咲くやこの花

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平成23年度「咲くやこの花賞」贈呈式

平成24年度「咲くやこの花賞」贈呈式
開催レポート

2013年2月3日[土]
会場=大阪市中央公会堂

開催概要

春を思わせるような陽気の中、平成25年2月2日(土)、午後2時から大阪市中央公会堂で平成24年度 「咲くやこの花賞贈呈式」を開催しました。
贈呈式及び新受賞者の活動紹介、ゲストとして昭和59年度に受賞された今いくよ・くるよさんがお祝いに駆けつけ、漫才を披露していただきました。
また、今年度で30周年を迎えた「咲くやこの花賞」を記念して、平成4年度に受賞された藤山直美さんからはビデオによるお祝いメッセージもいただきました。

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咲くやこの花賞贈呈式

主催者を代表して田中副市長が橋下徹市長の挨拶を代読し、受賞のみなさんには賞状と記念品として、彫刻家木村光佑氏制作のトロフィーが贈られました。

咲くやこの花賞贈呈式

咲くやこの花賞贈呈式

咲くやこの花賞贈呈式

受賞者のみなさんには、賞状と記念品として、彫刻家木村光佑氏制作のトロフィーが贈られました。
客席からは、各受賞者にあたたかい拍手が贈られました。

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藤山直美/ビデオメッセージ

各受賞者のご紹介に移る前に、今年度で30周年を迎えた同賞の記念に、平成4年度 演劇・舞踊部門で咲くやこの花賞を受賞された女優の藤山直美さんよりお祝いのメッセージをいただきました。
この賞ができるきかっけとなったのは、お父様の藤山寛美さんが、初めてもらったコマーシャルの出演料を大阪市に寄付し、それをもとに基金がつくられ賞が創設されました。
藤山直美さんからは、この賞をいただいたことで世間に認められたようでうれしかったこと、これからも関西で頑張って精進していくので、みんさんも頑張ってください、とのメッセージをいただきました。

咲くやこの花賞贈呈式

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後藤靖香 / 美術部門[現代美術]

広島出身の後藤さんは、特攻隊員だったお祖父さんの戦争中の体験を作品にしたことをきっかけに、戦争をテーマにした連作を描いてこられています。ダイナミックな画風が特徴で、モデルとなる人・物・場所の歴史について細かな取材を重ね、ルポ的な作品作りに取り組んでこられたそうです。現在、広島在中ですが、これからも大阪でがんばりたいとお話いただきました。

後藤靖香 / 美術部門[現代美術]

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岩谷祐之 / 音楽部門[ヴァイオリン]

関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターをされている岩谷さんは、小さいころから音楽に親しむ音楽一家で育ち、4歳からヴァイオリンを始められました。
"ヴァイオリンは肩がこったりもしますよ"と笑いながらお話されながらも、2曲続けて無伴奏曲を演奏していただきました。
落ち着いた静かな雰囲気の中、ヴァイオリンの音色が響きわたり、観客の皆さんは息をのんで聞き入っているようでした。

岩谷祐之 / 音楽部門[ヴァイオリン]

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円城 塔 / 文芸その他部門[小説]

昨年1月、第146回「芥川賞」を受賞された時のエピソードや、北海道出身の円城さんが、今大阪に住みながら感じる関西弁のこと、作品を書く際のこだわりや街中の喫茶店でほぼ毎日のように出会うおじさんのことなど大阪での暮らしを楽しんでいる様子などお話いただきました。
そして、最後にこれからも大阪に根ざしていきたいとの思いを伝えていただきました。

円城 塔 / 文芸その他部門[小説]

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善竹隆司 / 演劇・舞踊部門[狂言]

最近では、教科書にも「狂言」が紹介されていて、昔に比べると裾野が広がって親しみを持っていただけているように感じている、という善竹さん。
今回、上演する「土筆(つくづくし)」についての解説もしていただきました。
上演中はマイクが使ってないにも関わらず、会場に声が響きわたり、話が進むにつれて客席の雰囲気も和やかに、そして会場いっぱいに笑いが起こり、普段、狂言に親しまれていないお客様にも狂言を楽しんでいただきました。

善竹隆司 / 演劇・舞踊部門[狂言]

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今いくよ・くるよ / スペシャルゲスト

新受賞者紹介の途中でしたが、スペシャルゲストとして、第2回 昭和59年度大衆芸能部門 漫才で受賞された 今いくよ・くるよさんが、なんばグランド花月の出番の合間を縫ってお祝いに駆けつけてこられたので、ご登場いただきました。
昨年、デビュー40周年を迎えたお二人は、咲くやこの花賞を受賞した時の嬉しかったことも含め、今日の衣装のことなどをネタにした漫才を披露していただきました。
観客の皆さんは、あっという間に話にひきこまれて、身ぶり手ぶりでどんどん話を盛り上げていくお二人に声をあげて笑い、たっぷりと楽しんでいただきました。

今いくよ・くるよ / スペシャルゲスト

司会の羽川英樹さんとのエピソードも。

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春野恵子 / 大衆芸能部門[浪曲]

東京出身でタレントとして活躍していた春野さんが、上方の女流浪曲師の第一人者で関西浪曲界の重鎮でもある春野百合子さんの楽屋に押しかけて入門した理由、また実際に入門してみると、できないことがたくさんあったことなどの苦労話をしていただきました。
お話の後は、迫力のある浪曲「番町皿屋敷~お菊と播磨」をたっぷりご披露いただきました。

春野恵子 / 大衆芸能部門[浪曲]

最後にもう一度受賞者の方々に舞台にあがっていただきました。
新受賞者の方々からは、受賞した皆さんの作品や演奏、上演を見て、大変、刺激を受けたことや、今後いろいろなコラボレーションができるのでは、と感じたことなどお話いただきました。
これからの活躍が本当に楽しみとなる贈呈式となりました。
客席からは最後まで大きな暖かい拍手が贈られ、平成24年度「咲くやこの花賞贈呈式」は終了となりました。

今後の意気込み

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