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長吉コース(約6.8キロメートル)

2013年4月1日

ページ番号:1743

地名の由来

長吉(ながよし)    

 「長吉」の名を冠したものに、この地の氏神「志紀長吉神社」が挙げられる。同社の祭神は長江襲津彦命と事代主命の二座であり、襲津彦は、孝元天皇の孫・武内宿禰の子で、「古事記」などによると葛城襲津彦と同一神とされている。父の武内宿禰は大和の葛城地方を拠点とした葛城氏の祖といわれ、事代主命も葛城氏と関係のある神であることから、かつて河内国志紀郡に住む葛城氏にかかわる人々が、葛城一族の祖神として「志紀長吉神社」に祀ったものではないかと推測される。一般的に「長吉、永吉」の地名は、「いつまでもよい」という願いを込めた縁起のよい呼称とされているが、現在の大阪市内「住吉」の地をかつては「墨江」と表記したことから、長江襲津彦命の「長江」が「長吉」に転訛した可能性もある。
 長吉の地は、かつては現在の長原集落付近を指したもので、この集落の中央部を、狭山池を源として東除川が北流し、東が長原、西が吉富と呼ばれ、分かれていた。その後、宝永元年(1704年)に新大和川が完成するとともに東除川は埋め立てられて歩道となり、長原・吉富の両村は合併し、隣接の川辺・出戸・六反と一緒に長吉村が誕生したものである。現在の長吉地区は、出戸・六反・長原東・長原・長原西・川辺の六地域によって構成されている。

ポイント

長吉コース(1) 平野区役所長吉出張所

※平成28年(2016年)3月より業務を終了しています

長吉コース(2) 志紀長吉神社

志紀長吉神社/写真

 延喜式内の神社で祭神は長江襲津彦命、事代主命の二座である。明治5年に旧郷社に列せられたころは、旧長吉、瓜破、恵我、大正、藤井寺の各村の総氏神であったが、現在は長吉一円の氏神である。大坂夏の陣のとき、豊臣方の武将真田幸村がこの神社に刀剣と軍旗を奉納して戦勝を祈願したと伝えられ、刀剣は第2次世界大戦後、占領軍の命令で没収されたが、軍旗は今も神社に保存されている。麻布で、「真田の六文銭」がくっきりと描かれている。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区長吉長原2-8-23
○電話番号  
 06-6709-1757

長吉コース(3) 長原高廻り古墳群

長原高廻り古墳群/写真

 昭和62年(1987年)、この地から5世紀前半の円墳と方墳が発見された。墳丘は削りとられていたが、堀内から出土した船形埴輪・家形埴輪など33点の埴輪は国の重要文化財に指定されている。特に、船形埴輪は1989年、大阪市制100周年を記念して「古代船なみはや」として復元され、実際に韓国釜山までの航海を行なった。現在では、石柱とともに、この付近の歩道に船形のモチーフがはめられている。
 
○クイズ  
 この地から出土した船形埴輪にちなんでつけられた公園の名前は?
○所在地  
 平野区長吉長原2-14(なみはや公園内)

長吉コース(4) 真田幸村休息所跡

真田幸村休息所跡/写真

 戦国の武将真田幸村は、大坂夏の陣のおり、南河内誉田方面において徳川方の伊達正宗軍と一戦を交えた後、古市街道を経て大坂城へ帰城する途中、この地にて休憩し、志紀長吉神社へ戦勝を祈願すると共に、軍刀を一振りと六文銭の軍旗を奉納した。現在、休息所跡には自然石が建てられ、その裏側には幸村の句が刻まれ往時を偲ばせる。
 
○クイズ  
 奥の大きな石碑の建立の年月は?
○所在地  
 平野区長吉長原4-8

長吉コース(5) 川辺八幡神社

川辺八幡神社/写真

 創建の年月不詳であるが、石清水八幡宮の分霊を勧請したものと伝わる。往時は、社殿も壮大で社領も広く、いまの境外地字垣添の全部を包容し、社領も4町歩以上におよんだが、1704年の大和川付け替え工事よって立ち退きを余儀なくされ、社領地の大部分がその川床となった。明治5年村社に指定された。境内の楠の木には黒い龍が宿るという伝承があり、推定樹齢300年以上で大阪市の保存樹に指定されている。また、毎年9月の秋祭には大和川に御輿を担ぎ入れる「足洗い」神事に併せて仕掛け花火と打上げ花火が行なわれ、秋の川面を彩る。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区長吉川辺1-4-38
○電話番号  
 06-6769-0323

