1歳・5歳のお誕生日を迎えたら麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の予防接種を受けましょう!!
2023年1月5日
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MRワクチンの予防接種を受けましょう
麻しん(はしか)や風しんは乳幼児早期によくかかります
特に麻しんは、肺炎や脳症などの合併症を起こして重症化したり、死亡することもあるとても怖い病気です。
麻しん・風しんの唯一の予防方法は予防接種です。
1歳・5歳のお誕生日を迎えたらなるべく早く予防接種を受けましょう
お母さんの免疫がなくなる生後12ヶ月以降なるべく早く予防接種を受けましょう。お子さん自身の予防のため、感染症まん延防止のためにも大切です。十分な免疫を獲得するには、2回接種が必要です。
麻しんによって命を落とす子どもたちがいます
麻しんにかかると合併症として中耳炎、喉頭炎、気管支炎、肺炎、脳炎、脳症などを併発する場合があります。
脳炎と脳症が麻しんの2大死因です。
脳炎は麻しんにかかった人の1000~2000人に1人の割合で発生し、死亡率は約10%であり、約65%に後遺症を残すと言われています。
麻しんにかかった後、およそ10万人に1人の割合で約10年を経て発病する亜急性硬化性全脳症(SSPE)では、死亡する例が多いと言われています。
麻しんはどんな病気ですか?
◆感染経路と潜伏期間
◆症状
初めの2~4日は、38℃前後の熱、咳、鼻水、結膜充血、眼やになど風邪のような症状が出ます。またこの時期に頬の内側に白い斑点(コブリック斑)が出てきます[カタル期]。
その後いったん熱が下がりますが、再び高熱(39~40℃)が出ると同時に特有の発しんが出ます。高熱は3~4日間続き、発しんは、耳の後ろから全身に広がります[発しん期]。
熱が下がり、発しんは現れた順に色素沈着を残して消えていきます[回復期]。
◆治療・予防
風しんはどんな病気ですか?
◆感染経路と潜伏期間
◆症状
軽い風邪症状で始まり、発熱、発しんなどが主症状とされていますが、症状が出ないこともあります。三日ばしかと言われるくらい症状は軽く基本的に重症化することはありませんが、年長児や大人になってからかかると一般的に重症化や長期化することがあります。また、妊娠早期にかかると先天性風しん症候群と呼ばれる心疾患、白内障、聴力障がいなど、生まれてくる子どもに重い障がいが高率に生じます。
先天性風しん症候群予防のために、予防接種が重要です。平成16年に、一部の地域で風しんの患者が数多く発生し、先天性風しん症候群の報告も全国で10件に上りました。
風しんが流行すると、先天性風しん症候群の発生を懸念して人口流産が増加するという問題もあります。定期接種の対象年齢を過ぎた方(大人を含む)は自費となりますが、感染したことがなく、風しんワクチンを受けていない方、および不明の方は男女を問わず予防接種を受けましょう。
お問い合わせ
大正区保健福祉センター 保健福祉課(健康づくり) 電話 06-4394-9882
大阪市保健所 感染症対策課(感染症) 電話 06-6647-0656
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大正区 区役所 保健福祉課 健康づくりグループ
電話: 06-4394-9882 ファックス: 06-6553-1981
住所: 〒551-8501 大阪市大正区千島2丁目7番95号(大正区役所3階)