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ノロウイルスにご注意ください!

2018年12月14日

ページ番号:269267

ノロウイルスは感染力が非常に強く、食品や人の手等を介して感染し、急性胃腸炎を引き起こします。

最近(平成27年)、大正区内でもノロウイルスを原因とした小学校での集団感染や飲食店での食中毒が発生しています。

ノロウイルスの特徴等を理解し、感染の予防に努めましょう。

ノロウイルスとは

 ノロウイルスはここ数年で患者数が急激に増えている新顔のウイルスで、平成9年に食中毒の原因の1つとして追加されました。

 ほぼ毎年のように、この食中毒が発生しており、 特に最近では増加傾向にあります。以前は小型球形ウイルス(SRSV,Small Round Structured Virus)と呼ばれてましたが、ウイルスの遺伝子が詳しく調べられるようになると、「小型球形ウイルス」には2種類あり、そのほとんどは、いままでノーウォーク様ウイルスと呼ばれていたウイルスであることが判明し、2002年8月、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。(もうひとつは「サポウイルス」)この分類に基づき、2003年8月から食品衛生法において「小型球形ウイルス」は「ノロウイルス」に改められました。

 このウイルスは乾燥などに強く、また食品の中で増えるのではなく、人の腸の粘膜で増えるためウイルスの数がごく少量でも感染し、発症します。
一般的な食中毒菌は一度に100万個以上が口に入らないと発症しませんが、ノロウイルスは感染力が強く、10~100個程度で人に感染して食中毒症状を起こします。

電子顕微鏡で見たノロウイルス


 

 生カキ又は加熱不十分による食中毒の原因ウイルスとして有名です。
 カキなどの二枚貝が本来持っているウイルスではありません。しかしヒトがノロウイルスによる急性胃腸炎を起こした場合、大量のウイルスが糞便から排出され、下水処理場で十分に処理されずに河川・海水を汚染し、カキの体内にウイルスが蓄積されます。それを生あるいは加熱不足で食べることにより食中毒が起きています。カキなどの二枚貝の生食は避け、中心部まで充分加熱しましょう。

感染源としてカキの他に、オオアサリ、オオハマグリ、シジミ、ムール貝の事例があります。

 

 

 


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感染の特徴

主な症状:
 ウイルスが口からはいってから1~2日で吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38度以下)といった症状が見られます。

 幼稚園、保育所、学校、福祉施設等で集団感染しやすい。

 お腹にくる風邪とよく似た症状です。 一般的に症状は1~2日で治まりますが、治っても2週間ほどは便の中にウイルスが排泄されます。

 免疫力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。

 

感染経路


 

 ヒトから便とともに排出されたウイルスが、河川を経て海にたどり着くと、カキなどの二枚貝の中腸腺という内臓に取り込まれます。

 ウイルスを取り込んだカキなどの二枚貝を不十分な加熱で食べることにより、感染します。

 ノロウイルスに感染したヒトが、用便後の手洗いが不十分なまま調理をすると、食品がウイルスに汚染され、その食品を食べることにより、食中毒(糞口感染)となります。

 
このパターンでは次から次へと感染者が発生します。

 ノロウイルスに感染したヒトのおう吐物にはウイルスが含まれています。そのおう吐物の処理が不十分だと、ウイルスが乾燥して舞い上がり、直接ヒトの口から取り込まれ感染するおそれがあります。

 

感染の予防について


カキなどの二枚貝を加熱する場合は、十分に加熱してから食べること。
湯通し程度の加熱ではウイルスは死にません。

食品の中心まで十分、熱を通すようにしましょう。
(中心温度85℃で1分が目安です。) 

                                                                                              

調理前やお手洗い後は、正しい手洗いを実践しましょう。                                                               

特にトイレの後には、トイレットペーパー30枚でも簡単に通過して、手に付きますので、必ず消毒液(薬用石鹸など)を使って手を洗いましょう。
手洗いの後は、手拭き時の再汚染を防ぎましょう。(ペーパータオル等を使用する)           

また、ノロウイルスに感染した場合、発症後、症状が治まっても2週間程は便の中にウイルスが排出されるので、注意が必要です。



調理器具などを清潔に保つ
調理器具を介して二次感染する可能性もあるため、まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や塩素系漂白剤で殺菌しましょう。

 

 


汚物は衛生的に処理する
おう吐、下痢などの症状のある者の吐物、便を処理するときにはこれらに直接触れないようにするとともに、処理後は手指をよく洗うなど衛生的に処理しましょう。

