所長あいさつ
大阪市総合教育センターは、今年度、開設3年目を迎えますが、これまで大阪市教育振興基本計画において示した3つの最重要目標を達成するために、研修・研究及び事業を推進することで、教員の授業力及び指導力の向上を図り、教育シンクタンクとして学校園の教育活動を支援してまいりました。
子どもたちを取り巻く環境は、ますます課題が多様化し、変化の激しい時代となっております。
こうした時代を生き抜くためには、子どもたちは、生涯にわたって学び続け、自ら考え、行動し、多様な人々と協働しながら問題を発見・解決する力が必要となります。
このような力を身に付けるためには、授業において「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図り、子どもたち一人一人の質の高い深い学びを実現していく「学びの場」を充実させていく必要があります。
また、子どもたちへの学びの場を充実させる一方、子どもの学びと教員の学びは「相似形」と言われるように、子どもたちの学びを支える教員も、学校教育を取り巻く環境の変化を前向きに受け止め、常に学び続ける姿勢が求められております。
本センターでは、「学び続ける教員」を支えるために、教員自らが問いを立て、受講者同士の対話を重視しながら探究的に研修における学びを深めることができるとともに、一人一人の教員が誇りをもって主体的に研修に打ち込めるよう、研修の工夫・改善に取り組んでまいります。
具体には、支援、交流、発信の場である「シナジースクエア」において、多くの教員の方々に、主体的・積極的に連携や交流・学びを深めていただけるよう、各種セミナーや研究発表会、なんでも相談会等を開催するとともに、教員の多様な働き方の充実に向け、情報ギャラリーを活用した情報提供も広く行ってまいります。
また、教育シンクタンクとしてのハブ機能を発揮しつつ、エビデンスを踏まえた調査・研究を進めるとともに、教育データを基盤とした調査分析を推進し、有益な知見を発信し、実践研究を通して、課題解決に向けた取組を進めてまいります。
さらに、各学校園において、子どもたちの探究的な学びを深めることができるよう、多様な企業や大学等と連携することができる仕組みである「OEN(オーエン)」(Osaka city Education Network)の活用推進を図るとともに、取組事例等の情報を発信してまいります。
今後も、研修・研究や事業の強化・充実を図り、大阪市の全ての子どもたちが心豊かに力強く生き抜き、未来を切り拓く力を備え、多様な人々と協働しながら持続可能な社会を創造し、その担い手となる力を身に付けられるよう、教員や学校園の支援を充実させてまいります。
引き続き、本センターの取組に、より一層のご理解とご協力を賜りますとともに、「学びに、出会いに、情報収集に」本センターの積極的な活用をお願い申しあげます。
令和8年4月
大阪市総合教育センター
所長 安倍 紫
沿革

