平成21年度：当初予算資料一覧

　21年度予算編成においては、まずは「財政の健全化」を一層すすめることとし、急激な市税収入の減への対応と、「経費削減の取組」の反映によって、持続可能な都市をめざすこととしました。その一方で、「施策の重点化」をはかり、「政策推進ビジョン」を予算に反映することによって、元気な大阪をめざしていくとともに、「緊急経済対策」にも取り組み、雇用創出や市民生活と中小企業への支援を行うことにより、現在の経済環境の悪化に早急に対処することとしました。

　なお、全会計の歳出規模は3兆8,399億円で、前年度と比べて0.4％減、4年連続のマイナス予算となっています。

　市税収入については、経済環境の急速な悪化を受け、法人市民税が過去最大の落ち幅となったことから、全体では過去2番目の落ち幅となる458億円、6.7％の減となり、市税収入のピークであった平成8年度決算と比較しますと、約1,400億円の減収となっており、厳しい財政状況が、より深刻化しつつあります。

　「経費削減の取組」の見直し内容を予算反映することにより、むだのない効率的な行政を目指した改革を推進することとしました。人件費については、職員数を655人削減するほか、給与カットなどにより132億円の削減を行いました。なお、交通局・水道局を含めた全職員数については、1,033人の削減を行うことから、21年度の職員数は4万人余りとなり、22年度には削減目標の3万人台とする見込みです。

　市政改革の達成状況については、5年間の一般会計の歳出削減目標2,250億円に対して、21年度までの4年間で2,123億円の削減としており、94％の達成率となっています。

1.平成21年度予算の概要について【ダイジェスト】

2.平成21年度予算で重点的に取り組む主な施策【ダイジェスト】

3.平成21年度予算について

4.平成21年度主要事業の概要

6. 平成21年度予算における補助金等の見直し状況

7. 平成21年度予算における未収金対策の主な取組み

＜お問い合わせ先＞
　2と5については
　　【政策企画室　施策重点化担当　06-6208-9721】
　
　それ以外については
　　【財政局　財務部　財務担当・財政調査担当　06-6208-7714】

　補助金等については、「補助金等のあり方に関するガイドライン」に基づいて見直しを進めることとし、評価ツールとしてチェックシートを活用し、平成19年度から平成21年度（平成20年度予算から平成22年度予算）の3年間で全ての補助金等のあり方の再検証を行い、予算編成に反映することとしています。

　　○　21年度予算チェックシート公表分：チェックシート公表数　160項目

　　　　　・21年度予算での見直し　　　　　　　　　　　　95項目　　▲31億1,200万円

　　　　　・22年度以降の見直し　　　　　　　　　　　　　 14項目