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ふだんのくらししあわせレポートその10 なんでも相談してみよう! 障がい者・高齢者・こどもの暮らしなんでも相談会

2020年12月10日

ページ番号:431287

ふだんのくらししあわせレポートその10

ふだんのくらししあわせレポートについて

地域福祉ってなんでしょう?

住之江区では、ひとりではできないことも、2人以上の人々がつながって知恵と力と思いを合わせることで「ふだんのくらしのしあわせ」をつくり出し支えあうことだと考え、ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画を策定しています。

ふだんのしあわせレポートでは、住之江区の「ふだんのくらしのしあわせ」を作り支える方々をご紹介します。

毎月第2金曜日に住之江区役所内にて開催される「障がい者・高齢者・こどもの暮らしなんでも相談会」(以下、なんでも相談会)には、障がい者ご本人の生活の困りごと、高齢のご近所さんへの心配ごと、気になる子や障がいをもつ子などの悩みごと、といろんなジャンルの相談ごとがやってきます。なんでも相談会を実施する、住之江区地域自立支援協議会相談支援部会委員長 陶延彰(すえのぶあきら)さんに、お話をお伺いしました。

住之江区地域自立支援協議会相談支援部会委員長 陶延彰(すえのぶあきら)さんの写真

住之江区地域自立支援協議会相談支援部会委員長 陶延彰(すえのぶあきら)さん

― なんでも相談会はどのようにして始まったのでしょうか。

陶延さん:なんでも相談会は、住之江区自立支援協議会相談支援部会が中心となって運営しています。部会に所属する施設や団体が持ちまわりで協力して相談会に参加しています。元々は、部会の中で、ワンストップで相談受付ができる機会が必要だという意見があがったことから始められました。

 

 ― 毎回何人ぐらいの方が利用されていますか?

陶延さん:毎回、1~4組の方が相談に来られます。相談に来られる方は、障がいのある当事者よりも親やご家族の方が多いです。最近は特に精神障害についての相談が多くなっていると感じています。身体障がいの場合は支援機関につながりやすいのですが、精神障がいの場合はどこに相談していいかわからない人が多いようです。高齢者が地域包括支援センターに相談に行くことが定着してきているように、障がいに関する相談はなんでも相談会に相談する、ということが定着すればいいなと思います。

 

― なんでも相談会という名前の相談会ですが、どんな相談でも受け付けておられるんでしょうか。

陶延さん:福祉以外の分野の相談はお受けし難いのですが、部会に所属する施設や団体がそれぞれの得意分野を生かして相談に対応します。あらかじめ1週間前に予約があったら対応できるように体制を整えていますが、多くは駆け込みでの相談ですので、こちらも頑張って相談を受けています。

 

― 相談を受けた件について、相談後はどのように対応されているんでしょうか。

陶延さん:もちろん個人情報には配慮したうえですが、部会で相談された内容を共有して何かしらアイデアがないか話し合ってうまく解決することもあります。住之江区障がい者相談支援センターとも連携して、継続して支援していくこともあります。

 

― 陶延さんご自身も障がいを持つ当事者ということですが、当事者の立場からは支援についてどのように考えておられますか。

陶延さん:精神障がいは一見わかりにくく、本人が差別や偏見を恐れて隠して生活している場合があります。中には支援を求めていなかったり、支援につながらずに周りに障がいがあることを言わず、ひっそりと暮らしている当事者もいます。どうしても目立つ障がいのある人が周りには認識されやすいですが、ひっそりと暮らしている人もいるんですよ。おとなしく暮らしていると周りにはわからないと思います。

 

― 精神障がいのある方にとって、コミュニケーションにおいて困ることはどんなことでしょうか。

陶延さん:障がいがあることで周りから差別を受けるかどうかはわかりませんが、周囲と関わることがしんどいということは間違いありません。周囲のコミュニティの結びつきが強いほどしんどいです。私の場合、外出して誰かに出会うと「何やってるの?」と聞かれることが怖かったです。周りの人は誰もが仕事をしている前提で質問してきました。ですので、強い結びつきのあるコミュニティではなく、人と距離が保てる都会のような環境のほうが楽でした。外出すると、恐怖、ドキドキが起こって大変でした。家にいるしかなかったです。吐き気もしてきますし、生活すること自体が辛かったです。私自身は、今は寛解していますので、障がいがあるようには見えず活動できていますが、障がいとは長くつきあっていきます。

 

― 一見するだけでは、わかりにくい障がいもあるんですね。

陶延さん:障がい者もいろいろ、病気もいろいろです。症状の出かたも人によって違います。私は障がい者のイメージを変えたいと思っています。働いていくためにも自分の健康管理は重要です。ヘルパーの後輩にも「無理をして飛ばすな、自分だけの体じゃないんだ」と言っています。働く準備ができれば、障がいがあってもいろいろな形で働いていけるんだと思っています。

 

― 陶延さんは支援者であり障がいのある当事者でもありますが、当事者が支援することについてはどう考えておられますか。

陶延さん:所属している夢宙センターの考え方は、「当事者主体」です。制度のないところから切り開いてきた自負があります。支援者が手助けしすぎると頑張れなくなることもあります。当事者が「立とう」と思った時こそが支援が必要なんです。当事者同士は対等です。そのことが大事だと思います。当事者が自己責任を持ち決定する、という理念を持った事業者が増えたらいいと思います。私を含めて精神障がい者は、地域で生きているのなら社会のルールを当然守らなければいけないと強く思っています。私は当事者でよかったです。病気で苦しい時代を経験しています。攻撃的になり不適切な行動をとってしまうことも、自分への対処方法を学べば大丈夫なのだということを含めて精神障がい者のロールモデルになりたいと思います。

 

― なんでも相談会については、今後はどのようにしていかれたいですか。

陶延さん:障がいを持つ当事者の立場としても、相談支援専門員の立場としても、もっといろんな人が相談に来られるよう裾野を広げたいです。

住之江区ネットワーク推進員連絡会でなんでも相談会について説明する陶延さんの写真

住之江区ネットワーク推進員連絡会でなんでも相談会について説明する陶延さん

陶延彰(すえのぶあきら)さんの写真

陶延彰(すえのぶあきら)さん
住之江区地域自立支援協議会相談支援部会委員長、相談支援専門員、愛称すえっちの名で当事者としても活動中。

障がい者・高齢者・こどもの暮らしなんでも相談会

日時:毎月第2金曜日11:00~14:00

場所:住之江区役所内(4月、5月は1階1-1会議室)

問合せ:住之江区障がい者相談支援センター 06-6657-7556

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大阪市住之江区役所 協働まちづくり課地域支援

〒559-8601 大阪市住之江区御崎3丁目1番17号(住之江区役所4階)

電話:06-6682-9734

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