咲くやこの花

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咲くやこの花コレクション/
大阪倶楽部公開文化サロン

藤山扇治郎トークショー

2018年12月6日[木]
会場=大阪倶楽部ホール

出演/藤山扇治郎
(平成27年度 演劇舞踊部門[演劇]受賞)
渋谷天外(スペシャルゲスト)
羽川英樹(ナビゲーター)

開催概要

「昭和の喜劇王」といわれた松竹新喜劇の天才喜劇役者・藤山寛美さんの寄付をきっかけに創設された「咲くやこの花賞」。平成27年度に咲くやこの花賞を受賞した藤山扇治郎さんが、祖父・寛美さんのことや創設70周年をむかえた松竹新喜劇のこれまでと、これからを貴重な映像を交えながら語りました。スペシャルゲストには、松竹新喜劇・代表の渋谷天外さんが登場し、藤山扇治郎さん、司会の羽川英樹さんとの掛け合いで会場をさらに盛り上げました。

ナビゲーターは、読売テレビのアナウンサー時代に藤山寛美さんの追悼番組の司会もされたという羽川英樹さん。母方の祖父が藤山寛美さんで藤山直美さんが叔母さんという藤山扇治郎さんは、6歳の時に中村勘三郎さんの歌舞伎の舞台に出演。その後、一旦、舞台からは遠ざかり、大学卒業後に、やはりお芝居をやりたいと、松竹新喜劇ではなく新劇の青年座研究所に入所。その後、渋谷天外さんからのお誘いもあって松竹新喜劇に入団。

9月に大阪松竹座で上演した扇治郎版「人生双六」と「親バカ子バカ」を見ながらお話していただきました。藤山扇治郎さんが3歳の時に寛美さんが亡くなったため、寛美さんのリアルな舞台を見たことがなく、一番最初に見た寛美さんのDVDが「人生双六」とのこと。
また出演中のNHKの朝ドラ「まんぷく」の話なども。そしてプライベートでは、結婚の話題となり、会場が割れんばかりの拍手に包まれました。

第二部は、藤山寛美さんの懐かしい映像「はなの六兵衛」と「大阪ぎらい」を見ていただき、ゲストの渋谷天外さんと共に松竹新喜劇のこれまでと藤山扇治郎さんが加わったこれからのお話をしていただきました。

渋谷天外さんが松竹新喜劇に入るきっかけとなった話から、寛美さんが亡くなった後をついで28年、藤山扇治郎さんが来てくれるまでのできごとなどをお話いただきました。扇治郎さんは、この5年でびっくりするくらい芝居もトークもうまくなり、すごい成長を見せているそうです。

次に会場の皆さんからの質問に答えていただきました。ニックネーム、セリフの覚え方、結婚についてなど、気さくにお答えいただき、最後に、会場の皆さんに写真撮影をしていただきました。 藤山扇治郎さんの魅力や温かな人柄に触れる機会となったトークショーでした。

終演後は、大阪の近代名建築のひとつと言われ、現在は国の有形文化財の指定を受けている、大阪倶楽部の館内ツアーを実施。来場のお客さまには、普段は会員しか入れない格調高いモダンな空間を満喫していただきました。

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