ページの先頭です
メニューの終端です。

如願寺

2019年4月20日

ページ番号:210302

如願寺

 寺伝では崇峻天皇元年(588)聖徳太子の創建。もと喜連寺と号し阿弥陀寺・弥勒寺など四方に諸堂を備える大伽藍であったが荒廃し、弘法大師により弘仁8年(817)再建、如願寺と改めたと伝える。本尊聖観世音菩薩は平安時代の作で大阪府有形文化財。摂津国三十三所観音霊場の第三十二番札所である。このほか平安期の地蔵菩薩木仏が平成24年度大阪市有形文化財の指定を受けるなどの古仏を安置する。

 周辺の古字名から中世喜連城本丸の地と推定され、享保年間築造の本堂は鯱鉾を載く。大和川付け替えで狭山池水系の水を断たれた時、村人が力を合わせ新川から用水を引いた「五十間樋」を記念する「灌漑長閘紀功碑」(藤沢南岳撰)が境内の一隅にある。境内にあった井戸及び近辺いくつかの井戸はそのまま飲用でき、喜連の酒造にも使われた。 

【所在地】
平野区喜連6-1-38

【電話番号】
06-6709-2510

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市平野区役所 政策推進課

〒547-8580 大阪市平野区背戸口3丁目8番19号(平野区役所2階)

電話:06-4302-9683

ファックス:06-4302-9880

メール送信フォーム