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すみのえ学びレポート 特別インタビュー「荒川大輔コーチに聞いてみよう!」

2021年5月26日

ページ番号:531292

住之江区では、平成29年度から“咲洲ウェルネスタウン計画”の取組みの一環として、北京オリンピック銀メダリスト朝原宣治さんが主宰し、大阪ガス株式会社が運営する陸上競技クラブ「NOBY T&F CLUB 」所属のコーチを招き、NOBYメソッドを取り入れた運動プログラム(以下、NOBYプログラムと言う。)を南港地域の小中学校の授業に導入しています。

開始当時からコーチとして関わっていただいている荒川大輔さんに陸上競技を始めたきっかけや、NOBYプログラムをとおして子どもたちに伝えたいメッセージをお伺いしました。

「NOBYメソッド」とはコオーディネーション理論や子どもの発育発達理論をもとに「身のこなし」を巧みにするためのプログラムです。
南港光小学校での授業の様子

荒川コーチに聞いてみよう!

陸上競技を始めたきっかけは?

小学生の時はプロ野球選手を目指していましたが、小学6年生で肘を痛めて2年間ボールを投げることができなくなりました。陸上競技は、体力づくりを目的としたトレーニングの一つとして始めました。もともと、走るのは速かったので、短距離走を専門にしていました。

ある時、走り幅跳びと出会いました。やってみたら案外跳べたんです。練習をすると、毎週30㎝ずつ、3週間で90㎝も記録が伸びました。

野球を続けるという選択はなかったんでしょうか?

中学2年生の時に、野球と陸上のどちらをとるかの選択を迫られました。プロを目指していたので、中学時代に野球をするなら、部活よりも外部の野球チームでやりたいと思っていました。どのチームに入るか考えていましたが、家庭の都合でチームに入ることは難しい状況でした。そこで、陸上競技の走り幅跳びを選びました。

もし、その時の家族の状況が違っていたら、違った選択もあったと思いますが、その時としてはベストな選択をしたと思っています。

競技を続けていくうえで辛いことはありましたか?

インタビューを受ける荒川大輔コーチの写真

中学を出て、高校でも走り幅跳びを続けましたが、2度の骨折を経験しました。

1度目は高校2年生の8月に開催された香川県での全国大会の予選で、2度目は同じ年の12月に、どちらも足首を折りました。折れた時は「パキン」と音が鳴るのがわかりました。

2度目の骨折のときには、競技をやめるかどうかの判断を迫られましたが、幸いリハビリをすると治りました。そこから少し意識が変わりました。

どのように意識が変わったんでしょうか?

それまではあまり意識をしていませんでしたが、骨折をしてからは陸上競技が私の心の拠り所であることを実感し、「陸上競技がある生活」が自分にとって大切で心地よいものだと思うようになりました。

骨折をするまでは、自分には「走り幅跳び」しかないと思っていたので、そこで頑張ることは当然のことでした。だからこそ、リハビリをして骨折を治して、「陸上競技がある生活」を大切に思うようになったことで、社会人になっても競技を続けていられるのだと思います。

これまで選手としてご活躍され、今はコーチとしてもご活躍ですが、NOBYプログラムに関わるきっかけは何でしょうか?

2009年に朝原さんからお声がけいただきました。その時は同志社香里中学校・高等学校で非常勤講師を務めていました。2008年のベルリン世界選手権大会に現役選手として出場する一方、職場からは正規の教員としてのお誘いもいただいていました。

「このまま続けていていいのか」と、自分の将来について考えていた時期だったこともあり、グッドタイミングとばかり、NOBYプログラムにコーチとして関わることを決めました。朝原さんとは以前にトレーニングでご一緒したこともあり、面識はありましたが、私にとっては雲の上の存在でしたので、声をかけていただき嬉しかったです。

朝原さんから見て、私は元教師ということもあり、コーチに必要な「教えるスキル」があると期待していただけたかな、と思っています。

住之江区では南港地域の小学校を中心に、NOBYプログラムのコーチとしてご活躍です。小学生に教えるときの工夫はありますか?

小学生は素直です。反応がはっきりしているので「おもしろい」「おもしろくない」がわかりやすいですね。

指導者と生徒というよりは、「一緒に運動しよう!」「一緒にやってみよう!」という気持ちで接するようにしています。子どもたちとなるべく同じステージに立って、上下関係ができないように心掛けています。

南港桜小学校での授業の様子

子どもと言っても同じ「人」です。子どもたちと比べて、私の方が知っていることがちょっと多い、というだけです。私が知っていることを子どもたちに教えて、子どもたちからは私が知らないことを教わります。子どもたちとは教えあう関係でありたいと思います。

NOBYプログラムをとおして子どもたちに伝えたいことはありますか?

体力をつけることで好きなことに熱中してほしいです。体力は何をするにも必要です。運動だけのために運動をしなくていいと思います。

体力があれば集中力をコントロールすることができるので、運動以外のことにも役立ちます。いろんな運動を体験することで、子どもたちそれぞれに合った興味につながっていくと思います。

住之江区のこどもたちにメッセージをお願いします

いろんな体験をとおして、心地よい場所をいくつも見つけてください。心の拠り所を一つに絞らないでほしいと思います。

高校生時代の私にとっては、陸上競技が心の拠り所でした。骨折が治って競技に復帰できて、「陸上競技がある生活」を選べましたが、もし競技に復帰できていなかったら、私は高校2年生で既に「何も選べない」状態になっていたかもしれません。そうならないためにも、いろんな心地よい場所、心の拠り所があれば、例え気持ちが沈んでしまうことがあっても、救われるんだと思います。

荒川コーチプロフィール

荒川大輔コーチの写真

NOBY T&F CLUBヘッドコーチ

2007年、2009年、20012年における日本選手権走り幅跳び優勝

2007年大阪、2009年ベルリンにおける世界陸上走り幅跳び日本代表

2017年世界マスターズ走り幅跳びM35金メダリスト

自己ベスト:8m09

広報紙4月号にも掲載しています!

住之江区広報紙「さざんか」4月号においてもインタビュー内容の一部を掲載しています。

ぜひご覧ください!

データ版住之江区広報紙「さざんか」

今後、広報紙において学校を支える人々や取組みを連載していきますのでお楽しみに♪

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電話: 06-6682-9993 ファックス: 06-6686-2040

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