平成30年度 都島区区政会議 第2回教育部会
2019年1月11日
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教育部会とは
教育部会とは、都島区区政会議を効果的かつ効率的に運営するため、区教育行政について、より専門的な意見交換を行うもので、部会でいただいた意見等は、全体会議(区政会議)に報告することになります。
教育部会は、平成29年11月に就任された区政会議委員のうち、希望された9名の委員により構成されています。
開催概要
日時
平成31年1月31日(木曜日)午後7時から8時30分まで
場所
都島区役所3階 第5・6会議室(大阪市都島区中野町2-16-20)
議題
- 平成31年度区教育関連事業について
- 本市こどもの貧困対策と区事業について
- その他
都島区区政会議 教育部会 委員名簿(敬称略)
氏 名 | 位置付け | 備考 |
---|---|---|
玉川 允敏 | 地域団体より推薦 | 桜宮地域活動協議会 |
東谷 馨子 | 地域団体より推薦 | 中野まちづくり協議会 |
田中 智基 | 地域団体より推薦 | 西都島地域活動協議会 |
田矢 泰孝 | 地域団体より推薦 | 内代地域活動協議会 |
小田切 文二朗 | 地域団体より推薦 | 淀川地域活動協議会 |
江川 和宏 | 公募等 | 一般公募 |
塚田 晋 | 公募等 | 一般公募 |
日野 るり子 | 公募等 | 一般公募 |
辻上 祥代 | 学識経験者・その他 | 子育て支援ネットワーク会議 |
配付資料
会議資料のファイル
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座席
座席表
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会議録
議事要旨
【議題1】平成31年度区教育関連事業について
グローバル人材育成事業
- 非常にいい内容だと思うが、参加者が少なすぎる。前回の会議で参加者を増やすための取組を行うとのことだったが、12月15日の事業(異文化理解を深めるイベント)でも相変わらず(参加者は少なかった)とのこと。会場は区役所だったのか。
- [区役所]12月15日は区民センターのホールで開催した。
- 案内の仕方について、例えば、学校の先生もご存じなのか。また、学校が(以前より)1週間早く始まるので、(子どもたちに)8月25日はもう夏休みのイメージはないと思う。うちのマンションの夏祭りもこの日に開催しているし、日にちの設定にも問題があるのではないか。
- 次年度は、中学校は放課後に各校で実施し、小学校は低学年も参加できるよう対象範囲を広げようとのことだが、今まで小学生の対象は高学年だけだったのか。
- [区役所]今年度、小学生は対象を4年生以上とした。
- 6年生はなかなか参加が難しいのではないかと思うが、何とも言えない。また、低学年まで対象を広げればそれで参加者が増えるというものでもない気がする。せっかく予算をとって事業を実施するのだから、もっと参加人数を増やす方策を考えた方がいい。
- 塾等の習い事に行くときも(自分から)行く子どもは少ないと思う。ほとんどの子どもは保護者が行かせていると思うので、まずは保護者に声をかけるべき。そして、保護者に言うのであれば、学校よりもPTAに声かけした方がいいと思う。学校は配付するだけだが、PTAなら口コミもあり、後押しができる。PTAの実行委員会には、区役所のこども教育課長も出席しているので、「これから各校で配付するので、(保護者への)アプローチをお願いします」という形で持って行けばいいのではないか。PTAに協力をお願いしたいということであれば、我々(都島区PTA協議会)は当然協力させていただく。
- [区役所]前回もご意見をいただき、12月15日の事業実施時には都島区PTA協議会のご協力のもと、配付させていただいた。また、申込の際に、参加希望者から、参加対象外の3年生の兄弟も可能であれば一緒に参加させたいとの要望をいただいたことや、イベント実施時に、保護者の皆さんが子どもたちの様子を会場でずっと見守っていたことから、(対象学年を広げて)親子で参加できるイベントにすればもっと参加しやすいのではないかとも思った。PRの方法については、ご指摘のとおり学校経由だけでなく、保護者の皆さんに直接伝えられるルートで広くPRしていきたい。
- 子どもは、自分が興味あるチラシは優先的に保護者に見せるが、(そうでないものは)普通のお知らせとまとめて渡す。そうなると、保護者も必ず対応しないとならないものがなければ、プリント類にざっと目を通すだけで終わってしまう。今の子どもは、なにかと忙しい保護者に気を使ってるところもあるので、保護者から子どもに声をかけてもらえるよう、例えば、懇談のときに学校の先生から「これは区役所からのお知らせです」と直接保護者にチラシ等を渡してもらうなど、ダイレクトに保護者に届くような形で提案してはどうか。せっかくいいことをやっているのにもったいないと思う。
- その際(学校の先生から保護者に手渡す際)、すべての事業を一覧にしておいたらいいのではないか。その都度1枚ずつ出されるより、年間でこういうことをやっているという一覧表の方が記憶に残りやすいし、次にチラシ等を見たときに思い出す可能性もある。今どき携帯等でいつでも検索できるので、まずは記憶に残るような年間行事一覧を出してはどうか。
- 例えばだが、区役所ホームページのイベントカレンダー(行事予定表)は見にくいと思う。すべてを一覧に掲載してしまうとそういうこともあるので、例えば色分けするなど、子ども向け、地域(住民)向け、高齢者向けなどでカテゴリー分けして示してはどうか。
- [区役所]学校のスケジュールに掲載いただけるかは、各校に確認したい。また、保護者の方は、区役所のホームページよりも学校のホームページを見られているようなので、少しでも保護者の目に留まるよう、各校のホームページに掲載いただくことも考えていく。
都島区学力向上支援サポート事業
