おおみや
大 宮  
  東淀川区大道南三丁目2
市バス「豊里」下車 北すぐ
 安閑天皇・聖徳太子ほかを祭る。これは安閑帝はしばしば当地に行幸、牛を放牧して開発をはかり(『日本書紀』)、聖徳太子は四天王寺を最初当地に建立を計画したことによるものという。当社には鎌倉初期の太子画像を蔵し、また地名も天王寺庄がある。
 かつて社殿は淀川に面し、うっそうとした森林に囲まれて「大宮の森」といわれていたが、明治33年、淀川改修ですべて新淀川の河川敷になり、現地に移転した。それまでは、この森は淀川を遡行する船の恰好の目標になり、この森を見て帆を上げ下ろししたという。

 

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