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淀川区はぐくみネット事業における放課後学習会について

2020年5月28日

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小学校区教育協議会―はぐくみネット―事業における放課後学習会のご紹介

はぐくみネット放課後学習会って?

子どもたちが自尊心を高めたり、夢や憧れを持ってもらい、多様な可能性を開花させることにつながるようなきっかけをつくるための学習会で、令和元年度より、はぐくみネット事業として取組をすすめています。

例えばこんな内容です。

・さまざまな分野で活躍する方から楽しかったことや苦労したことなど体験談を聞くことにより、子どもたちが夢や憧れを持てるような内容

・何のために勉強し、学んだことを未来に向けてどのように活かしていくかを子どもたち自身に考えさせる内容

・社会の扉として、子どもたちがさまざまな経験を持つ大人とふれあい、話を聞き、自分で考え、課題を克服する経験を通じて、自尊心を高めたり多様な可能性を開花させることにつながるような内容

はぐくみネット放課後学習会レポート~実際に見学に行ってきました!~

野中小学校「遊ぼ!学ぼ!つなげよう 体験プログラム」

12月11日(水曜日)に、野中小学校の放課後学習会の見学に行ってきました!

会場になっている野中小学校の講堂に向かうと、何やらかわいいバルーンアートが飾ってあって楽しそうな雰囲気がただよっています。14時30分を過ぎた頃には、子どもたちがぞくぞくと会場に集まります。見学に来ていた私に「どんな先生が来るん?」「私、けん玉得意やねん!」などと声をかけてくれる子どもたちもおり、話しているだけで楽しみにしていることが伝わってきました。

気づけば何十人もの子どもたちが集まり、いよいよ放課後学習会がスタート!はぐくみネットの委員長でもある辻川さんからご挨拶があり、今日の学習会でのルールなどのお話がありました。後ろにいらっしゃった子どもみまもり隊の方たちも参加してくださるようです。まさに、学校・家庭・地域が一体となって、はぐくみネット事業は支えられ運営されているのですね。


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子どもみまもり隊の方をはじめとする地域ボランティアの皆さん。
いつもありがとうございます。

人数が多いので、3つのグループにわかれて、順番に体験ブースを回っていきます。ブースは全部で3つ。ひとつひとつご紹介します。
けん玉

日本けん玉協会の副会長であり、けん玉王道9段の矢野博幸さんが教えてくださいます。私が知っているけん玉のイメージを覆すくらい、けん玉にはいろいろな遊び方があり、びっくりしました。ヨーヨーみたいに遊んだり、サッカーのリフティングのように玉を操ったり。
先生はいろいろな技で子どもたちを楽しませてくれましたが、私の中で印象に残ったのは「けん玉はコミュニケーションツールです」や「失敗しても何度でもチャレンジしてみて」というお言葉です。けん玉は世界的に行われていて、けん玉を通じて外国の方たちとも交流を深められるかもしれません。そして、失敗しても楽しく続けることでいつか成功につながる、そんなことをけん玉から学ぶことができたように思います。


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けん玉で乾杯?

バルーンアート

こちらには風船でできたかわいいねずみさんが飾られています。風船でこんなかわいいものが作れるなんてワクワクしますね♪想像力がふくらみます。来年の「えと」がねずみなので、今回はねずみを作ることになりました。
谷阪洋子先生が丁寧に教えてくださって、地域ボランティアの方もお手伝いしてくださって、それぞれのねずみを作りました。しっぽが長かったり、胴が長かったり、みんなの個性あふれるねずみが完成!
おっと、作りかけなのに、しっぽを引っ張ってねずみを高く飛ばす子どもたちが続出!すぐに新しい遊びを思いつく子どもは遊びの天才ですね。