- この事業は、有償ボランティアによる実施で予算額は190万円~200万円となっているが、その予算額を8校で割ったら(1校あたりの予算は)すごく少ない。これは、毎日ではなく、例えば、月曜と木曜の午前中だけ行くような形か。
- [区役所]学校によって違うが、週1回や2回が多いように思う。「学びサポーター」として、授業中や放課後に学習支援をしていただける方を有償ボランティアとして配置している。基本的に教育委員会事務局が各校に「学びサポーター」を配置しているが、それだけでは予算的に十分とは言えないので、区で不足分をプラスするという形にしている。そのため、(区の予算額は)あまり多くないが、少しでも充実できるよう増額している。
- 私が思ってる人がその「学びサポーター」であれば、すごく頑張っていると思う。子どものことをよく見て、サポートが必要な子どものところにすっと入っていく。人にもよるので簡単にサポーターを増やすのは難しいと思うが、すごくいいサポートだと思って見ている。(見ていて)すごく温かい気持ちになるので、機会があれば(他の委員の皆さんにも)見ていただきたい。
- [区役所]本日、午前中に小学校に行ったが、地域の方が「学びサポーター」をされていて、少人数の習熟度別教室で手がとまってる子どもの横についてコンパスの使い方を丁寧に教えていた。そのように順々に教室をサポーターの方が回られていて、学校も非常に助かっているし、子どもたちにとっても親しみやすくありがたい存在になっているのではないかと思う。
まちを育む~中学校吹奏楽・合唱力向上支援事業
- この事業は具体的にどのような形で実施しているのか。
- [区役所]今年度初めて取り組む事業だが、公募で選ばれた「公益社団法人大阪市音楽団(市音)」が各中学校に講師を派遣し、吹奏楽や合唱の指導を行うというもの。単に教えるだけではなく、都島区ゆかりの貴志康一という音楽家が作曲した曲を練習することによって、区を誇りに思う気持ちを醸成していただくことも目的として取り組んでいる。2月から3月にかけて各中学校2回ずつ派遣する予定で、その後、3月に演奏会として区内施設に発表の場を設けようと考えている。
- [区役所]大きなホールで5校が集まって演奏会等ができればベストだが、今年度はスケジュール的にやや遅れており、そこまでは難しいと思っている。このことを反省点として、来年度はもう少し早い時期から動かなければならないと思っている。
その他
- (都島区PTA協議会主催の)中学3年生を対象とする高校進学フェアについても予算化を考えていただきたい。市内でも進学フェアで予算を組んでいる区もあるので、32年度以降の展開として検討してほしい。
【議題2】本市こどもの貧困対策事業と区事業について
小学生学習支援事業
- 支援を行う2校はもう決まっているのか。前回の会議で、校区内に塾がなく、学習の機会も少ない地域があると言ってたが、その地域か。
- [区役所]今は予算要求段階なので2校と記載しているが、総合的に見て校区内に塾等の学習環境が整ってないと思われる淀川地域の淀川小学校・大東小学校の2校を考えている。
- この事業は、4月にスタートして3月までの間、週2回のペースで行うのか。
- [区役所]初めに事業者の募集・選定の期間があるので、スタートは6月になると思うが、夏休み等の長期休業期間を除いて通年で行う予定。
- この事業は、学校単位で事業者を募集して、(受講者は)全員ではなく、希望者が受講する形か。
- [区役所]この事業は、本当に支援を必要としている子どもに参加してほしいと思っているので、受講者は全員ではなく、学校の先生から本当にサポートが必要な方に声をかけていただき、保護者の了承を経て申し込んでいただくという形で進めていきたいと思っている。
- 先生から声をかけられたら、保護者も「それなら行かせた方がいいのかな」と思える。一本釣りしていかないと誰も参加しないので、そのようにしていただけたら安心。
- [区役所]本事業は、単なる塾代わりではなく、学校でも先生による補習等はあるが、働き方改革などもあり、先生方がなかなか十分な時間を取れないという中、民間事業者を活用して課題の児童、補習を受けてもらいたい児童を支援するというものをイメージしている。そのため、学校には受講生(児童)の選定にも関わってもらいたいと考えている。
こども支援ネットワーク事業
- これは、こども食堂ネットやボランティアセンターの取り組みとは別に、こども青少年局が実施しているものか。
- [区役所]こども青少年局は大阪市社会福祉協議会に委託しているが、おそらくはその中でボランティアセンターが中心になって実施されていると思われる。そして、ボランティアセンターから各区の社会福祉協議会を通じて、こども食堂等の活動をされている方にも一定周知されているものと思っている。
【議題3】その他
- 学校長の評価も、学校のテストの評価でつくようになる。本来、学力はあくまでも学ぶ力であって、特に義務教育の小・中学校では生きていく力を学ばなければならないはずだが、学力=(イコール)テストに見えてしまい、このまま違う方向へ行ってしまうかと思うと怖い。一方で、このようなサポートが授業を活発化させて、先生もよい刺激を受けて、より頑張っていただければいいと思う。
- [区役所]地域と学校が一体となって子どもたちを育てていくということについては、この都島区では実際に取り組んでいただいてるものと思っている。具体的な施策をすぐにあげることはできないが、このような場で様々なご意見をお聞かせいただきたい。また、地域に開かれた学校づくりとして、地域との協働を広げていきたいと思っている。各学校長もそのような思いで取り組まれていることと思うが、区もそのように働きかけていく。
会議録等
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
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- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
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ファックス:06-6352-4584