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ふだんのくらししあわせレポートその1~犬とともに社会貢献を けあ工房夢いろ 河合伸朗さん~

2016年8月5日

ページ番号:371013

ふだんのくらししあわせレポート について

地域福祉ってなんでしょう?

住之江区では、ひとりではできないことも、2人以上の人々がつながって知恵と力と思いを合わせることで「ふだんのくらしのしあわせ」をつくり出し支えあうことだと考え、ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画を策定しています。

ふだんのくらししあわせレポートその1~犬とともに社会貢献を けあ工房夢いろ 河合伸朗さん~


施設に訪問中の河合さんとみわ(シーズ6か月メス)

わんにゃんパトロールを始めたきっかけ

―わんにゃんパトロールを始めたきっかけを教えてください。

私は以前にNPO日本レスキュー協会に所属していました。協会にいるときにドッグセラピー部門を担当しており、そのノウハウを活かして住之江区でもセラピードッグを普及したいと考えて、会社を作りました。現在、全国的にわんわんパトロールの取り組みが行われており、住之江区でも、わんわんパトロールを取り組めないかと、最初は加賀屋地域がご協力いただけることになり、続いて、安立、敷津浦、粉浜、と徐々に活動の場所を広げて、ゆくゆくは区全体でやりたいと思い始めました。

 

―初めはセラピードックに関わられたんですね。

はい。20年ほど前、私は介護老人保険施設に勤めていました。ある日見学に訪れた施設でセラピードッグを初めて見ました。とても感動して、協会のことを教えてもらったり、ちょうどそのとき募集していたセラピードッグのトレーナー育成事業のチラシをもらったりしたことがきっかけです。

 

―そんなに感動されたんですか?

20名が円になって座ってゲームをするんですが、普段しゃべらない方が犬をなでるだけで元気なります。施設のスタッフさんが「○○さんが犬を見て笑って、話しかけて、自分から近寄っている!」と驚くほど自発的な行動をとりだす人もいます。泣いたり、笑ったり、話しかけたり、感情が出てきます。また、リハビリでは普段はあがらない手が、犬とキャッチボールをしているときには自然とあがっているという経験をされる方もいます。普段は怒鳴って怒っていることが多い方も犬と触れ合うことで落ち着いて過ごせることもあるようです。犬に水をあげることで明るくなる人もいます。普段は何かをしてもらう立場の人たちが、犬に何かをしてあげる立場になることで、役割意識を持って良い効果が出ているのかなと思います。このような体験をとおして、人間にはできないことが犬にはできるんだなと思いました。その後、セラピードックについて3年間勉強して協会に入りました。協会では広報担当や理事も勤めさせていただき、独立して今に至ります。協会とは募金活動や震災支援、慰問活動等で協力させていただいています。今後も、犬とともに社会貢献できたらと考えています。

 

―犬とともに社会貢献を、という思いで「わんにゃんパトロール」もされているんでしょうか。

ええ。区内には、高齢者の介護、オレンジリングの認知症サポーター活動、見守りあったかネット事業など、いろんな福祉に関わる活動がありますし、私自身も会社として福祉に関わってきました。わんにゃんパトロールの特徴は「犬の散歩をしながら見守る」という点です。普段どおりの散歩をしながら、徘徊や虐待に意識を留めて自分の周囲を見守り、何かあれば周囲に知らせる、ということをやらなあかんのかなぁ、と思っています。

 

―犬の散歩と見守り活動の組み合わせはおもしろいですね。

はい。犬の散歩は、大体の方が朝と夜に毎日行くんです。散歩をしているときはリラックスして快適に過ごせていると思います。人間だけで歩いていてすれ違っても、知っている人同士でない限り、特にコミュニケーションをとることはないと思いますが、犬の散歩をしているときは、犬同士もコミュニケーションをとりますし、人間同士も犬を通して挨拶をしたり声を掛け合ったりします。わざわざ「見守り」や「パトロール」をするのではなく、そんなリラックスした普通の散歩をしながら、見守り活動をすることが良いのだと思います。

 