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虹色万華鏡

こちらは地域ボランティアさんが講師をしてくださる万華鏡です。少しの工夫で、特別な道具がなくても万華鏡を作れるのです。必要なものは紙コップとマジックとテープくらいです。まずは紙コップの内側を黒く塗りつぶして、そしてテープを貼って、コップに小さな穴をあけて・・・あら不思議、中を覗いてみると、キラキラしています。テープの貼り方などによって見え方も違い、それもまた面白いです。
地域ボランティアさんは「どうしてキラキラするんだろう?」と不思議に思うことで、それがなぜなのか勉強してみようと、次につながっていくのが素晴らしいことだとおっしゃっていました。子どもたちの可能性を広げるこうした取組が今後も続いてほしいなとつくづく思いました。


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紙コップにテープを貼ったオリジナルの万華鏡

子どもたちが夢を持ち、自尊心を高めつつ多様な可能性を開花できる、そんな取組が何かできないかと区役所もさまざまなことを考えてきました。本日の野中小学校での放課後学習会は、そんな思いがいっぱいつまった素晴らしいイベントでした。参加してくれた子どもたちのこれからが楽しみです♪

新東三国小学校「きこえないことって?」

11月25日(月曜日)に、新東三国小学校のドリームルームの見学に行ってきました!
テーマは「きこえないことって?」です。具体的には、聴覚障がい者の方がどんな事に困っているのか、聴導犬(注)はどのような仕事をしているのかを教えていただきます。
(注)耳の聞こえない人や耳の聞こえにくい人たちに必要な情報を伝えてくれる補助犬

 

見学に行った私自身もどんなお話が聞けるんだろうと気になりながら、少し早く会場に到着しました。教室に入ると、ラブラドルレトリバー(アーミちゃん)と一緒に3人の方が準備されていました。今回のお話の中心となるNPO法人MAMIEの代表である安藤さんと手話シンガーでもある息子さん、手話通訳の方が声をかけてくださいました。和気あいあいとしたいい雰囲気です。

そうこうするうちに、授業が終わった児童がぞくぞくとやってきました。ワンちゃんが教室にいるので、みんな興味深々です。でも、聴導犬のお仕事中ですので、少し離れて見守ります。


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低学年の児童はもちろん、高学年の児童もアーミちゃんに夢中!

いよいよ、ドリームルームが始まります。安藤さんのお話や映像をまじえて、安藤さんの子ども時代のことから今にいたるまでのこと、聴導犬のお仕事などを教えていただきます。時折クイズをまじえたり、楽しくお話してくださったので、みんなグイグイ引き込まれていきます


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安藤さんには拍手の音が聞こえないので、拍手のかわりに両手をあげて手を振ります

続いて、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)について、歌を歌いながら勉強します。手話をしながら歌うので、自然と手話を覚えることができました。犬は信号の色を認識できないことや、階段があると介助犬は介助ができず困ってしまうことなど、歌いながらいろいろなことを知ることができました。

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歌を歌いながら手話(頭の上に手をやると犬を表す手話になります)

歌のあとは、実際にアーミちゃんが聴導犬として安藤さんをどうサポートしているのかを、いくつか実演してくださいました。例えば、携帯電話が鳴れば安藤さんのもとへ駆け寄り、携帯電話まで案内してくれます。まさに頼れる相棒ですね!


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寝ていても目覚ましのアラームが鳴れば安藤さんが起きるまでお知らせしてくれます

今回のドリームルームは、低学年向けの第1部と高学年向けの第2部の2部で構成されていましたが、学年に応じて内容を変えてお話してくださり、両方見学した私は聴導犬についていろいろなことを知ることができました。

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安藤さんは人の口の動きで言葉を読み取られます。
「1時」「2時」「7時」は口の動きが似ていてわからないとか・・・

聴導犬は全国でまだ68頭しかおらず、聴導犬のことはまだまだ知られていません。聴導犬も身体障害者補助犬法により、公共機関だけではなくデパートやスーパー、ホテルなどで受け入れを拒むことは禁止されていますが、やはり受け入れを拒否されてしまうことがあるそうです。

だからこそ、多くの人に聴導犬のことを知ってもらいたいと安藤さんはおっしゃっていました。今日のお話を聞いた児童たちが家族や友達に伝えることで、聴導犬が当たり前に受け入れてもらえる世の中に早くなってほしいなと感じました。

 

ドリームルームに参加してくれた児童はみんな一生懸命話を聞いていて、いろいろ感じることもあったかと思います。このような機会を設けてくださった学校、支えてくださった地域の方、そして安藤さんたち、子どもたちに素晴らしい経験をありがとうございます!

