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新たな地域コミュニティ支援事業者等の評価結果の公表について(平成28年度期末)

2019年9月24日

ページ番号:406812

  平成28年度における「新たな地域コミュニティ支援事業」による地域支援を評価及び検証し、その結果を今後の事業展開に反映させ事業効果を高めるとともに、次年度の地域活動協議会の支援のあり方について検討するため事業者評価を行いました。

 評価結果は、次のとおりです。

新たな地域コミュニティ支援事業にかかる受託者の評価結果について(平成28年度期末)

期末評価

1 取組実績の評価(1):事業の実施状況の評価

【評価項目】

 (1)自律的運営に向けた地域活動協議会の取組(イメージ)

①「地域課題への取組」にかかる支援の実施状況

②「つながりの拡充」にかかる支援の実施状況

③「組織運営」にかかる支援の実施状況

④「区独自取組」にかかる支援の実施状況

【評価】 B

【理由】

  • 地域課題への取組にかかる支援については、積極的に各地域へ出向き、地域の状況や相談者に合わせて工夫した支援を適切に行っている。また、地域実態やニーズの把握が行え、適切な組織運営を行うための関係機関との連絡調整や、他地域での経験を活かした情報提供、アドバイス等を実施しており評価している。
  • つながりの拡充にかかる支援については、Twitterを用いたイベント・事業の情報発信や地活協広報用のパンフレットをUR等マンションに配架し、地活協についての広報活動の支援を実施し、認知度アップに貢献している。
  • 組織運営にかかる支援については、会計面において、マニュアル・会計帳票・監査様式等を提供し、地域へ出向き各事業担当者への説明会を開催するなど、顔の見える関係を築き、きめ細やかな支援を行っている。また、継続的な支援の結果、補助金の会計処理において着実にスキルが向上しており、補助金の公平性、透明性の確保にむけて効果をあげていることは評価できる。
     しかし、会計担当者の変更により、地域によってはスキルの低下も見られるため、今後はそれらに耐えうる具体的支援の提案を期待する。

2 取組実績の評価(2):事業の実施体制等の評価

【評価項目】

  (1) 自由提案による地域支援の実施状況

  (2-1) スーパーバイザー、アドバイザー及び地域まちづくり支援員の体制

  (2-2) フォロー(バックアップ)体制等

  (3) 区のマネジメントに対応した取組

【評価】 B

【理由】

  • 『地域編集塾』については、実現可能な事業案も多く立案され、定期的な話し合いの場の必要性について着実に認識も向上している。また、例年に比べ若年層の参加が多くなり、新たなつながり、拡がりが見られたことは評価できる。ただし、実施回数が少なくなったことは残念である。今後は、事業案の創出だけで終わらず、事業の実現に向けて優先度・時間軸・人数軸等で分析し、協働(コラボ)の機会を設けるためには、どのような形、場を設け協働先とマッチングを行うかなど具体的な方法等、提案されることを期待する。
  • 『地活協シンポジウム』については、社会的ビジネスや特徴的な活動・従事者確保のための取組みなどへの認識の向上といった効果が得られ、先駆的実践者からの具体的な活動の講演により、地域課題の解決等につながると推測される。また、地活協の運営が定着しつつあるこの時期に開催したことは、地活協の役割や地域課題を再確認する上で効果があったと評価できる。また、先駆的実践者による活動報告や同じ事業に従事する実践者間での話し合いの場を多く創出することは、地域間による相乗効果が得られるため、今後も取組みを進めていくことを期待する。課題として、このような会を開催しても事業案の参考とはなるが、具体的な事業の実施までには至っていない。今後は、事業が実施されるための具体的なプロセスの提案まで行われることを期待する。
  • 事業の実施体制としては、欠員等もなく、日常的にはアドバイザーの指示のもと、3名の支援員が連携・協力しながら業務を遂行している。また必要に応じてスーパーバイザーとの連携も良好に行っており、引き続き現体制を確保してほしい。
    「地域編集塾」の開催時等、通常の体制では対応できず臨時的に増員が必要な場合は、受託元の住吉区社会福祉協議会や、区内4包括圏域に配置されているコミュニティソーシャルワーカーなどへ応援要請を行うなど組織力を活かした十分なフォローアップ体制が構築されている。

3 区の方針・戦略を踏まえた今年度の重点支援策(取組)に関する評価

【評価項目】

  (1) 『地域編集塾』等ワークショップの開催

  (2) 補助金実務者会議・会計説明会

  (3) 地域見守り支援システム(地域福祉の推進)