また衣類が汚物で汚れた場合には、他の衣類と区別して洗濯するとともに、煮沸した後、天日乾燥しましょう。

ウイルスによる感染性胃腸炎の家庭内・職場の消毒について

(1)消毒の作業に当たっての注意事項

  1. ゴム手袋、マスク、エプロン等を着用しましょう。
  2. 外窓を開け放し、十分な換気を行ないましょう。
  3. 消毒をする対象の材質などによっては、劣化、退色などを引き起こす場合もあり、心配な場合には部分的に試してから行いましょう。
  4. 消毒用アルコールについては、引火性があることから十分注意しましょう。
  5. 使用した雑巾は洗浄して再使用せず、廃棄しましょう。
  6. 目への消毒薬の付着を防ぐためにできれば、ゴーグル等をしましょう。
  7. 糞便とおう吐物は、ウイルスの感染源であることを認識しましょう。

 

家庭内・職場で一般的な消毒薬として次の消毒薬が推奨されます。

  1. 塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム4%から6%を含む)
  2. 消毒用アルコール(70~80%)(なお、ウイルスには塩素系漂白剤より効果が期待できません。)

 

(2)家庭、職場などでの一般的な消毒方法について

例題
消毒対象場所
消毒対象物(例)
方法
居間・食事部屋ドアノブ・窓の取手・照明のスイッチ・ソファー・テーブル・椅子・電話機・コンピューターのキーボードとマウス・小児の玩具・床、壁などの手指が触れる部分水1リットルに対し、塩素系漂白剤10ミリリットルを溶かしたものに雑巾を浸し、固く絞り2度拭きをしましょう
職場や集合場所の共用部分エレベーター、・エスカレーター・エレベーターの呼出しボタン・停止階ボタン・エスカレーターの手すり部分・建物の出入口・入口のドアノブやハンドル・セキュリティ対応のオートロックボタンなど不特定の人が触れる部分
浴室水道の蛇口・シャワーヘッド・浴槽・洗面器・ドアノブ・窓の取っ手・照明スイッチ・排水溝・壁・床など水1リットルに対し、塩素系漂白剤10ミリリットルを溶かしたものに雑巾を浸し、固く絞り2度拭きをする
 また、床、タイル壁にはデッキブラシ等でその溶液で洗浄した後、水で洗い流しましょう
トイレ水洗便器と流水レバー・押しボタン類・便座とふた・汚物入れなど流水レバー・便座・ふた
 水1リットルに対し、塩素系漂白剤およそ10ミリリットルを溶かしたものを雑巾を硬くしぼり2度拭きをしましょう。
 
便器の内側
 ウイルスの感染源になるところなので塩素系漂白剤の原液をまんべんなく浸し、トイレ清掃用のブラシを用いて飛び散らないように丁寧にこすりましょう。その後、ふたをし、30分以上浸したあと流水レバーで水を流しましょう。
 
汚物入れ
 80度以上の熱湯で10分以上浸すか、水1リットルに対し、塩素系漂白剤100ミリリットルを溶かしたもので、10分以上浸しましょう。
台所食器・はし・調理器具など水1リットルに対し、塩素系漂白剤10ミリリットルを溶かしたものに5分以上浸した後、通常の洗浄を行いましょう。
 または、80度以上の熱湯に10分以上浸した後、通常の洗浄を行いましょう。
衣類・寝具下着・枕カバー・シーツカバー・布団カバー・毛布等・布団など下着、枕、シーツ、布団カバー
 水1リットルに対し、塩素漂白剤10ミリリットルを溶かしたものに30分以上浸した後、通常の洗浄を行いましょう。。または80度以上の熱湯に10分以上浸した後、通常の洗浄を行いましょう。
 
布団、マットレス
 専門の業者にお尋ねください。

※上記の消毒法はインフルエンザ、赤痢、腸管出血性大腸菌の消毒にも有効です。

 

(3)おう吐物及び便の処理について

 

  1. おう吐物の処理
     おう吐物の処理に際しては細心の注意を払い、ゴム手袋(使い捨て手袋でも可)、マスクを使用し、使い捨てのペーパータオルで速やかに拭き取りましょう。 ただし、飛び散るとその飛沫を吸い込む事により感染が広がるので注意をしましょう。
     拭き取った汚物は、すぐにビニール袋に入れて封をしましょう。その後、水1リットルに対し、塩素系漂白剤10ミリミットルを溶かしたもので10分以上浸し、再度、ペーパータオルで拭き取りましょう。その後は入念に手を洗いましょう。
  2. おむつの交換
     おむつの交換に際しても細心の注意を払い、一人の処理が終わったら、必ずよく手を洗うことが必要です。
     ウエット・ティシュで拭き取るのみでは不十分ですので
    >正しい手洗方法<を実践しましょう。

 

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参考資料

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大阪市保健所感染症対策課のホームページも参照してください。

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このページの作成者・問合せ先

大正区 保健福祉センター 生活環境担当
電話: 06-4394-9973 ファックス: 06-6554-7153
住所: 大阪市大正区千島2丁目7番95号

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