新高小学校「三線(さんしん)職人に学ぶ『物づくりに対する熱意』」

11月13日(水曜日)、新高小学校にて開催されたはぐくみネット放課後学習会「三線(さんしん)(注)職人に学ぶ『物づくりに対する熱意』」の見学に行ってきました!

 

(注)三線:三味線を小ぶりにしたような形の弦楽器で、本体の両面にニシキヘビの皮が貼ってある、沖縄音楽には欠かせない温かい音色の楽器。

 

少し早く会場に到着すると、本日の講師である仲本さんが、三線のリハーサルをされていました。教室に三線の音と歌声が響き、普段の学校とは少し違う雰囲気です。

 

時間になると、いきいき(児童いきいき放課後事業)に参加の子どもたちが元気よく会場に入ってきました。

本日の学習会を楽しみにしていたという子どもたちから、仲本さんに元気よくあいさつし、学習会が始まります。


元気なあいさつからスタート

講師の仲本さんは、神崎川駅近くで「三線工房じなん」を営まれる三線職人です。

沖縄県の宮古島で生まれ育ち、50年ほど前に大阪に来られました。

 

大阪では定年まで鉄工所に勤務し、コンピュータ部品などを作られていました。

ネジの締め方の少しの加減で大きな影響が出てしまうような責任のあるお仕事の中で、どのようにすれば部品が上手く動くかを考えて、常により良い部品製作をめざし、さまざまな経験を積まれたそうです。


三線職人になる前のお話を聞いています

50歳の頃、ふと定年後はどのように過ごそうかと考え始めた仲本さん。

悩んでいる時、東京にいる知人の方から、三線の部品作成の依頼があり、東京と大阪での仕事のやりとりが始まりました。

 

三線の部品のお仕事を重ねていくうちに、「自分にも三線が作れるのでは?」と思い始めた仲本さん。

思い立って作り始めた頃は、大きなニシキヘビの皮をほとんど無駄にしてしまったそうです。しかし諦めず製作を続けていくと、回数を重ねるごとに、1つ、2つと成功する数が増えていったそうです。

 

ここで、仲本さんが子どもたちに三線を触らせてくれました。

子どもたちは三線を実際に触り、「こんなにざらざらなんや!」「すごい!」と、初めての感触に驚いていました。


三線に興味津々です!

お話の後は、仲本さんが作られた三線の演奏をみんなで聴きました。

「ふるさと」や「涙そうそう」などではみんなが三線の温かい音に聴き入り、沖縄のあそびうたでは簡単な振り付けで盛り上がりました。


みんな真剣に聴き入っています。

子ども達は、終始仲本さんのお話を夢中で聞いていました。

本日の学習会で、目標に向かって決して諦めず努力し続けることの大切さや、熱意を持ってより良いものを生み出すため工夫し続けることの大切さを学べたのではないでしょうか。

また、仲本さんのように、思いがけないきっかけで新たな夢が見つかることもあることを知り、何歳になっても、興味を持ったことはとにかくチャレンジしてみることが大事なのだと気づかされました。

貴重なお話を聞くことができ、普段なかなか触れることのできない三線にも触れることができた、とても素敵な学習会でした。

 

 

はぐくみネット放課後学習会では、このような学習会を実施しています。

これからも素敵な学習会のレポートを更新していきますので、是非ご覧ください!

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