  (4) 社会的ビジネス

【評価】 B

【理由】

  • 『地域編集塾』については、定期的な話し合いの場の必要性について認識も向上しており、新たなつながり、拡がりが見られたことは評価できる。
  • 『補助金実務者会議・会計説明会』については、マニュアル・会計帳票・監査様式等を提供し、適切に説明・個別支援を行っている。会計処理にかかる説明についても、区内全体版・地域版・各事業担当者版と、地域へ出向くなど、顔の見える関係を築き、きめ細やかに行っている。また、継続的な支援の結果、総括会計担当者については、補助金の会計処理において着実にスキルが向上しており、補助金の公平性、透明性の確保にむけて効果をあげていることは評価できる。
     ただし、会計担当者の変更により、地域によってはスキルの低下が見られるため、今後はそれらに耐えうる、具体的支援の提案を期待する。
  • 『地域見守り支援システム』については、派遣元の区社協が受託事業実施を行っていることから、システムの構築について、綿密な連携を図りながら、受託者が区役所と地域とのパイプ役を果たすなど側面的支援を行っており、事業がスムーズに進んでいる。今後は、区社協全体で取り組み作成している、地域の情報が記載された地域台帳を地域診断に反映させ、地域ごとのきめの細かい支援につなげることを期待する。
  • 『社会的ビジネス』については、自主財源確保による地活協の自立運営に向けた支援と 『地活協シンポジウム』の開催を契機に、多くの地域において社会的ビジネスへの関心が高まり地域活動においても活性化し、新たな公募申請へとつながっており評価できる。今後も、事務手続きが煩雑であるため、継続的な支援に期待する。

4 取組効果の評価(アウトカムに対する評価):目標等の達成状況の評価

【評価項目】

  (1) アンケート調査

  (2) 自律的運営に向けた地域活動協議会の取組(イメージ)

①「地域課題への取組」の達成状況

②「つながりの拡充」の達成状況

③「組織運営」の達成状況

④「区独自取組」の達成状況

  (3) その他の効果のあった内容

【評価】 B

【理由】

  • アンケート調査の結果より、一定の組織運営ができる体制は構築されたが、今までのような一律的な支援では自律的な地域運営においての効果は期待できなくなっていると考えられる。自律的な地域運営とはどのような状態にあるのか等、基本的な部分も含め、引き続きの広報活動を期待する。
  • 地域活動協議会会長会においては、毎回まちづくりセンターの情報発信の時間を設け、会計・広報・各種事務手続き・会議開催・消費者問題等の会務運営・事業実施に有効な情報発信を行っている。また、日常的にも地域へ頻繁に出向き、地域の情報の聞き取りや支援のニーズの把握を行っていることから、適切な支援が行えており評価できる。
     今後は、世代間交流による担い手育成と人材発掘の場を地域へ提供し、区社協との情報交換・共有をより深め、地活協キーパーソンと活動者の支援比重について平均化できることを期待する。

 

5 総合評価

 上記の評価を踏まえ、総合的に評価

 (1) 総合評価〔1〕

①地域課題等の把握・分析・整理

    【評価】 B

    【理由】

    • 『地域編集塾』は、話し合いの場(地域課題等把握・分析・整理の場)として地域にも定着してきており、新たな事業実施が1事例できたことは『地域編集塾』の成果といえる。
    • 日常的には、運営委員会への参加や来庁・訪問時に情報交換を密に行っており、地域課題の把握等に努めていることから評価できるが、地域毎の大きな方向性を示す上で必要となる地域診断書の完成には至っていない。

     

    ②目標(支援策)の明確化とそこに向けた戦略・シナリオの策定

    【評価】 B

    【理由】

    • 自律・自立した組織運営を目標とし、『地活協シンポジウム』開催により、地活協の法人化やビジネスの手法・新規事業についての理解・周知度が向上したことは評価できる。
    • 今後は『地域編集塾』のみでなく、地域毎のワークショップの開催支援についても、早い段階で実施できるよう期待する。
    • 地道に築き上げてきた地域との信頼関係が、地域の組織運営の安定につながっていることは評価できるが、今後は自律的な運営に向け、地活協毎の支援の方向性について、具体的に示すことを期待する。

     

    ③区のマネジメントに合った取組

    【評価】 B

    【理由】

    • 区のマネジメントとして『社会的ビジネスよる地域課題の解決・自主財源獲得のための支援』『地域編集塾』をあげているが、社会的ビジネスについては、前年度2事業3地域での取組みであったが、3事業4地域と拡がり評価できる。
    • 『地域編集塾』全体会では、地域毎の課題がより明確になり、苅田北地域における『地域編集塾』では、やるべきことが明確化され事業実施を行った。また、スーパーバイザーに頼ることなく開催でき、今後の地域の話し合いの場として発展していくことが確認できたことは評価している。ただし、目標である地活協に属していない市民活動団体やNPO、企業とのマッチングに至らなかったことは残念である。

