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加美コース(約7.6キロメートル)

2013年4月1日

ページ番号:1705

地名の由来

加美(かみ)    

 生野区の巽から加美にかけての一帯は、もともと中国大陸から渡来した大地首一族が住みついて集落を形成した地域である。加美の地名については、正倉院文書の神亀4年(727年)の「勘籍」に、「河内国渋川郡賀美郷・飽田史真人」の名が見えるのが記録に表われたはじまりである。享保15年(1730年)に書かれた賀美郷橘島荘社縁起(旭神社社宝現存)をはじめ大阪府誌などいくつかの古文書に「賀美郷」の文字が出ており、これから想像すると、正覚寺を中心とした一帯が昔の賀美郷だと考えられる。昔の渋川郡に賀美・余戸・邑智・跡部・竹渕の5郷があり、邑智郷の上(かみ)にあったので賀美の名が生まれたとする説もある。 また、鞍作は、鞍部・鞍作氏から、正覚寺は寺名から、それぞれ名付けられたといわれている。

ポイント

加美コース(1) 平野区役所加美出張所

※平成29年(2017年)4月より「北部サービスセンター」になりました
平野区役所加美出張所/写真

※スタンプの設置は廃止しています

○開庁時間  
 窓口受付 9時30分~16時15分
 ※土・日・祝日休み
○所在地  
 平野区加美鞍作1-9-3
○電話番号  
 06-6791-0446

加美コース(2) 奥田邸

奥田邸/写真

 奥田家は、代々鞍作の庄屋をつとめていた。現在の屋敷の建築年代は明らかでないが、手法から江戸時代初期の豪農の家と考えられる。市内に残る数少ない民家である。 敷地をはじめ、主屋・座敷・長屋門・納屋など全体としての姿を知ることができる貴重なもので、国の重要文化財に指定されている。
 
○スタンプ設置場所  
 保存会(正門の西側)
 ※見学希望の方は、事前に電話申込みが必要です。
 ※公開は毎月第1および第3日曜日(10時~16時)
○所在地  
 平野区加美鞍作1-8-5
○電話番号  
 06-6792-2695(保存会)

加美コース(3) 菅原神社

菅原神社/写真

 もと天児屋根尊を祀り橘宮と称したが、のちに天神社と称して、菅原道真公を祀る。創建の年月は明らかではないが、鬼門除けの神として信仰を集め、境内の砂を持ち帰る風習があった。明治5年村社となり、さらに40年10月南鞍作村の無格社天照皇大神社、41年10月鞍作、新家村の村社菅原神社を合祀した。しかし、新家村の天神社は近時旧地に戻って独立した。神社奥には、鞍作、南鞍作、新家の三ヶ村を潤した三鞍作用水樋門の記念碑がある。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区加美鞍作1-5-17
○電話番号  
 06-6792-6425

加美コース(4) JR加美駅

JR加美駅/写真

○スタンプ設置場所  
 駅長室
○所在地  
 平野区加美鞍作1-1-37
○電話番号  
 06-6792-3377

加美コース(5) 畠山政長の墓

畠山政長の墓/写真

 畠山政長は、室町幕府管領(将軍を補佐し政務を統括する職名)で河内・紀伊・越中の守護をも兼ねていた。管領畠山持国のとき、その家督相続をめぐり持国実子義就と甥・政長との間に争いが起った(応仁の乱の一因)。政長は将軍足利義材(義稙)と共に正覚寺に本陣をおき、義就と対陣し、義就の死後河内の平定にのり出した。しかし、明応2年(1493年)義就の子義豊の逆襲にあい、あえなく敗北した。この兵火のため、壮大を誇った正覚寺の伽藍も焼失した。世にいう「正覚寺合戦」である。
 
○所在地  
 平野区加美正覚寺2-6

加美コース(6) 正覚廃寺(東之坊)

正覚廃寺/写真

 正覚寺は成等山と号し、淳和天皇天長2年 (825年)弘法大師の開創で、境内四町四方にわたり観音堂、金堂、講堂、六時堂のほか、山門廻廊など壮大で美しく、東之坊ほか五坊を有する大寺院であった。大師作十一面観音を本尊として(現在当坊の本尊)幅広い層の人々の信仰を集め、楠木正成もしばしば参詣したといわれるが、明応2年(1493年)いわゆる正覚寺合戦により、壮大を誇った伽藍も焼失し、以来廃寺となった。
 
○クイズ 
 正覚寺合戦は何年ですか。
○所在地 
 平野区加美正覚寺2-8-5

加美コース(7) 平野せせらぎの里

平野せせらぎの里/写真

 平野下水処理場の敷地内にあり、下水を高度処理したきれいな水を使ったせせらぎや水車小屋のある水辺が自由に散策できます。
※水車小屋への歩道は閉鎖しています。
 
○スタンプ設置場所  
せせらぎの里内の管理用建物付近 9時30分~16時30分
※閉園日 月・火曜日(ただし、月・火曜日が祝日等と重なるときはその翌日)年末年始(12月28日~1月4日)
○所在地  
 平野区加美北2-6-69(平野下水処理場内)
○電話番号  
 06-6751-7822

