資料3 協議会での継続検討項目について(案) 項目 すべての人が使いやすい券売機の仕様の検討 頂いた意見 人によって障がい特性がちがう 掲載箇所 第4回手嶋委員(16ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 2.移動等円滑化整備の基本的な考え方 表1-2-1対象者の主な特性(より具体的なニーズ)の整理 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の機器更新時の参考となるよう、車椅子利用者、視覚障がい者、聴覚障がい者等にとって、使いやすい券売機の双方向コミュニケーション(インターホンなど)仕様について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から使いやすい券売機の整備事例を共有してもらい、事務局において、使いやすい機能と理由を整理する。 項目 すべての人が使いやすい券売機の仕様の検討 頂いた意見 無人駅・改札において、インターホンが使いやすい構造になっているか、当事者の確認が必要 掲載箇所 第7回尾上委員(16ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ③券売機「呼出装置」 ◇緊急時や故障時、問い合わせが必要な時に、駅係員に連絡できるよう、インターホン又は呼出ボタンを設けることが望ましい ◇高齢者障害者等が使用しやすい構造とすることが望ましい。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の機器更新時の参考となるよう、車椅子利用者、視覚障がい者、聴覚障がい者等にとって、使いやすい券売機の双方向コミュニケーション(インターホンなど)仕様について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から使いやすい券売機の整備事例を共有してもらい、事務局において、使いやすい機能と理由を整理する。 項目 エレベーター袖壁の仕様の検討 頂いた意見 袖部について、袖なしや片袖の有効性を記載してほしい 掲載箇所 第7回尾上委員(15ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 1.移動経路に関するガイドライン ⑦昇降機(エレベーター) (コラム2-1-5)開口部に袖壁無のエレベーターを設置した事例 ・ 空港の事例:車椅子使用者の出入りのしやすさ、カートやキャリーバックの利用状況を考慮した構造となっている。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者等のエレベーター更新時の参考となるよう、袖壁の仕様(袖なし、片袖)の有効性について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 バリアフリートイレにおける大型ベッドの設置位置や仕様の検討 頂いた意見 大人用の介護用ベッドの設置をしてほしい 掲載箇所 第7回尾上委員(16ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ①トイレ 「考え方」 ・車椅子使用者用便房には障害者等の介助のために大型ベッド等を設けることが望ましい。 その場合、車椅子を大型ベッドの横に置いた状態で、介助者の動き、着脱衣類や荷物等の置き場にも配慮した広めのトイレ区画が必要である。 協議会でめざすべき目標(案) 大型ベッドの障がい者等が利用しやすい設置位置や仕様について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 バリアフリートイレの機能の分散化の検討 頂いた意見 ・バリアフリートイレ利用の必要がない人もバリアフリートイレを利用している。 ・バリアフリートイレの取り合いを設備が作っている。 ・LGBTQ+のバリアフリートイレ利用について、車椅子利用者から指摘を受けた。 掲載箇所 ・第6回濱崎委員(25ページ) ・第8回尾上委員(15ページ) ・第8回濱崎委員(11ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ①トイレ「配置」 ◇機能分散を図る観点から、必要に応じて一般便房にベビーチェアや簡易型オストメイト用設備などを設置することが望ましい。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の機器更新時の参考となるよう、機能が分散化されている配置例について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から機能が分散化されている事例を共有してもらい、事務局において整理する 項目 バリアフリートイレの機能の分散化の検討 頂いた意見 ・バリアフリートイレ利用の必要がない人もバリアフリートイレを利用している。 ・バリアフリートイレの取り合いを設備が作っている。 ・LGBTQ+のバリアフリートイレ利用について、車椅子利用者から指摘を受けた。 掲載箇所 ・第6回濱崎委員(25ページ) ・第8回尾上委員(15ページ) ・第8回濱崎委員(11ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ①トイレ 「考え方」 設置された設備や機能、一定の広さの確保が必要な人が対象となることが伝わる情報提供、名称等をすることが必要である。 「その他の情報提供」 ◇トイレの個室の大きさや備えている機能について、ホームページ等で情報を提供することが望ましい。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の施設更新時の参考となるよう、利用者が集中しない案内やサインの手法について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい案内やサインの手法(ピクトグラム、HP、啓発活動など)を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 オールジェンダートイレの設置に関する検討(配置) 頂いた意見 見た目によりトイレの利用が制限されている 掲載箇所 第7回濱崎委員(31ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン ①トイレ「考え方」性的マイノリティ等の利用に配慮し、広めの男女共用便房を配置することに配慮する。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の施設更新時の参考となるよう、LGBTQ+が利用しやすい配置について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 資料については、濱崎委員から提供済み。