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ふだんのくらししあわせレポートその6 高齢化と身近なお金の管理

2020年12月10日

ページ番号:405366

ふだんのくらししあわせレポートその6

ふだんのくらししあわせレポートについて

地域福祉ってなんでしょう?

住之江区では、ひとりではできないことも、2人以上の人々がつながって知恵と力と思いを合わせることで「ふだんのくらしのしあわせ」をつくり出し支えあうことだと考え、ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画を策定しています。

ふだんのしあわせレポートでは、住之江区の「ふだんのくらしのしあわせ」を作り支える方々をご紹介します。

誰でもいつかは年をとります。年齢を重ねるごとに、今は簡単にできていることが、だんだんできなくなっていきます。「計画的にお金の支払いができるか不安」「通帳やはんこなど、どこに置いたか忘れてしまう」といった高齢者の身近なお金の管理について、高齢者の生活を支えている南大阪ヘルパーステーション西田さんにお伺いしました。

-お仕事をとおして、どのような高齢者のお金の管理の問題を目にすることがありますか?

西田さん:急に認知症を発症された方で、いろんな支払いができていなかったり、督促のハガキが溜っていたりする場面に出くわしたことがありました。ライフスタイルが変わって収入が減ってきているのに今までどおりの生活をしてしまい、支払いが滞ってしまったりしてしまう方もおられます。私は平成12年からヘルパーの仕事をしていますが、私がヘルパーを始めた10数年前は、ヘルパーもケアマネージャーも利用者さまに、お金の管理についてどうこう言えない状況でした。今は社会福祉協議会のあんしんサポート事業のような第三者が金銭管理をする事業があったり、利用者さまご本人と話し合ったうえで本人の意思で、一定条件のもと、最低限食べるのに困らない額のお金を事業所で預かったりすることもあります。

 

-本人以外がお金を管理する難しさはありますか?

西田さん:ご本人にとっては「私のお金」ですから、お金を預けるにはきちんと話しあうことが必要です。年金などのお金の管理についても、最低限のお金だけを預かるとはいえ、長い時間をかけて信頼関係を築くことと本人の意思が必要です。お金の管理が困難になられた方で自己管理されている方には、「今日の夕食何食べられますか?」とか「明日の朝ごはんは何食べられますか?」といったように、それとなく会話の中で、利用者さまが無理なく生活できているかをお声がけさせて頂きます。認知症等による被害妄想から人を受け容れられなくなっている利用者さまとは、訪問を重ねて仲良くなって人間関係をつくっていきます。逆に、人を信じすぎている利用者さまにもいろいろと困りごとが起こります。

 

-高齢者を狙ったお金の犯罪もありますね。

西田さん:認知症になると人の顔を覚えられなくなったり、何にでも「ハイハイ」と答えたりして、知らない人にも支払いがあると思いお金を渡したり、高額な物を訪問販売で買ってしまわれたり、相手の方は悪質かどうかわかりませんが、食べる物もない状況なのに、訪問販売や通信販売で本人には不要や良く分からない物が届くこともありました。過去には、利用者さまのクーリングオフを手伝ったこともあります。認知症の方は自分の意志ではないところで「はい」と言ってしまったり、はんこを押してしまったりします。みんなで少しずつ気にかけてあげて、サポートできればと思います。

 

-私たちが少しずつでもできることって何でしょうか。

西田さん:近所の方、家族、ヘルパーやケアマネージャーなど今までに利用者さまが関わって来た人同士が、日ごろから声かけをしてつながっていくことが大事です。例え知らない人同士でも挨拶ができるような環境であればなおいいですね。挨拶を重ねて知り合いが知り合いを生みます。「何件隣のおばちゃん」といった存在がいればいいですね。地域の人、町会長やネットワーク推進員や民生委員の力は大きいです。

 

-私たち自身も将来高齢者になります。今からできることは何かありますか。

西田さん:今現在の高齢者の方のお金や生活を守りたいことはもちろんですが、55歳位になったら自分が高齢者になったときにどうしてほしいかを自分の意志で決めておくことも大事だと思います。いつまで自己管理をしていけるか、こういう状況になったらこうしてほしい、といったことを自分の意志で決めておきたいですね。認知症になって自己管理できなくなる前に決めておけるように、家族や周囲の方同士で、将来高齢者になったときのことをお互いに聞いておいてもいいと思います。中高年層が自分の意志で将来を決めることを学べる勉強会を開くのも介護予防のひとつになると思います。

-西田さん、ありがとうございました。

 

問合先:保健福祉課(地域福祉担当) 電話 06-6682-9906 ファックス 06-6686-2040

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