―現在の活動の様子を教えてください。

現在はパトロール隊員は70名ほどです。少しずつ増えています。いろんなイベントでPRをすると、大体2~3名ずつ新たに加入していただいています。将来的には隊員を1000名に増やすのが目標です。認知症の方、徘徊をされる方、障がいのある方、虐待問題など、いろんな面の見守りをしています。一石二鳥でなく、三鳥、四鳥、となるよう、いろんな面で地域を見守れたらと考えています。車や自転車と違ってわんにゃんパトロールは狭い路地にも入っていけますので、それも強みだと思っています。


わんにゃんパトロール中の河合さんとげんき(ゴールデンレトリバー4歳オス)

人と犬が共存共生できる社会

―現在の活動の様子を教えてください。

現在はパトロール隊員は70名ほどです。少しずつ増えています。いろんなイベントでPRをすると、大体2~3名ずつ新たに加入していただいています。将来的には隊員を1000名に増やすのが目標です。認知症の方、徘徊をされる方、障がいのある方、虐待問題など、いろんな面の見守りをしています。一石二鳥でなく、三鳥、四鳥、となるよう、いろんな面で地域を見守れたらと考えています。車や自転車と違ってわんにゃんパトロールは狭い路地にも入っていけますので、それも強みだと思っています。

 

―今後はどんな活動を予定されていますか?

わんにゃんパトロール隊員同士が集まって何かできないかと考えています。例えば、隊員による高齢者の方の訪問です。アニマルセラピー訪問を隊員の希望者で行ったり、入院中の高齢者の方のペットのお世話をしたり、といろいろと考えています。今までも2~3事例があります。

 

―将来的にやってみたいことはありますか。

パトロール隊でもっといろんな活動をしたいですね。いつかやってみたいと考えているのは、徘徊している方を捜索する犬を育成することです。育成方法など、なかなか難しい部分もあるのですが、やってみたいですね。

また、震災時のペットの問題にも関心があります。震災時にペットを置いて自分だけ逃げたことで悩む飼い主の方がいます。置いてきたペットを連れ戻しに行って津波の被害にあった人もいます。公共避難所ではペットが入れないところが多くありますので、飼い主自身が自分で探し把握しておくことも必要です。飼い主への啓発についても、ペットを飼ったら「最後まで面倒をみよう」という意識を持っていただきたいですし、ペットショップなどにも啓発が必要だと思っています。ペットを飼えなくなった飼い主が相談できるような仕組みを作りたいと思います。もちろん、現在行っているわんにゃんパトロールをもっと充実させていきたいですね。

 

―それでは最後に河合さんにとって「地域福祉」とはなんでしょうか。

人と犬が共存共生できる社会です。まだまだマナーが悪い飼い主がいます。犬と人との溝ができていると思います。犬は以前よりも室内で飼われることが増えました。また、犬がいるからお互い仲良くなれるとも思います。普通にすれ違うだけでなく、毎日挨拶する犬を通じてすれちがうだけの関係性が変われます。人と犬が共存して暮らせていけたら幸せだと思います。人が犬を受け入れる、犬で人が癒される、そんな環境であればいいと思います。


イベントに参加中の河合さんとげんき(ゴールデンレトリバー4歳オス)


けあ工房夢いろ 代表 河合伸朗さん
認定NPO法人日本レスキュー協会理事
犬と共に社会に貢献することを理念に、わんにゃんパトロール隊(散歩のついでに気軽にできる防犯パトロール)・わんにゃん訪問隊(福祉施設へのセラピー訪問)・わんにゃん防災フェア(災害発生時のペットとの避難を考える)・その他、イベント参加やマナー講習等の企画・開催等を行い。住み慣れた住之江区で、人と犬達(ペット)が共存・共生できる社会を目指す。

ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画~について

住之江区では、地域福祉にかかる行動計画のあり方として、現状の地域における様々な取組みを踏まえたうえで、そこから課題を抽出し、課題を解決するために、地域において現実的に実施可能な取組みを具体的に示すとともに、区全体の課題に対する具体的な取組みを示すため、「ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画」を策定しました。

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電話:06-6682-9857

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