加美コース(8) 屋上芝生広場

屋上芝生広場/写真

 平野下水処理場では、処理水の放流先である平野川分水路(寝屋川水系)の水質保全を図るために高度処理を行なっています。この建物の内部には下水を高度処理するための急速砂ろ過施設と降雨初期の特に汚れた雨水を放流せずに一時貯めておき、降雨終了後に処理して放流するための雨水滞水池が設けられています。
 これらの施設の屋上約5,000平方メートルに芝生の広場を整備し、高度処理水を利用したせせらぎも流れています。植栽ゾーンには季節の草花が植えられ、市民の憩いの場所として開放しています。
 
○スタンプ設置場所  
 せせらぎの里内の管理用建物付近 9時30分~16時30分
 ※月曜日・火曜日(ただし、月曜日・火曜日が祝日と重なる時はその翌日)休み
○所在地  
 平野区加美北5-1(平野下水処理場内)

加美コース(9) 旭神社

旭神社/写真

 古来から治水雨乞いの神として信仰を集め、祈雨祈願所として知られた。淀城主稲葉丹後守正益が寛延2年(1749年)に奉納した灯籠二基が現存し、また境内には樹齢600年以上のくす、いちょう、むくの木など天然記念物に指定された古樹がある。祭神は素盞鳴尊で、創建の年月は明らかでないが、縁起により天平5年(733年)頃と推測される。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区加美正覚寺1-17-30
○電話番号  
 06-6791-4045

加美コース(10) 坂上廣野麿の墓

坂上廣野麿の墓/写真

 平安朝の初め(800年頃)蝦夷との戦いに武功をたてた坂上田村麿の第2子廣野麿が朝廷から杭全庄を賜り、この地を領有した。廣野麿は嵯峨、淳和の二帝につかえ、右兵衛佐に任じられこの地に永住し、天長5年(828年)3月9日に亡くなった。また、坂上家から分かれた泥堂氏(のち井上氏)、野堂氏(のち末吉氏)、森氏(のち成安氏)、三上氏、土橋氏、辻葩氏、西村氏の七名家が、平野を分割し治め一族は平野と共に繁栄した。
 
○クイズ  
 レンガで囲まれたお墓の形は?
○所在地  
 平野区平野市町1-8(坂上公園内)

加美コース(11) 含翠堂跡

含翠堂跡/写真

 平野七名家の1人土橋友直らによって享保2年 (1717年)に創設された大阪初の民間学問所である。経営は、すべて同志の寄附金とその運用で維持され、飢饉の際に備えて積み立てを行い、たびたび窮民を救済したことは、他の学塾に見られない特色である。明治5年(1872年)新学制公布により閉鎖されるまでの155年間、郷民の教育や窮民救済にあたった業績は大きい。
 
○クイズ  
 この石碑に描かれている人物は何人でしょう。
○所在地  
 平野区平野宮町2-9

加美コース(12) 平野環濠跡

平野環濠跡/写真

 平野の環濠は、いつ頃掘られたものかは不明であるが戦国時代の動乱の時代に自衛と灌漑、排水用あるいは洪水の調節池としての役割を持ってつくられたと考えられる。町の周囲に堤を築き、その外に濠をもうけ、さらに二重になったところもあった。濠は平野川ともつながり、杭全神社東側にあった船溜は平野川を上下する柏原船の発着で賑わい、繁栄の基礎ともなったが、時代の移りかわりとともに埋め立てられた。
 環濠は、明治の初期には郷の東側から右廻りに松山池、流池、藤七池、道白池、今堀池、殿堂池(新池)、殿堂蓮池(弁天池)、お茶池、河骨池、関東池として平野郷を取り囲むように残っていたが、現在では杭全公園の北側と赤留比売命神社背後の土塁に面影を残すのみとなった。
 
○スタンプ設置場所  
 杭全神社社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区平野宮町2-1(杭全神社東側)

加美コース(13) 杭全神社

杭全神社/写真

 平安時代の初め貞観4年(862年)に坂上廣野麿の子当道が、素盞鳴尊を氏神として祀ったのが始まりといわれ、平野郷一円の守護神として信仰をあつめた。
 第二殿第三殿は永正10年(1513年)造営の記録があり第一殿とともに重要文化財に指定されている。境内には、全国で唯一、連歌所が残っており、市の文化財に指定されている。また、大くすの木は、樹齢850年以上と伝えられ、府の天然記念物に指定されている。
 毎年4月の御田植神事では、一年間の農作業の手順が猿楽の所作でユーモラスに表現され、7月の夏祭りでは氏地各町から出る九台の地車が勇壮に曳行される。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区平野宮町2-1-67
○電話番号  
 06-6791-0208

加美コース(14) JR平野駅

JR平野駅/写真

○スタンプ設置場所  
 駅長室
○所在地  
 平野区平野元町9-12
○電話番号  
 06-6791-0003

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