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国民主権とは、国の政治を最終的に決める権利が国民にあるということです。そこで、実際に国民が政治に参加できるようにさまざまな権利が保障されています。それらが参政権です。
参政権にはいろいろなものがありますが、いずれも政治と私たちとを直接結びつける重要な権利なのです。
選挙権とは、政治を行う代表者を私たち自身が選ぶ権利のことです。また、被選挙権とは、その代表者に自分自身が立候補できる権利のことです。主権者として、選挙に積極的に参加するのはもちろん、代表者を選んだ後も、私たちの意見が政治に十分反映されているかをしっかりと監視することが大切です。
地方公共団体の政治において、住民の意思がより反映されるように条例の制定や改廃、議会の解散などを直接請求する権利が認められています。
特定の地方公共団体だけを対象にした法律を国会が制定する場合、その地方の住民の投票によって、過半数の同意を得る必要があります。
最高裁判所の裁判官が適任か不適任かを国民の投票によって審査するものです。
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