや清掃等を行い冷房能力の向上に努め、同法を基本とした適正管理を行ってまいりたい。空調運転時間については、災害対応時や夏季期間中等に時間延長を実施しているところである。なお、本庁舎における空調については、同法における必要換気量を満たし新型コロナウイルス感染リスク要因の一つである「換気が悪い空間」には当てはまっておらず、また、夏季期間は、外気温度及び湿度の上昇等による空調効率の低下により執務室環境の悪化が想定され、マスク着用による熱中症のリスクが高くなる恐れもあることから、原則窓の開放は行わないこととし各所属へ周知している。換気のための虫よけ対策については、必要に応じて手法等を検討してまいりたい。

4.事務所の狭隘化等についての改善

(市)

「事務スペースが狭隘となっていることから、この間実施された職制改正による部屋配置変更や、各職場の業務内容、さらには新型コロナウイルス感染拡大予防の実践を踏まえた狭隘実態の検証を行うとともに、必要な事務スペースを確保すること。」に関して、職制改正に伴う部屋の配置については、毎年、各所属職員数を事務室面積基準に照らし検証を行っており、引き続き事務室の適正な配置に努めてまいりたい。事務室の各所属への配置については、職員数の増減にあわせて事務室スペースの変更と配置の見直しを実施しており、新型コロナウイルス感染拡大予防の実践を踏まえた狭隘実態の検証を実施する等、引き続き事務室の適正な配置に向け努めてまいりたい。

 個々の要求項目については以上であるが、私共としましても本庁舎の各職場で働く職員が働きやすい職場環境を整備することは、重要な課題であると認識している。

 しかしながら、申し入れがあった項目の中には、その実現について、本市を取り巻く厳しい行財政状況や、技術的な問題の観点などから、現時点では困難なものも含まれている。

 私どもとしても、本庁舎における職場環境改善に関しては、限られた資源・経費等を有効に活用していくといった工夫も含め、今後とも、検討してまいりたいと考えているのでよろしくお願いする。

(組合)

 ただいま、市側より2021年度職場環境改善の申し入れについて、回答が示されたところである。

 本市を取り巻く厳しい財政状況など現時点での状況については、一定理解をするものではあるが、我々としては、9月29日に行った申し入れの際にも指摘したように、快適な職場環境の実現を通じて職場における職員の安全と健康を確保していくことは、職員が安心して働くという観点からも、市側が責任を持って改善していくことは大変重要と考えている。

 この間、大規模なトイレ改修工事が実施されてきましたが、本庁舎が老朽化する中で、設備の保守・点検の徹底はもとより、機器の更新など、安全で安心して利用しやすい庁舎への保守と改善に向け市側の責任ある対応をお願いしておく。

 さらに、甚大な自然災害発生の切迫性が指摘されているところであり、今後改めて防災体制のあり方について検討が必要と認識しており、危機管理事態に対応できる観点からも引き続きの検証をお願いしておく。 

 また、本庁舎各所属における職場環境の改善に関わり、各所属長と連携が必要な事項については、必要に応じて市としての誠意ある対応についてもお願いしておく。

 新型コロナウイルス感染症に対する対策については、各所属における対策がなされているところであるが、庁舎内全体の対策として万全の対策を講じる必要があると考えている。消毒や換気、飛沫感染防止をはじめ、空調管理の改善や、加湿対策など、万全の対策が講じられるよう改めて要請しておく。

 回答された内容については、障害を持つ職員、市民及び高齢者も含め多くの人々が安心して利用できる庁舎への改善に向け、引き続き市側の責任ある対応がなされることを前提に、不満な点も残るが、本日の回答をもって、2021年度職場環境改善要求について大綱了解することとする。

令和3年12月3日(金曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との事務折衝議事要旨

(組合)

それでは、事務折衝を始めさせていただく。

申入書の「1.職員、市民及び高齢者が利用しやすい庁舎への改善」①について、クレーム等はないか。

(市)

クレーム等はない。とは言え、そうした声がなくとも、より利用しやすい庁舎となるようにしたいと考えている。

(組合)

②について、現状どういった対応をしているのか。

(市)

 雨天時の滑り止め対策については、各玄関及び時間外出入口に吸水性の高いマットを設置するとともに、1階玄関ホールなどでは、清掃員が吸水性の高いモップを使用し雨水除去作業を実施するほか、利用が多い時間外出入口の階段に滑り止め対策を実施するなど安全対策に取り組んでいる。塗装も含めた滑り止め対策を行うことについては、大理石の美観維持の観点や相応の費用が発生することから、これらの点も含め、引き続き手法を検討していく。

(組合)

 ③について、廊下の減光措置だが、職員から暗いとの声がある。

(市)

廊下の減光措置については、「時差勤務制度・休憩時間選択制度」の改正に伴い、早出出勤の職員がいることや本市が委託する清掃事業者の従事開始時間に鑑み、今年8月から廊下部分の点灯開始時間を8時半から7時に早めている。夜間については18時消灯のままで変更していない。

(組合)

天気が悪い日には日中も暗いという声も聞いている。

(市)

