のざとのわたしあと
野里の渡し跡
  淀川区十三東二丁目6
市バス「野里」下車 北東約500m
 淀川改修以前の中津川はこの付近を流れ、野里住吉商店街がその右岸堤防にあたっている。対岸と結ぶための「野里の渡し」が置かれ、元禄14年(1701)刊行の『摂陽群談』には「野里済(わたり)」とみえ尼崎方面への街道の一部になっていた。
 明治9年には、「槲(かしわ)の橋」という有料の木橋が架けられた。この橋は、新淀川の通水により中津川が埋め立てられる明治39年ごろまであった。

 

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