UNEP/IETC(国際連合環境計画・国際環境技術センター)
2020年2月3日
ページ番号:497813
授業内容
国際連合や世界のごみの課題を知る(対象 小学5~6年生)
「国連機関の業務や世界目線のごみの課題」を勉強します。
まず、国際連合とは”戦争のない世界”をめざし設立されたことや、UNEP/IETCとは”世界各地のごみの問題を解決する方法を研究、提案している機関であることを学習します。
また、2015年に国連加盟国が”こういう世界をめざしたい”と合意した「サスティナブル デベロップメント ゴールズ(SDGs)」には世界を変えるための17の目標があり、「誰も(どの国も)取り残さない」という想いが込められていることや、SDGsが2015年から2030年に向けて現在進行中であること、目標を実現させるためには日本を基準に考えるのではく、法整備に至っていない途上国の目線で考えていくことも必要とされることを学習します。
次に、UNEPが実際に調査・研究した内容を学習します。
- 資源をこのまま消費し続けるとなると、地球もう一つ分が必要となる。
- 毎年800トンのプラスチックごみが海に流出し、それは分解されるのに400年以上もかかる。
- 2050年までに海鳥の99%がプラスチックごみを摂取してしまい、600種が絶滅の危機に瀕すると推定される。
- 各国では行政だけでなく学生達も参加してごみ減量の取り組みを行っている。
- 廃棄物には電子廃棄物(スマホ)もあり、アメリカでは毎日40万台以上捨てられている。
- 電子廃棄物の中には金なども含まれており、オリンピックではそれを再利用してメダルが作られている。
そこから「私たちには何ができるのか?」を考え、「ごみの減量(Reduce)、再使用(Reuse)、再資源化(Recycle)からなる3つのR(アール)」を学び、世界と自分自身を結び付けた環境問題への意識向上を図ります。
授業の様子
今年度実施した小学校
- 茨田北小学校(6年生)
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