大阪市エコ住宅に関するQA
2021年5月28日
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制度全般に関すること
大阪市エコ住宅を簡単に教えてください
くらしに必要なエネルギー消費を抑え、排出CO2を削減した環境にも家計にもやさしいエコな住宅です。以下の各特長を有しています。
住宅の断熱性能の向上
高効率給湯器の設置
創エネルギー設備の設置
居住者の環境意識向上に資する設備の設置
緑地の確保
緑の環境を守り、住まう方に安らぎを与えます。
よく聞く「エコ住宅」と「大阪市エコ住宅」は違うのですか?
申請に関すること
申請はいつ行えばいいですか?
申請の手続きは、計画時(住宅計画認定)および工事完了時(住宅認定)に必要となります。住宅計画認定申請は、工事完了前に申請してください。また、住宅認定申請は工事完了日から30日以内に申請してください。
工事の完了(着手)が遅れた場合はどうすればいいですか?
30日を越えて遅延する場合は、変更認定申請書を提出してください。30日以内の場合は不要です。
長期優良住宅との同時申請ができますか?
できます。同時申請なら、大阪市エコ住宅申請に添付不要となる書類もあります。なお、戸建住宅の場合、長期優良住宅の認定が条件になりますので、長期優良住宅の申請より先に大阪市エコ住宅の申請を行うことはできません。
計画の変更で、変更申請が不要なものがありますか?
予定工期30日以内の遅延や、変更後も認定基準を明らかに満たす場合は不要です。ただし、面積、住戸数、構造、階数等の変更を伴うものは変更申請が必要です。詳細はお問合せください。
認定基準に関すること
認定には、給湯設備、創エネ設備、緑化などすべてが必要ですか?
はい。基本性能、断熱性能、高効率給湯設備、創エネ設備、環境意識向上設備、緑地等、各項目すべてを満たす必要があります。ただし、給湯、創エネ、環境意識向上設備機器は選択制ですので、各項目のいずれかを設置してください。(例:環境意識向上設備として、省エネナビと電気自動車充電設備はいずれか1点でも可。)
住戸専有面積に含まれないものがありますか?
車庫、バルコニー等の居住用途以外の面積は含みません。なお、ひとつの階あたりの最低面積は設定していませんが、戸建て住宅の場合は、長期優良住宅の認定が必要ですので、1以上の階で40平方メートル以上が必要です。
店舗付住宅など、住宅以外の用途を含んでも認定できますか?
居住の用途部分の面積が延べ面積の2分の1以上で、かつ、居住の用途と他の用途が建具で区分されていれば、認定できます。ただし、設置を要する各設備は、居住の用途部分にて利用できる必要があります。
増築部の申請はできますか?
改修の扱いになり、耐震性能、断熱性能等を建物全体として満たす必要があります。増築部分のみの認定はできません。なお、離れなど別棟の場合、別棟のみですべての基準を満たす場合は認定できます。
すでに断熱性能が基準を満たしているので、設備機器を設置するだけで認定できますか?
できません。改修の申請は、既存住宅の断熱性能が認定基準未満であることが必要です。断熱性能が向上する工事を含み、すべての基準を満たす必要があります。
集合住宅で必要な給湯設備を設置した住戸のみの認定はできますか?
建物全体として認定を行いますので、申請を行う建物内住戸はすべて要件の設備が必要になります。ただし、エネルギーを創出する設備は各戸の設置を要しないものもあります。なお、複数棟の集合住宅は、棟単位での認定もできます。
認定できる省エネナビはどれですか?
財団法人省エネルギーセンターが「省エネナビ」として登録している機器又は同等以上のもので、住宅の電力消費量等を即時表示できる機器になります。
緑地はどこに配置し、どれくらいの緑を植えればいいですか?
位置について
なお、1階部分の庇及びベランダ等の下部、極端に幅の狭い場所等は緑地面積に含むことができません。
種類や量について
- 選定した場所の日照や通風、緑地帯の幅等を考慮して樹種を選定してください。高木や低木、地被植物等を適宜配置し、連続性と量感のある「緑」を確保することを主眼において検討してください。(芝生だけの緑化は認められません)
- 量感のある「緑」は下記を参考にしてください。なお、敷地面積が500平方メートルを超え大阪市の「建築物に附属する緑化指導要綱」(担当:大阪市都市計画局開発調整部開発誘導課 電話:06-6208-9285)の適用を受ける住宅については、要綱に準じて計画してください。
なお、平成26年3月31日までに住宅計画認定を受けているものについては、「建築物に付属する緑化指導指針」に準じて計画してください。
【量感のある「緑」 緑地面積1平方メートルに必要な樹種の目安(「建築物に附属する緑化指導要綱」より)】
低木のみで緑化する場合:(低木 4.6株)/平方メートル
低木と地被植物で緑化する場合:(低木 0.6株+地被植物 16株)/平方メートル
中木と低木で緑化する場合:(中木0.15株+低木4株)/平方メートル
(用語の定義)
高木 高さ3m以上、目通り幹回り(根元から1.2m。以下同じ)寸法0.18m以上で、支柱が3本支柱又は3本鳥居型支柱若しくは同等以上の堅固な樹木
中木 高さ1.5m以上、枝幅0.3m以上で支柱が1本支柱又は布掛支柱(特に景観等を配慮し、適切な管理が行える場合はこの限りでない。)の樹木
低木 高さ、枝幅とも0.3m以上の樹木
地被植物 芝、リュウノヒゲ、アイビー、ササ類、シダ植物等
電気自動車充電設備は、外にコンセントがあればいいですか?
電気自動車充電設備は「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車のための充電設備設置にあたってのガイドブック(2012年12月、経済産業省、国土交通省)」(経済産業省ホームページへリンク)を参考に設置してください。
用語に関すること
認定基準の設備機器の用語がわかりません。
潜熱回収型給湯器
「 エコジョーズ 」の名称で供給されているガス給湯器です。
排気熱を活用することにより、従来のガス給湯器では約80%であった熱効率が、エコジョーズでは約95%になるといわれています。
(※エコジョーズは東京瓦斯(株)の登録商標です。)
CO2冷媒ヒートポンプ給湯器
大気熱を利用して給湯の熱エネルギーをつくり、1の電気エネルギーにより3以上の熱エネルギーを得ることができるといわれています。
(※エコキュートは関西電力(株)の登録商標です。)
ガスエンジン給湯器
ガスエンジンで発電を行い、その際に発生する廃熱を給湯などに利用するシステムです。発電した電気は電力会社の電気と併せて使用できます。
(※エコウィルは大阪瓦斯(株)の登録商標です。)
燃料電池コージェネレーションシステム
ガスから取り出した水素を、空気中の酸素と化学反応させて発電を行い、その際に発生する廃熱を給湯などに利用するシステムです。
(※エネファームは東京瓦斯(株)、大阪瓦斯(株)、新日本石油(株)の登録商標です。)
太陽光発電システム
太陽電池を用いて、光エネルギーを電気に変換するシステムで、太陽光の10~20%程度のエネルギーを電気に変換できるといわれています。
太陽熱利用機器
太陽光を利用して水を温める装置で、太陽光の50%以上のエネルギーを熱として利用できるといわれています。屋根の上に設置する太陽熱温水器は古くから利用されており、他にも強制的に熱媒を循環させるソーラーシステムなどがあります。
省エネナビ
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 都市整備局企画部住宅政策課まちなみ環境グループ
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電話:06-6208-9631
ファックス:06-6202-7064