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「淀川連絡線跡地」意見募集結果にかかる報告会を開催しました

2020年11月24日

ページ番号:278253

都島区役所では、「都島区将来ビジョン」を策定し、区のめざすべき将来像を「安心のまち、人がつながるまち、明日に誇れるまち」の実現としています。

都島南通付近にある淀川連絡線跡地について、まちづくりの観点を踏まえた売却や利活用について、関係局と協議を進めています。
今後、検討を進めていくにあたり、参考にさせていただくため、現状と課題、基本的な考え方、土地の概要など参考データをお示ししたうえで、皆様から広くご意見を募集しました。その結果をとりまとめるとともに、頂きましたご意見の概要をお知らせするため、報告会を行いました。

ご意見募集の結果(報告書)はこちらをご覧下さい。

日時

平成26年7月16日(水曜日)午後7時から8時

場所

都島区役所 3階会議室

内容

ご意見募集の結果概要報告

報告会の概要

報告会の様子

はじめに田畑区長より、「この土地は考えないといけない課題が2点あります。1点目は借金をして購入した土地で、この借金をどうするかということ、2点目は道路用地としての計画が無くなった後、この土地をどうするのかということ。まず、区民の皆様の思いをお伺いするため、今回、広くご意見を募集させていただきました。意見交換をさせていただきながら、よりよいプランにしていきたいと考えています。」と挨拶がありました。

その後、区役所から、配布資料をもとにご意見の概要をご紹介し、続いて会場からご意見・ご質問をお伺いしました。

「跡地利用の決定時期はいつになるのか。」
(区役所)これだけ広い土地になると、いろいろな手法が考えられます。そのまま使う方法もあり、売却する方法もあります。売却する場合は事前の土壌調査なども含めると、少なくとも2、3年かかることになります。

「将来の子どもや孫のために残すような環境づくりが必要。借金をして土地を購入し、利子もついているということだが、赤字、赤字と言われるとつらい。」
(区役所)取得に要した費用が121億円、金利を含めた簿価が184億円、今の路線価などからの時価推定が40億円から50億円と、議会の議事録にあります。情報として提供させていただきますが、まずは皆様のご意見をお聞きして参りたいと思います。

報告会の様子

「意見の集計の仕方として、歩行空間、緑地公園、スポーツ・遊び場と一つのくくりにできるのに、なぜわざわざ分けて分類するのか。」
(区役所)合計していただいても結構ですが、ただ、お母さん方から子どものスポーツの場が少ないという視点でのご意見が目立っており、こういう分け方をさせていただきました。

「7割以上が遊歩道、緑地、スポーツの場という意見であり、そうすることによって都島全体の品質が上がり、人も集まる。また、例えば今、北区の中崎町は若い人が増えているが、この跡地もそういう可能性を秘めた場所ではないか。」
(区長)皆様のご提案を受けて、今後は専門家などからもプロの視点で具体的な活用方法についてご意見をいただき、利活用について検討していきたいと思います。

区長からは、特に保護者の方々からのご意見を踏まえたコメントもさせていただきました。 

(区長)私自身、皆様のご意見を直接お伺いする機会が多くありますが、その中で気になるのが、子どもの遊び場が少ないということ。この跡地に限らず、なんとかしないといけない課題だと感じています。

例えば、跡地を公園として利用した場合でも、管理を誰がするのかという課題もあり、地域の方に何かしらご協力いただくことも考えられます。また、公園にした場合には子どもの声がうるさいという苦情も一方で考えられ、こういうお声に対しても行政だけではなく、地域の方と協力して対応が必要だと思います。

淀川連絡線跡地の周辺地図

防災の視点からもご意見を頂きました。
「跡地の北側は戸建住宅が多く、南海トラフの大地震が発生すれば、ほとんど潰れてしまう。そうなると跡地にみんなが押し寄せるだろう。区としてはどのように考えているのか。」
(区長)防災は、この地域に限らず、都島区全体としての問題。地域の防災リーダーの方たちと一緒に、「誰がどこに逃げるか」ということを、今、検討しているところ。京橋近辺は帰宅困難者への対応も考える必要があり、公園、学校以外にも民間のビル、マンションなどの避難場所の確保にむけて話し合いをしているところです。

また、お子さんと来られていたお母さん方からもご意見を伺いました。
「子どもがドッジボール好きなので、ボール遊びをする場が欲しい。マンションの敷地もダメと言われ、公園は校区外になっている。また、これは出来ればだが、鶴見緑地には子どもたちが農業体験できる場所があり、跡地にもできたら良いと思う。」

最後に挨拶をする区長の様子

その他にも、次のようなご意見・ご質問がありました。

「意見件数が少ない。もっと広報の仕方を考えてほしい。」
「今はプロセスであり、プロセスをいかに盛り上げていくか、区民がもっと参加していく必要がある。」
「売却しても40、50億円にしかならないのであれば、それよりも、意見の多い遊歩道、緑地、スポーツの場として利用し、価値を上げた方が人も集まり、都島の新しい名物地域になり、結果としてより大きな利益となる。」

最後に、田畑区長から、「皆様から貴重なご意見をいただいて、これで終わりというのではなく、皆様からのご意見を踏まえて、これからしっかりと検討していきたいし、プロセスをできるだけクリアにして、皆様と適宜情報交換させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。」と締めくくりました。

淀川連絡線跡地については、今後も、随時、区の広報誌やホームページなどで進捗状況をお知らせしてまいります。

当日資料

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