平成23年度9月補正予算（平成23年9月30日議決）

　大阪市では、東日本大震災を踏まえ、防災対策やエネルギー政策の推進にかかる事業費を追加するとともに、中学校の普通教室への空調機設置に向けた設計費や中学校給食の実施に向けた準備経費を計上するほか、児童虐待防止対策の強化など、所要の補正を行うこととしています。

　なお、補正予算の規模としましては、一般会計で11億7,400万円となっており、その財源として、事業費の追加に伴う国・府支出金や地方交付税等の増額を行うとともに、繰入金や繰越金を活用することとしております。

① 津波避難ビル指定にかかる表示板整備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3,000万円

② 津波等避難の啓発（リーフレットの配布）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1,600万円

③ 収容避難所等の備蓄体制の充実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1億1,700万円

④ 区役所への蓄電池等の設置　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　4,600万円

⑤ 放射性物質検査器具の整備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2,900万円

⑥ 東日本大震災の支援対策　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2億9,400万円

① 太陽光発電補助事業の追加　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1億3,000万円

② 生活道路照明灯のLED化の推進　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2億6,400万円

　　　　（別途、債務負担行為　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3億9,600万円）

③ 市立大学人工光合成研究拠点の整備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　 5,800万円

　　　　（別途、債務負担行為　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 8億2,200万円）

④ 夢洲におけるエネルギー供給拠点等に関する調査　　　　　　　　　　　　　　　  　200万円

 4. 中学校給食の実施に向けた準備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1億1,400万円

児童虐待通告に対する体制や施設入所児童の家庭復帰支援体制の強化

① 還付金の追加　＜介護保険事業会計＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5億4,100万円

② もとふれあい港館の売却　＜港営事業会計＞

　　　固定資産売却代金　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （7億1,000万円）

　　　特別損失の計上　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　33億7,700万円

　　　　　　　　　　　　　　　　一般会計補正予算の財源内訳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地方交付税　　2億 7,137万 6千円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国庫支出金　　　　  2,074万 9千円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　府支出金　　　　　　6,796万 5千円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　繰入金　　　　　5億 7,234万 1千円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　起債　　　　　　　　　5,200万円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　繰越金　　　　　1億 8,924万 2千円

　　　　　　　　　　　　　　　　（別途） 債務負担行為の補正

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般会計　　　 12億 7,000万円