蛍光管の間引きを行っているので、天気が悪い日にはそういったこともあるのかもしれないが、間引きは各所属主動で実施してもらっており、雲天時や暗い箇所など各所属要望に応じて蛍光管の再設置対応を行っている。

(組合)

庁舎内の照明のLED化等についてどう考えているか。

(市)

適正な照度を保ちつつ庁舎内の照明のLED化についても、今後、省エネ対策等の観点から、検討してまいりたいと考えている。

(組合)

 ④について、車椅子優先エレベーターや多機能トイレの利用方法について、現状、どのような手法で周知しているのか。

(市)

 多目的トイレの利用方法については、必要とされる方の優先利用に協力いただけるよう、扉にその旨を表示するとともに、メールにて各所属に周知している。

(組合)

 エレベーターについて8つあるエレベーターの内、2つは車椅子利用者の専用エレベーターなのか。

(市)

専用エレベーターではないが、その2つのエレベーターはボタンが低い位置にある等、車いす利用者の方が利用しやすい仕様となっている。

(組合)

 ⑤について、非常時に避難するのに支援が必要な職員等の把握はしているのか。

(市)

 毎年、各所属に避難の際に支援が必要な職員についての照会をかけて、把握している。

(組合)

 地震が発生した際には庁内アナウンスが自動で流れる等の対応はしているのか。

(市)

 震度レベルによって庁内アナウンスを流すかどうかを判断している。実際、2年前の大阪府北部地震の際は庁内アナウンスを流した。庁内アナウンスについては警備員が流すことになる。

(組合)

 ⑥について、現状とくに故障もなく問題ないという認識で良いか。また次の更新の予定はいつか。

(市)

 「異音がする」等の細かいものはあるものの、概ね問題ない。次の更新予定は計画では令和20・21年度としている。

(組合)

 ⑦について、害虫の発生状況はどうか。

(市)

 先日の調査で地下1階と地下2階の雑用室やトイレでゴキブリが10匹ほど確認されている。ねずみについては報告は受けていない。駆除については薬剤を塗布して行っている。

(組合)

 「2.職員の健康に配慮した労働安全環境の整備」の①について、各所属における新型コロナウイルス感染症防止にかかる庁舎管理ガイドラインの策定等に関してはどのような対応をしているのか。

(市)

 令和3年6月30日付け「市役所本庁舎における感染症対策について(通知)」において、各所属に対し本庁舎における感染症対策を周知するとともに、換気の徹底等の取組を実施している。また、感染拡大防止を目的として、本庁舎の職員に感染の疑いが判明した際の取扱いについて、各所属に対し周知している。

(組合)

 ②について、実施中のトイレ改修工事はいつ頃完成するのか。

(市)

 トイレ改修工事については工区を5つに分けて順次実施しており、今年度中には終える予定。

(組合)

 手洗い石鹸が以前に比べて泡立ちが悪いと感じるが問題はないのか。

(市)

 確かに泡立ちは悪いと感じるが、清掃事業者に確認したところ、石鹼液を薄めて使っていることもなく消費期限が切れているなどの問題もないとのことなので、問題ないと認識している。

(組合)

 除菌クリーナーについての設置についてはどう考えているか。

(市)

 これまでも検討してきてはいるが、現状は設置していない。状況を踏まえたうえで引続き検討してまいりたいと考えている。

(組合)

 「3.庁舎の空調等についての改善」について、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点で行っている対策等はあるか。

(市)

 空調運転時間については、災害対応時や夏季期間中等に時間延長を実施しているところであるが、令和3年6月30日付け「市役所本庁舎における感染症対策について(通知)」において、夏季期間は、外気温度及び湿度の上昇等による空調効率の低下により執務室環境の悪化が想定され、マスク着用による熱中症のリスクが高くなる恐れもあることから、原則窓の開放は行わないこととし各所属へ周知している。

(組合)

 「4.事務所の狭隘化等についての改善」に関して、こども青少年局や危機管理室で事務室が狭隘化しているという声を聞くが、各所属基準はクリアしているのか。

(市)

 クリアすべく事務室配置を行っている。

(組合)

 狭隘の実態調査・検証は定期的に行っているのか。

(市)

 毎年、新たな行政事務が発生すること等もあり、定期的に検証・検討は行っている。

(組合)

 可能な限り、改善されるよう努めていただきたい。

(市)

 次回、本交渉(回答)については令和3年12月9日(木曜日)17時15分からとし、場所は、本庁舎4階第1・2共通会議室で行う。市側のメンバーは、総務局行政部総務課長以下、計4名が出席する。

(組合)

 分かった。本支連側は6名が出席する。

2021年度職場環境改善に関する申し入れ

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令和3年9月29日(水曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

(組合)

2021年度職場環境改善について、次の通り申し入れる。

詳細については、事務局長より説明させていただく。

 

申入書

 

申し入れについては以上である。

なお、各要求項目については、大阪市職員労働組合 本庁支部連絡協議会と総務局間での事務折衝により取り扱うこととし、誠意ある対応を要請する。

 

(市)

