「淀川連絡線跡地」について、ご意見を募集しています。（終了）

都島南通付近にある淀川連絡線跡地について、まちづくりの観点を踏まえた売却や利活用について、関係局と協議を進めています。

現在、地域の現況や課題を整理しながら、検討を進めていますが、今後の参考とさせていただくため、皆さんのご意見をお寄せください。

• 土地一帯は、昭和60年頃まで淀川貨物線の線路として使われていましたが、平成3年から平年5年にかけて、都市計画道路「都島阿倍野線」の代替となるルートの事業用地として、大阪市が土地先行取得会計※により、日本国有鉄道清算事業団（当時）から取得しました。

※ 将来、道路などに供する用地を先行して取得する事業会計（特別会計）
全額起債を財源として用地を取得し、事業化の目途がたてば、国庫補助金、起債及び税などを財源として、一般会計が土地先行取得事業会計から取得（繰戻し）します。

• 近隣の学校施設の建替工事に伴う仮設校舎として土地の一部の貸付を行ったほか、部分的に駐輪場や駐車場として暫定利用しています。
• 土地の形状は、東西に約850m、幅は広い部分で約30mと細長くなっており、周辺には北側に戸建住宅が多く、南側は工場跡地に共同住宅群があります。
• 京橋駅、都島駅の中間に位置し、区役所・区民センター・図書館なども近くに立地しています。

• 区全体のまちづくりの課題として、少子・高齢化の進行、地域のつながりの低下が進んでいます。
• 平成25年の「長期未着手都市計画道路の見直し」により、幹線道路としての利用が無くなったことから、まちづくりの観点を踏まえた、売却や利活用について検討する必要があります。

•  都島区将来ビジョンでは、区のめざすべき将来像を「安心のまち、人がつながるまち、明日に誇れるまち」の実現とし、防災・防犯、人に優しいまちを基盤として、幅広い世代の区民がつながり、助け合ってまちづくりを進めることで、都島の恵まれた地域資源を活かし、明日に誇れるまちをめざすこととしています。 
• 淀川連絡線跡地については、土地先行取得事業会計により取得した経過も踏まえつつ、まちづくりの様々なデータを整理しながら、地域の皆様のご意見をお伺いするなど、ニーズの把握に努めます。
• 現在、土地を所管する建設局が、道路など公共利用に必要な部分の精査を行っており、それらも踏まえて、安全・安心はもとより、環境への配慮、地域との調和など、まちづくりの観点からの売却や利活用について、関係局と連携して、幅広く検討を進めてまいります。