咲くやこの花

大阪の芸術文化が花開く

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咲くやこの花芸術祭2013

咲くやこの花芸術祭2015 開催レポート

2015年11月27日[金]~29日[日]
会場=大阪市中央公会堂

開催概要

「咲くやこの花賞」受賞者を中心に、わかりやすくて気軽に楽しめるプログラムやジャンルを超えてコラボーレーションする芸術の祭典を開催しました。この芸術祭では、質の高い芸術文化を気軽に鑑賞したり、体験する機会を設けることを目的に、中央公会堂の全館をまわるツアー、クラシック音楽や文楽、また、上方舞と落語、ハープ&バレエを組み合わせた「咲くやこの花賞」ならではのコラボレーション企画等を開催。大阪を代表する歴史的建築物である大阪市中央公会堂を周遊しながら、じっくりと芸術文化に触れることができる3日間となりました。

現代美術 瀧弘子作品 「写身(うつしみ)」を探そう!

【日程】
11月27日[金]~29日[日]

【会場】
大阪市中央公会堂 特別室ほか

【内容】
鏡に描いた瀧弘子さん自身の自画像を天井や壁に投影した作品を中央公会堂の特別室や館内数カ所に展示。作家自身が中央公会堂と融合した作品がどこにあるか、館内を探索しながらお楽しみいただきました。

現代美術の瀧弘子と文楽のインスタレーション
「曾根崎心中」天神森の段

【日程】
11月27日[金]

【会場】
大阪市中央公会堂 中集会室

【出演】
瀧弘子/美術部門 [現代美術]平成21年度受賞

文楽
<太夫>豊竹睦太夫、豊竹靖太夫
<三味線>鶴澤清馗、鶴澤清公
<人形遣い>
吉田玉佳/演劇・舞踊部門 [文楽・人形遣い]平成13年度受賞
吉田一輔/演劇・舞踊部門 [文楽・人形遣い]平成21年度受賞
桐竹紋臣、吉田玉翔、吉田玉路、桐竹勘介、吉田簑之、吉田簑悠
望月太明蔵社中

【内容】
細長い特設舞台を挟んで瀧弘子さん自身が作品として椅子に座り、観客と対峙するという不思議な空間で演じられた文楽の名作「曾根崎心中」。あのお初、徳兵衛の最後見せ場を廻り舞台で演じるという世界初の挑戦でしたが、「新しい天神森の段を感じた」「普段見えない角度から三人遣いを見ることができ大変興味深かった」「特殊な舞台、廻り舞台を見て、とても感動しました!」というご意見を多数いただきました。この他、産経新新聞文化部編集委員の亀岡典子さんの司会で文楽や作品の解説、出演者たちとのトークもお楽しみいただきました。

左から亀岡典子、吉田一輔、吉田玉佳、豊竹睦太夫、鶴澤清馗

中央公会堂を講談師とめぐる
「公会堂五十三次」美の探索ツアー <参加型>

【ナビゲーター】

旭堂南海/大衆芸能部門[講談] 平成9年度受賞

【内容】
恒例となりました、講談師 旭堂南海さんと中央公会堂をめぐる館内ツアー。今年もたくさんの方にご参加いただきました。今回も旭堂南海さんの中央公会堂に関する情報量の多さに驚きながら、大集会室、特別室、中集会室、小集会室と全館を解説・ナビゲートしていただきました。

中央公会堂の歴史を語り継ぐ
旭堂南海 講談「岩本栄之助物語」~中央公会堂を作った男~

【出演】

旭堂南海/大衆芸能部門[講談] 平成9年度受賞

【内容】
美のツボ探索ツアーの後は、こちらも、恒例となりました感動の講談「岩本栄之助物語」~中央公会堂を作った男~。中央公会堂の建設のため莫大な私財を寄付した伝説の相場師、岩本栄之助の生涯を語っていただきました。大阪文化の発展を願った岩本栄之助さんの思いでできた中央公会堂は「大阪の誇り」だと、参加者のみなさん、感銘を受けていました。

福井麻衣&地主薫バレエ団
“優雅なハープとバレエのコラボレーション”

【振付】

地主薫

【出演】

福井麻衣/音楽部門 [ハープ]平成26年度受賞
佐々木美香[ハープ]、山本真帆[ハープ]
地主薫バレエ団

【内容】
福井麻衣さんをはじめ、パリで学んだ3人のハーピストたち「トリオ・エスプリ」による演奏と、地主薫バレエ団の優雅で美しい踊りのコラボレーションをお楽しみいただきました。
「ハープのやさしい音色が楽園にいる様な気持ちになり、バレエとのコラボも美しく妖精の夢の世界にいるようでした」「ハープだけの演奏、しかも3台のハープの演奏は初めてで感動しました」という感想をいただきました。