ただいま、2021年度の職場環境改善に関して申入れをお受けしたところである。

様々な職場で働く職員が働きやすい環境を整備することは、本市事務事業の効率的な推進や市民サービス向上のためにも重要であると認識している。

一方、本市の財政状況は依然厳しく、引き続き、補てん財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化に取り組むとともに、限られた財源のもとで、一層の選択と集中に全市的に取り組むこととしている。

いずれにしても、本日は申入れをお受けしたところであり、技術的なさまざまな問題などもあるが、要求内容については、限られた資源・経費等を有効に活用していくといった工夫も含め、慎重に精査・検討を行い、事務折衝での交渉を行ったうえ、回答をお示ししてまいりたいと考えているのでよろしくお願いする。

 

 

(組合)

ただいま総務局より、職場環境改善についての考え方が示されたところである。

我々としては、快適な職場環境改善の実現を通じて職場における職員の安全と健康を確保していくことは、職員が安心して働くという観点からも、使用者側が責任をもって改善していくことが重要であると考えている。

特に、新型コロナウイルス感染拡大予防の実践が求められている中で、全庁的な対策が必要であると考えており、当局の責任ある対応を強くお願いしておく。

今後、予算措置も含め、障害を持つ職員、市民および高齢者も含め、多くの人が安心して利用できる庁舎への改善について、誠意をもって交渉するよう改めて要請しておく。

2021年度職場環境改善に関する申し入れ

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令和3年9月9日(木曜日)大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会(本支連)との交渉議事録

(組合)

市役所本庁舎における職場環境改善に関する申入れを、大阪市職員労働組合本庁支部連絡協議会として、申し入れたい。

申し入れ内容

1.職員、市民及び高齢者が利用しやすい庁舎への改善
  1. 各案内板の点字表示や階段の段差表示について、視覚に障害のある方も安心して移動ができるよう、わかりやすいものに改善すること。
  2. 雨天時に滑りやすい床材の1階玄関ホールや階段等で転倒することのないよう、滑り止め塗装を行うなど、安全対策を検討すること。
  3. 省エネ対策として廊下の減光措置について、弱視等視覚障害のある方も安全に往来できる適当な光度を確保すること。窓際の消灯推奨など執務室内の減光措置については、労働安全衛生の観点から、定期的な検証を行うこと。また、勤務時間外の廊下等の減光措置においては、一部点灯とすることや、フットライトの設置など改善を図ること。
  4. 実施中のトイレ改修工事の早期完成に努め、機能の充実を図ること。また、車椅子優先エレベーターや多機能トイレについて、本来優先される方が利用しやすくなるよう、利用方法についての周知徹底を図ること。
  5. 非常時に障害のある方も安全に避難できるように、必要な対策を講じること。
  6. エレベーターを安心して利用できるよう、引き続き保守・点検の徹底を図るとともに、効率的な運行に向けた改善を行うこと。
  7. 害虫駆除対策をはじめ衛生環境面の改善対策を図ること。
2.職員の健康に配慮した労働安全環境の整備
  1. 各所属における新型コロナウイルス感染症防止にかかる庁舎管理ガイドライン等を策定し、新型コロナウイルス感染症防止に向けた全庁的な対策を万全に図ること。
  2. 便座シートの設置、洗浄機能付き便座の導入、消毒用除菌クリーナーの設置、また手洗い部分に消毒液の設置や手洗い用石けん液の改善を行うなど、トイレの改善を図ること。
3.庁舎の空調等についての改善

職員の安全衛生の観点から、適切な室内温度にするとともに、来庁者にとっても快適な環境となるよう空調の抜本的改善を図ること。

また、空調運転時間の拡大についても、職場繁忙実態に見合った対応を行うとともに、「時差勤務制度・休憩時間選択制度」の改正を踏まえた柔軟な対応を図ること。

さらに、新型コロナウイルス感染拡大予防を実践するための、空調設定温度の見直し、換気のための虫除け対策などについて改善を図ること。

4.事務所の狭隘化等についての改善

事務スペースが狭隘となっていることから、この間実施された職制改正による部屋配置変更や、各職場の業務内容、さらには新型コロナウイルス感染拡大予防の実践を踏まえた狭隘実態の検証を行うとともに、必要な事務スペースを確保すること。

以上

 

申入れは本交渉とし、市職本庁支部連絡協議会のメンバー、計6名で申し入れる。

(市)

申入れ事項について、確認させていただく限り、交渉事項であると確認ができるので、了解した。

本交渉の日程は、令和3年9月29日(水曜日)17時15分からとし、場所は、本庁舎4階第1・2共通会議室で申入れを受ける。

市側のメンバーは、総務局行政部総務課長以下、計4名が出席する。

申入れ以降の交渉の進め方については、事務折衝としたいがどうか。

(組合)

わかった。事務折衝のメンバーは、改めて調整する。

(市)

申入れに対する回答は、事務折衝を経て、本交渉において回答する。

本予備交渉、今後の事務折衝、本交渉の議事録は、双方内容確認のうえ、市HPにて公表する。

また、本交渉はプレスオープンとし、本交渉(申入れ)の日程についても、市HPに報道発表する。

(組合)

わかった。

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