中央区（旧南区）の町名（や行）

当町は明治初頭、大坂三郷南組の道頓堀大和町であったが、明治2年6月2日に南大組に属した。同5年3月17日に大和町となった。同12年2月10日に南区大和町となり、同22年4月1日の市制施行にともない大阪市南区に編入された。

昭和57年2月1日の住居表示の実施により、大和町は島之内二丁目の一部となった。

旅人宿が下大和橋付近を中心に軒を並べ、現在もその名残りをとどめる。昔は金毘羅参りの人たちの集まる宿屋があり、近時は修学旅行生の旅宿として賑わった。

当町は明治初頭、大坂三郷北組の五幸町であったが、明治2年6月2日に東大組になった。同3年9月に南大組に属した。同5年3月17日に五幸町は横堀七丁目となった。同12年2月10日に南区横堀七丁目となり、同22年4月1日の市制施行にともない大阪市南区に編入された。

昭和57年2月1日の住居表示の実施にともない、横堀七丁目は南船場四丁目の一部となった。

町名は、西横堀川の川沿いの町筋であることに由来する。