長吉コース(6) 地下鉄谷町線長原駅

地下鉄谷町線長原駅/写真

出口    
【1番】
 中央環状線 東側
 長吉北自転車保管所
 長吉南自転車保管所
【2番】
 中央環状線 東側
【3番】
 中央環状線 西側
【4番】
 中央環状線 西側
 
○スタンプ設置場所  
 駅長室
○所在地  
 平野区長吉長原東2-2-33
○電話番号  
 06-6799-0400

長吉コース(7) 赤坂神社

赤坂神社/写真

 この地は、もと丹北郡赤坂村と呼ばれたが、元弘元年(1331年)金剛山麓の「千早赤坂」を拠点に楠木正成が鎌倉幕府に対して反旗をあげたので、同名の「赤坂村」の名では混同されて幕府軍から攻撃される恐れがあり、赤の字から縦の線を、坂の字から土を取り「六反」になったと伝わる。
 赤坂神社は、創建は明らかでなく、もと素盞鳴尊を祀るのみであったが、明治5年4月に素盞鳴尊神社・天満神社・御神社の三社を合祀して赤坂神社と改められ、素盞鳴尊、菅原道真公を祀る村社となった。
 
○スタンプ設置場所  
 社務所 9時~17時
○所在地  
 平野区長吉六反1-14-24
○電話番号  
 06-6708-9107

長吉コース(8) クラフトパーク

クラフトパーク/写真

 “出会う・学ぶ・創る”をテーマにガラス工芸、陶芸、染色、木工、金工、織物の多種多様な工房を設け、多くの方が物を創る喜びに触れ、クラフトの各分野の技能を修得できる場として平成11年10月1日に開設された。 クラフト創作教室の他にも、楽しめる展示コーナーやクラフトショップ、図書室、ビデオコーナー等がある。
 
○スタンプ設置場所  
 事務所内受付 9時30分~21時(日・祝は9時30分~17時)
 ※休館日:火曜日・年末年始
○所在地  
 平野区長吉六反1-8-44
○電話番号  
 06-4302-9210

長吉コース(9) 産土神社

産土神社/写真

 創建は明らかではないが、もと牛頭天皇社と称し素盞鳴尊を祀った。明治5年に産土神社と改称し村社となった。
 旧社殿の棟札(屋根裏の柱に取り付け後世に記録を残す板札)に天保七年上棟の記述があったが、現在の社殿は昭和61年に建替えられたものである。
 
○クイズ  
 境内の石灯籠は全部で何基?
○所在地  
 平野区長吉出戸6-10-14

長吉コース(10) 天照皇大神社

天照皇大神社/写真

 創建は明らかでなく、天照皇大神、春日大神、八幡大神の三座を祀っていたが、明治5年産土神社に合祀された。明治13年7月に分離し、村社となった。
 
○クイズ  
 本殿前の狛犬は、何年に建てられたものでしょう?答えは向って左側の狛犬の台座にあります。
○所在地  
 平野区長吉出戸4-4-36

長吉コース(11) コミュニティプラザ平野(平野区民センター)

コミュニティプラザ平野/写真

平成7年8月開設
(財)平野区コミュニティ協会 管理・運営
 ●多目的ホール 約1,200人
 ●会議室4室・和室1室
 ●調理実習室・ギャラリー・埋蔵文化財収蔵倉庫
 この施設は、コミュニティ活動の拠点として多くの区民に利用されているセンターと、市内の埋蔵文化財を保管する倉庫の機能をもっている。建物の外観は、平野郷の町家のイメージをもとに設計されている。
 
○スタンプ設置場所  
 事務所受付 9時30分~17時30分
 ※月・祝日の翌日・年末年始休館
○所在地  
 平野区長吉出戸5-3-58
○電話番号  
 06-6704-1200

長吉コース(12) 地下鉄谷町線出戸駅

地下鉄谷町線出戸駅/写真

出口    
【1番】瓜破霊園
【2番】出戸バスターミナル
【3番】長居公園通
【4番】平野区民センター
    平野住宅管理センター
【5番】出戸再開発ビル連絡通路
 
○スタンプ設置場所  
 駅長室
○所在地  
 平野区長吉長原西1-1-10
○電話番号  
 06-6799-0300

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このページの作成者・問合せ先

大阪市平野区役所 政策推進課政策推進グループ

〒547-8580 大阪市平野区背戸口3丁目8番19号(平野区役所2階)

電話:06-4302-9683

ファックス:06-4302-9880

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