ベトナム国・ホーチミン市における「給水装置施工技術普及促進事業」現地活動の実施について
2024年3月7日
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大阪市水道局では、ホーチミン市水道の漏水改善に向けた「給水装置施工技術普及促進事業」を実施しています。
当該事業は、在阪の民間企業と共同で独立行政法人国際協力機構(JICA)「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業(注)(2015年第1回公示)」に提案・採択されたもので、ホーチミン市水道における漏水改善対策の一環として、配水管から給水管を分岐するために用いるサドル付分水栓の取付に係る施工ライセンス制度の導入を図るなど、給水装置工事の施工監理能力の向上を目的とするものです。
今回、当該事業における現地活動として、ホーチミン市において同市の水道事業を運営・管理するホーチミン市水道総公社(SAWACO)と施工ライセンス制度に関する協議等を行い、技術的な課題や改善点など水道事業者の立場から助言等を行うとともに、ホーチミン市近郊の都市であるバリア・ブンタウ省の水道事業者であるバリア・ブンタウ省水道株式会社(BWACO)を訪問し、SAWACOで運用予定である施工ライセンス制度のホーチミン市以外の地域への展開(拡大)の可能性の調査などを行いました。現地活動の概要
対象都市:ベトナム国・ホーチミン市及びバリア・ブンタウ省
活動期間:2018年3月21日から24日まで(移動日含む)
主な活動内容:
- サドル付分水栓穿孔に関する模擬講習会の開催
- SAWACOとの施工ライセンス制度に関する協議・意見交換
- BWACOとの施工ライセンス制度に関する協議・意見交換
サドル付分水栓穿孔に関する模擬講習会の状況
サドル付分水栓穿孔に関する模擬講習会の状況
SAWACOとの協議状況
BWACOとの協議状況
本市出張者
- 水道局総務部技術調整・事業開発担当課長
- 水道局総務部経営改革課事業開発担当課長代理
- 水道局総務部経営改革課担当係長
(注)JICA「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」
JICAにおいて平成25年度より開始された民間企業を対象とした提案公募型事業であり、民間企業の持つ製品、技術、システムの普及促進による開発途上国の社会・経済開発を目的としている。
(参考) 給水装置施工技術普及促進事業の概要
実施期間:2017年8月1日から2018年12月28日まで
実施体制:株式会社タブチ(本社:平野区)、大阪市水道局
主な事業内容:給水装置工事に関わる施工ライセンス制度の導入を図るための技術支援
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