大阪市総合教育センターについて

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所長あいさつ

 大阪市総合教育センターは今年度、大阪教育大学天王寺キャンパス内に開設して2年目を迎えます。
 開設1年目の昨年度は、キャリアステージに応じた研修の充実を図り、さらに今日的な教育課題の解決に向けた研究や事業を推進してまいりました。
 支援、交流、発信の場である「シナジースクエア」においては、各種セミナー、研究発表会、なんでも相談会等を開催し、多くの教職員に連携や交流・学びを深めていただきました。また、多様な企業や大学等と連携することができる仕組である「OEN」(Osaka city Education Network)を構築するとともに、教育データの活用を基盤とした調査分析を行うシンクタンク統括室の設置など、新たな取組も進めてまいりました。「OEN」を活用した取組事例や調査分析から得られた知見につきましては、今年度も学校現場に発信してまいります。
 さて、子どもたちはこれから、ますます変化の激しい時代を生きていくことになります。そのためには、自ら考え、自ら選び、自ら決める力や多様な人々との対話を通じて問題を発見・解決する力が必要となってきます。そのような力を身につけるためにも、授業において「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、「主体的・対話的で深い学び」の実現につなげる必要があります。
 一方、子どもの学びと教師の学びは「相似形」と言われるように、教師にも、学校教育を取り巻く環境の変化を前向きに受け止め、常に学び続ける姿勢が求められます。本センターでは、「学び続ける教員」を支えるために、教師自らが問いを立て、受講者同士の対話を重視した探究的な学びをデザインすることができるよう、研修の工夫・改善に努めてまいります。
 また、研究や事業の強化・拡充も図り、大阪市のすべての子どもたちが心豊かに力強く生き抜き、未来を切り拓く力を備え、多様な人々と協働しながら持続可能な社会を創造し、その担い手となるよう、教員や学校園の支援を充実させてまいります。
 さらに、シナジースクエアでは、各種セミナーの実施、研究会等での活用に加え、令和7年3月からは、多様な働き方の充実として、教員の方々に「サテライトオフィス」として活用していただけるようになりました。
 引き続き、大阪市総合教育センターの取組に、より一層のご理解とご協力を賜りますとともに、「学びに、出会いに、情報収集に」本センターの積極的な活用をお願い申しあげます。

令和7年4月

大阪市総合教育センター

所長冨山 富士子

経営方針

沿革

History

❖ 環境宣言

大阪市総合教育センターは次の目標達成標語のもとに引き続き環境保全に努めます。

「環境に配慮した教育機関 大阪市総合教育センター」

― やめよう 減らそう 無駄づかい 豊かな発想 確かな行動 ―

  1. 1.照明や空調等電気の有効活用など省エネルギー活動の推進
    “取り組もうエコライフ とめよう温暖化!”
    • (1)空調適温化「冷房28℃ 暖房18℃」
    • (2)クールビズ(ノーネクタイ・ノー上着、実施期間:5月1日から10月31日)
    • (3)ウォームビズ(保温性の高い衣服の着用、ひざ掛けの活用等、実施期間:11月1日~3月31日)
    • (4)未使用室の電灯OFF
      • ・昼の休憩時間の消灯(一部フロアは減灯)
      • ・勤務時間外の節電
    • (5)未使用時のパソコン電源OFF、画面輝度の調整・設定、2時間以内に再起動する場合はスリープの励行、プリンター、コピー機の退勤時電源OFFの励行
    • (6)階段利用の励行(2up、3down)
  2. 2.紙・水の有効利用など省資源活動の推進
    • (1)パソコン利用による積極的なペーパーレス
    • (2)印刷・コピー枚数の精査、両面印刷の励行、トナー節約モードの設定
    • (3)使用済み用紙の裏面使用や使用済み封筒の再利用
    • (4)節水
  3. 3.ごみ減量活動の推進
    • (1)エコバッグ・マイボトル携帯の励行
    • (2)ごみ分別
    • (3)ペットボトル等の持ち帰りの励行
  4. 4.グリーン購入の推進
  5. 5.環境啓発活動の展開

大阪市総合教育センター環境マネジメントプロジェクト