トイレ配置の考え方を事務局において整理する 項目 オールジェンダートイレの設置に関する検討(配置) 頂いた意見 見た目によりトイレの利用が制限されている 掲載箇所 第7回濱崎委員(31ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ①トイレ トイレのピクトグラム 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の施設更新時の参考となるよう、LGBTQ+が利用しやすいピクトグラムについて、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましいピクトグラム事例を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 オールジェンダートイレの設置に関する検討(心のバリアフリー) 頂いた意見 LGBTQ+が望む性別のトイレ利用に関して、鉄道事業者の利用拒否がある 掲載箇所 第8回濱崎委員(10ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン  ①トイレ「考え方」 性的マイノリティ等の利用に配慮し、広めの男女共用便房を配置することに配慮する。 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の対応時の参考となるよう、LGQTQ+にとって、望ましい対応について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、事務局において、整理する。 項目 駅員の理解促進と接遇向上に関する検討(心のバリアフリー) 頂いた意見 ・知的障害者は言葉で伝えることが難しい場合あるため、駅員の適切な誘導対応が重要 ・駅員が障害の程度、言葉が出ない等の薬の副作用を知り、対応することが大切 ・知的障害者には、視覚的にわかりやすい方法で伝えることも有効 ・東日本の鉄道施設において「やさしい日本語」による車内放送の取組みがされており、分かりやすい 掲載箇所 ・第5回長谷川委員(16ページ) ・第6回山本委員(21ページ) ・第6回長谷川委員(27ページ) ・第4回長谷川委員(23ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.3情報提供の考え方 (1)わかりやすく空間を整備する 表1-3-1 特に情報コミュニケーションの制約が大きいと考えられる障害等への留意事項 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の対応時の参考となるよう、知的障がい者など発話が難しい人にとって、伝わりやすい手法について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 ウェブアクセシビリティを確保したウェブサイト等による情報提供に関する手段や内容の検討(障害の種類・程度に応じたの情報提供の手法に関する検討) 頂いた意見 無人駅等における対応を強化してほしい。聴覚障がい者には音声案内だけではたりない。 掲載箇所 第3回北川委員(30ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 障害者に情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律 基本理念第3条 第1項 障害の種類・程度に応じた手段を選択できるようにする 第3項 障害者でない者と同一内容の情報を同一時点において取得できるようにする 協議会でめざすべき目標(案) 鉄道事業者の対応時の参考となるよう、知的障がい者など発話が難しい人にとって、伝わりやすい手法について、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、事務局において整理する。 項目 ウェブアクセシビリティを確保したウェブサイト等による情報提供に関する手段や内容の検討(異常時の情報提供の手法に関する検討) 頂いた意見  ・視覚障がい者に対する非常時の視覚情報の提供が必要 ・誰でも同じように情報が取得できる仕組みは大切。大阪市には、整備目標、整備時期の設定を望む 掲載箇所 ・第4回廣田委員(10ページ) ・第4回内田会長(11ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.3情報提供の考え方 (4)異常時の情報提供  障害の状況により情報収集の方法が異なるため、音声情報や文字情報等複数の手段で情報提供をする必要がある。 協議会でめざすべき目標(案) 異常時の確保すべき情報提供の水準について、鉄道事業者と共通認識をもつ。 当面の作業(案) 当事者から望ましい対応事例を共有してもらい、確保すべき水準について、事務局において、検討する。 項目 案内・誘導サインの整備に関する検討 頂いた意見 乗換経路において、円滑に移動できるようエレベーター案内表示の共通化など、当事者にとってわかりやすい案内・誘導サインの整備が重要 掲載箇所 ・第7回尾上委員(14ページ) ・第7回尾上委員(15ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 バリアフリー基準・ガイドラインの今後検討すべき主な課題 2.誘導案内設備の表示方法等について ⑥他事業者・他交通モード間のバリアフリールートの一体的な表示方法 協議会でめざすべき目標(案) 道路管理者の対応時の参考となるよう、道路上における周辺施設への分かりやすい案内・誘導サインについて、協議会で共有する。 当面の作業(案) 当事者から分かりやすい整備事例を共有してもらい、事務局において、分かりやすい機能と理由を整理する。 項目 オールジェンダートイレの設置に関する検討(行政の関与) 頂いた意見 基本計画の中で働きかけをしてほしい 掲載箇所 第8回濱崎委員(10ページ) 移動等円滑化ガイドライン等関連箇所 3.施設・設備に関するガイドライン ①トイレ「考え方」性的マイノリティ等の利用に配慮し、広めの男女共用便房を配置することに配慮する。 協議会でめざすべき目標(案) オールジェンダートイレの設置促進について鉄道事業者と共通認識をもつ。 当面の作業(案) 整備方針の変更 「オールジェンダートイレを設置すべき」 項目 小中学校の生活関連施設の設定について 頂いた意見 ・学校等を生活関連施設の追加に関して地区からの意見を尊重してほしい ・駅から学校までの経路が不要であるというのは安易 ・学校及び避難所機能をどう捉え、検討を進めていくのか 掲載箇所 ・第7回尾上委員(14ページ) ・第7回石塚委員(28ページ) ・第8回石塚委員(34ページ) 協議会でめざすべき目標(案) 事務局で考え方を整理する。 当面の作業(案) 事務局で考え方を整理する。