咲くやこの花

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落楽

~咲くやこの花コレクション~
大阪倶楽部公開文化サロン
落楽 咲耶木之花 大阪倶楽部の段
開催レポート

2011年11月28日[月]
会場=大阪倶楽部ホール

ダイジェスト動画

第一部 落楽出演者による本芸

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第二部 落楽 咲耶木之花 大阪倶楽部の段

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開催概要

平成23年10月28日(月)、大阪倶楽部4階ホールで、咲くやこの花コレクション・大阪倶楽部公開文化サロン 落楽 咲耶木之花 大阪倶楽部の段を開催しました。

第一部 ◆ 咲くやこの花競艶 落楽出演者による本芸
◎落 語 桂かい枝「豊竹屋(とよたけや)」
◎女道楽 内海英華
◎文 楽「伊達娘恋緋鹿子」~火の見櫓の段~
【太夫】竹本相子太夫
【三味線】鶴澤清丈'、鶴澤清公
【文楽人形遣い】吉田一輔
桐竹紋臣、吉田簑紫郎、吉田玉翔、吉田玉誉、桐竹勘次郎

第二部 ◆ 文楽人形と落語のコラボレーション
落楽 咲耶木之花 大阪倶楽部の段
【作】小佐田定雄、くまざわあかね
【文楽人形遣い】吉田一輔
桐竹紋臣、吉田簑紫郎、吉田玉翔、吉田玉誉、桐竹勘次郎
【落語】桂かい枝
【下座囃子】内海英華、笑福亭智之介、桂佐ん吉

<咲くやこの花賞受賞年度・部門>
小佐田定雄 平成元年度 文芸その他部門[落語台本]
内海英華 平成5年度 大衆芸能部門[寄席三味線]
くまざわあかね 平成14年度 文芸その他部門[落語台本]
桂 かい枝 平成15年度 大衆芸能部門[落語]
吉田一輔 平成21年度 演劇・舞踊部門[文楽人形遣い]

第一部は、落楽出演者による本芸を楽しんでいただきました。

桂かい枝さんの落語は、浄瑠璃にちなんだ演目から「豊竹屋(とよたけや)」。目にするもの全てを即興で義太夫に仕立てる義太夫ひと筋の男と、三味線の音を口でまねるのが趣味という男の掛け合いが何とも面白い。

内海英華さんは、「女道楽」。女道楽とは、寄席芸のひとつで、女性の芸人が唄や踊り、そして間に軽妙なトークをはさんで披露する高座です。現在、日本で唯一の女道楽師として内海英華さんが継承しています。

人形遣いの吉田一輔さんほか、太夫、三味線が揃って本格的な文楽を楽しんでいただきました。
演目は、「八百屋お七」で知られる文楽の名場面「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」~火の見櫓の段~(ひのみやぐらのだん)。八百屋のお七は恋人が切腹を決意していることを知り、それを救うため火事でもないのに火刑を覚悟で髪を振り乱し、火の見櫓に上がって鐘を打ち鳴らします。

昨年の「咲くやこの花芸術祭」で好評を博した落語と文楽のコラボレーション第2弾。
「落楽 咲耶木之花 大阪倶楽部の段」と題して、落語作家の小佐田定雄さんと、くまざわあかねさんの台本で新たな作品を上演しました。

咲くやこの花賞の話から大阪の各名所、大阪倶楽部の歴史などを紹介した、見ごたえある文楽と落語のコラボレーションにヴァージョンアップ。中でも現代のヒット曲に合わせて、文楽人形が舞い踊るシーンは、今回も大好評でした。

終演後は、来場のお客様に大阪倶楽部の館内を見学していただき、
こちらも大好評でした。

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