     

     (2) 総合評価〔2〕

    ①総合評価(全体)

    【評価】 B

    【理由】

    • 組織運営面としては、円滑で安定した組織運営を行えるよう支援ができている。また、『地活協シンポジウム』を開催したことで、自主財源の必要性についても認識が深まり、社会的ビジネスの理解度向上や、新たな取組みへの関心が高まり、地域が活性化するといった効果が得られ評価している。
    • 若い層の巻き込みについては、『地域編集塾』や『地活協シンポジウム』を活用し、一定の効果は得られたが、継承していく世代(担い手)に向けた具体的な発掘や育成については、大きな実績をあげられていないため、SNSや広報講座等を開催するなど、具体的な取り組みを深めるよう期待している。
    • 地活協補助金にかかる会計支援等については、日頃より地域の負担軽減策など検討しており、適切な説明に加え、帳票や資料作成の支援、仮精算実施の定着など、様々な面で適切に支援している。
       また、苅田南地域における『地域編集塾』は、区として求めた成功事例の実現を4月に達成しており評価できる。
       今後は各地域に『地域編集塾』の手法の拡大に向けて継続支援を行い、地活協に属していない市民活動団体や、NPO、企業とのマッチングを成功させ、更なる地域の活性化につなげるよう期待している。
    • 社会的ビジネスによる地域課題の解決と、地活協の自立的な運営に向けた資金調達の支援については、平成29年度「南海粉浜駅周辺地域自転車利用パートナー事業」において、地域の事務手続き等の支援を行い、受託したことは、高く評価している。また、山之内地域における「安心して暮らせる地域づくりに貢献する「広報すみよし」配付業務」の受託に向けた支援については、受託を成功させることで、地域の抱える福祉課題に対し、地域が独自で取り組んできた高齢者の見守り活動と、区が進めている災害時の避難支援と、日常の見守り活動を一体とした「地域見守り支援システム」の構築をより隅々まで、目の行き届いたセーフティーネットにしていくことに、寄与したと考えている。今後は1つの成功事例として他地域に広めていくことで、安全で安心なまちづくりを区内全域に広げていけるよう、期待している。

    (評価基準)  

       S:本市の求める水準を大幅に上回る効果が得られた

       A:本市の求める水準以上の効果が得られた

       B:おおむね本市の求める水準どおりの効果が得られた

       C:本市の求める水準の効果が得られていない

     

    評価会議(平成28年度期末)における委員の評価及び意見

    1 取組実績の評価(1):事業の実施状況

    【評価点】 配点25点

    A委員:15点

    B委員:17点

    C委員:15点

    【主な意見等】

    • 地域編集塾に偏重しすぎではないか。

    2 取組実績の評価(2):事業の実施体制等

    【評価点】 配点15点

    A委員:10点

    B委員:10点

    C委員:10点

    【主な意見等】

    • 取り組みの実績が少なく、やや心配である。

    3 区の方針・戦略を踏まえた今年度の重点支援策(取組)に関する評価

    【評価点】 配点20点

    A委員:12点

    B委員:15点

    C委員:10点

    4 取組効果の評価:目標等の達成状況

    【評価点】 配点40点

    A委員:25点

    B委員:27点

    C委員:25点

    5 総合評価

     (1) 総合評価〔1〕

    ①地域課題等の把握・分析・整理

    A委員:B

    B委員:B

    C委員:B

    ②目標(支援策)の明確化とそこに向けた戦略・シナリオの策定

    A委員:B

    B委員:C

    C委員:C

    ③区のマネジメントに合った取組

    A委員:B

    B委員:B

    C委員:C

    【主な意見等】

    • 地域分析は詳細に行っており、次年度の支援を検討している。

     

     (2) 総合評価〔2〕 

    ①総合評価(全体)

    A委員:B

    B委員:B

    C委員:B

    【主な意見等】

    • 受託団体の独自性をもっと発揮して、各地域が必要としている支援を工夫し、編み出していってください。
    • 地域編集塾に偏重しており、総合的な支援の考え方が整理できていない印象がある。
    • 「地域編集」が本当に全ての地活協にふさわしい手法かどうか、見極めながら支援をされたい。

     

    (評価基準)  

       S:本市の求める水準を大幅に上回る効果が得られた

       A:本市の求める水準以上の効果が得られた

       B:おおむね本市の求める水準どおりの効果が得られた

       C:本市の求める水準の効果が得られていない

     

    (評価委員名簿)

       久 隆浩委員(近畿大学 教授)

       東 一洋委員(日本総合研究所 シニアマネジャー)

       三井 ハルコ委員(市民事務局かわにし 事務局長)

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