「憧れのハープを弾いてみよう!」
“初心者大歓迎”<参加型>

【講師】

福井麻衣/音楽部門 [ハープ]平成26年度受賞

【アシスタント】

佐々木美香、山本真帆

【内容】
「レット・イット・ゴー」(アナと雪の女王)の曲を講師の福井麻衣さんがデモンストレーションとして演奏。実際に参加者の方々に舞台にあがってもらい、ハープで講師の手ほどきを受けながら、曲のワンフレーズを演奏していただきました。はじめてハープに触れた方々から、「実際にハープに触れてみると音色がとても美しく、感動しました」というご感想をいただきました。

石橋栄実“ソプラノの歌姫たち”

【出演】

石橋栄実/音楽部門[ソプラノ]平成21年度受賞
山本康寛(テノール)、内藤里美(ソプラノ)、端山梨奈(ソプラノ)
關口康祐(ピアノ)

【内容】
昨年のテノールコンサートにつづき、今年は石橋栄実さん、内藤里美さん、端山梨奈さん、三人のソプラノの素晴らしさと歌の美しさを堪能できる贅沢なコンサートでした。プログラムもオペラ、日本歌曲、ミュージカルなどバラエティに富んだ選曲で盛りだくさんの内容をお楽しみいただきました。特にキャンディーズの「春一番」は感激した方が多かったようです。「日本語の歌は内容が伝わるので、涙をこらえるのに必死でした」「三人のソプラノそれぞれの歌声を楽しめました」との感想をいただきました。

石橋栄実

内藤里美

端山梨奈

こどもも大人も楽しめるバレエ公演♪
地主薫バレエ団「シンデレラ」 ☆0才から入場OK

【振付】

地主薫

【出演】

地主薫バレエ団

【内容】
一昨年、地主薫バレエ団創設25周年記念で上演した「シンデレラ」を、小さなお子さんにも見ていただける、わかりやすい内容で上演。0才児から入場可能でしたので、客席には保護者とともにたくさんの小さな子供たちが観劇し、このような公演は出演者にとってもまたとない機会となりました。「子供を連れて、こんな素敵な場所でバレエを楽しめるなんて夢のようです」「バレエを習う子供たちに夢と希望を与えてもらいました」というお母様方のご感想を多数いただきました。

晴雅彦の“みんなで歌おう”
☆子どもから大人まで <参加型>

【出演】

晴雅彦/音楽部門[バリトン]平成17年度受賞
矢崎真理(ピアノ)

【内容】
譜面が読めなくても、晴雅彦さんのわかりやすく、楽しく、丁寧な指導に参加者のみなさん大感激。発声から始めて最後に、現在では小中高の卒業式において日本で最も多く歌われている定番ソング「旅たちの日に」をみんなで歌い、声を出すことの楽しさ、音楽の素晴らしさを感じていただきました。

山村光&桂吉坊
上方道中双六~千里の旅を舞い・語る~

【出演】

山村光/演劇・舞踊部門[地唄舞]昭和62年度受賞
桂吉坊/大衆芸能部門[落語]平成23年度受賞
松浪千壽(唄・三味線)
月亭八斗

【内容】
上方の伝統芸能を代表する上方舞と上方落語の珍しい共演を桂吉坊さんの企画提案で実現。ともに旅を題材にした舞「道中双六」と落語「抜け雀」を上演しました。
山村光さんの「道中双六」は今回初上演とのこと、これまでありそうでなかったこの二つの組み合わせは見ごたえのある内容となりました。前座は月亭八斗さんの「十徳」。

月亭八斗

桂吉坊

山村光

内海英華&桂あやめ&めぐまりこ
“オジョウサンズ SHOW”

【出演】

内海英華/大衆芸能部門[寄席三味線]平成5年度受賞
桂あやめ/大衆芸能部門[落語]平成8年度受賞
めぐまりこ(ものまね)
鳴物/林家染八
踊り/エイジングシスターズ

【内容】
関西で唯一のおんな音曲漫才トリオを復活させようと結成した「オジョウサンズ」が咲くやこの花芸術祭に初参戦。
内海英華さんの「女道楽」、桂あやめさんの「落語」、めぐまりこさんの松田聖子のものまねなど、それぞれの本芸のあと、「オジョウサンズSHOW」をたっぷりとご覧いただきました。
観客のみなさん三人の芸達者ぶりにすっかり魅了されたようで、会場からは大きな笑いと拍手をいただきました。

桂あやめ

めぐまりこ

内海英華

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