咲くやこの花

大阪の芸術文化が花開く

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咲くやこの花芸術祭2013

咲くやこの花芸術祭2014 開催レポート

2014年10月18日[土]
会場=大阪市中央公会堂

開催概要

大阪市の顕彰事業である「咲くやこの花賞」は、将来の大阪文化を担うべき概ね40歳以下の若手芸術家に対して、昭和58年から贈呈しています。この賞も、今年で32年目を迎え、これまでに「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門の受賞者は155組を数え、多くの方が日本はもとより海外で活躍されています。
「咲くやこの花芸術祭」は、大阪市の財産である咲くやこの花賞受賞者の方々にご協力いただき、市民の皆様に、質の高い芸術文化を気軽に鑑賞する機会や体験する機会を設けることを主な目的として開催しました。 中央公会堂の全館をまわるツアー、クラシック音楽や文楽、また、落語と音楽、和太鼓&サックスと現代アートを組み合わせた「咲くやこの花賞」ならではのコラボレーション企画など、大阪を代表する歴史的建築物である大阪市中央公会堂等を周遊しながら、じっくりと芸術文化に触れることができる1日となりました。

ダイジェスト動画

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中央公会堂を講談師とめぐる
「公会堂五十三次」美の探索ツアー

【内容】
恒例となりました、講談師 旭堂南海さんと中央公会堂をめぐる館内ツアー。 朝早くからたくさんの方にご参加いただきました。今回で5年目ということもあって、旭堂南海さんの中央公会堂に関する情報量の多さに驚かされます。毎回そうですが、館内をまわっていて、参加のみなさんが一番びっくりされるのが、特別室の天井画。今年も、みなさん天井に釘付けになりました。

【ナビゲーター】

旭堂南海 大衆芸能部門[講談] 平成9年度受賞

中央公会堂の歴史を語り継ぐ
旭堂南海 講談「岩本栄之助物語」~中央公会堂を作った男~

【内容】
美のツボ探索ツアーの後は、こちらも、恒例となりました感動の講談「岩本栄之助物語」~中央公会堂を作った男~では、中央公会堂の建設のため莫大な私財を寄付した伝説の相場師、岩本栄之助の生涯を語っていただきました。これ聞いた後は必ずといっていいほど、みなさん地下にある岩本栄之助記念室に行かれますが、今年もたくさんの方が訪れていました。

【出演】

旭堂南海 大衆芸能部門[講談] 平成9年度受賞

桂春蝶
落語で伝えたい想い「手紙~親愛なる子供たちへ~」より

【内容】
第一部は落語で、前座 桂紋四郎さんの「ちはやふる」と桂春蝶さんの「七段目」を口演していただきました。第二部は、今回のタイトルになっている、「手紙~親愛なる子供たちへ~」。 シンガーソングライター、樋口了一さんの「手紙」という曲に感動した桂春蝶さんが、その感動を多くの人たちに伝えたいとつくった新作落語。父親の一周忌に集まった人たちを前に、老人性痴呆症の末に逝った父にたいする親子の情愛が語られるというお話。
最後は、スクリーンに歌詞を映して、ギターの森竹忠太郎さんとチェロの細谷公三香さんの演奏で、春蝶さん自身が「手紙」を歌い上げ、感動的な幕切れとなりました。 お客様からは「非常にユニークな企画」「音楽と融合させた噺、素晴らしかった」「“手紙”の歌に共感、感動しました」などの感想をいただきました。

【出演】

桂春蝶 大衆芸能部門[落語] 平成25年度受賞

森竹忠太郎(ギター)

細谷公三香(チェロ)

桂紋四郎

桂紋四郎「ちはやふる」

桂春蝶「七段目」

桂春蝶「手紙~親愛なる子供たちへ~」

森竹忠太郎

細谷公三香

桐竹勘十郎が語る
「大阪が生んだ文楽の魅力」~文楽人形のレクチャー&トーク~

【内容】
文楽人形遣いの大御所、桐竹勘十郎さんに、文楽の魅力や人形の仕組み、遣い方を文楽初心者にもわかりやすく解説していただきました。 まずは、今年の「咲くやこの花芸術祭」の直前まで海外公演で行っていたスイスをはじめ、これまでの海外で の文楽公演の様子などお話いただきました。
次に、お持ちいただいた外国の人形と文楽人形を比較しながら、いかに文楽人形が完成されているか、またそれを遣う難しさ、奥深さを、実際に人形を動かしながらお話いただきました。 終始、笑いを交えて親しみやすい語り口でお話いただいたので、参加のみなさんからは「お話が面白く、文楽が観たくなりました」「ますます文楽が好きになりました」という感想をたくさんいただきました。

【出演】

桐竹勘十郎 演劇・舞踊部門[文楽]  昭和60年度受賞 (※受賞時は、吉田簑太郎)

くんぺいと愉快なテノールたち
松本薫平
THE PRIMO ザ・プリモ

【内容】
松本薫平さんが、いま注目している実力派テノール歌手を集めたプログラムが、この「ザ・プリモ」。 ミュージカルナンバーから、カンツォーネ、オペラ、「レット・イット・ゴ―~ありのままで」まで、親しみやすいプログラムでお楽しみいただきました。
松本薫平さんが司会を務め、出演者の紹介や曲目の解説もしていただきましたが、同じテノールといっても三人三様、いろいろな声の違いがあることや、同じ曲を歌うことで、その歌声の素晴らしさを知ることができ、大変聴き応えがあったとの感想をたくさんいただきました。

【出演】

松本薫平 音楽部門[テノール] 平成20年度受賞

山本康寛(テノール)、清水徹太郎(テノール)、關口康祐(ピアノ)

【曲目】
「アナと雪の女王」より「レット・イット・ゴー~ありのままで~」
カンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」
オペラ「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」ほか

左から 清水徹太郎、松本薫平、山本康寛

ピアノ:關口康祐

TENKO GIRLS×SAX PARTY!×後藤靖香
J-ドラム・ドローイングショー
J‐DRUM・DRAWING SHOW

【内容】
和太鼓グループ「打打打団 天鼓」の女性ユニットTENKO GIRLSと関西のサックスグループ SAX PARTY!の女性ユニットが現代美術の後藤靖香さんとコラボレーションしたライブ・ドローイングショー。 構成・演出は、打打打団 天鼓やOSKなどの演出を手がけている北林佐和子さん。
今回、天鼓にはじめて女性だけのユニットを、またサックスパーティー!にも4人の女性ユニットを編成していただき、この公演に参加していただきました。 女性だけとは思えないくらい、驚く程パワフルで迫力のある演奏に、後藤靖香さんもすっかり刺激を受けて、最後には生命力溢れる力強い筆さばきの素晴らしい絵が完成しました。
お客様からは「TENKO GIRLS、同じ女子とは思えないパワフルさ。凄くカッコよく、感動しました。SAX PARTY!のサックス音のクリアさに感動。後藤さんの絵のすばらしさにも感動」「新しい組み合わせの未知なる可能性を音で感じることができる。これからも貫いてほしい」「女性のパワーのすごさを改めて実感しました。73才、私もまだまだ頑張ります」などの感想をいただきました。

【構成・演出】 北林佐和子

【ステージング】 伊瑳谷門取

【出演】

後藤靖香 美術部門[現代美術] 平成24年度受賞

TENKO GIRLS(打打打団 天鼓女性ユニット/大阪文化祭賞 平成23年度受賞)
大谷加奈子 依田美津穂 小林杏里 井上朋美 井上真澄 廣庭萌香

SAX PARTY!
野島玲菜 村上綾 濱地恵梨子 神谷優子

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