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阪神電車

2022年12月28日

ページ番号:1090

本線

阪神なんば線

【本線】

阪神電車本線は、大阪市の人口が百万人を超えた翌年の明治38(1905)年出入橋-三宮間が開通、次の年には(旧)梅田駅に乗入れました。開業時の区内の駅は、稗島駅(大正14(1925)年姫島駅に改称)、大和田駅(大正10(1921)年廃駅)、佃駅(大正10年廃駅と同時に千船駅新設)の三駅が開設されました。当時の沿線は田園風景が広がっていましたが、電車は大変な人気で駅や沿道は弁当持ちの見物人であふれたといいます。

 


開業を知らせる報道
 (明治38年毎日)
 


開業時の出入橋停留所
 


阪神電車1号車
 


大和田付近を走る阪神電車
 (明治末ごろ)
 

<姫島駅>

 稗島駅から大正14年姫島駅に改称

 


現在の姫島駅
 

<千船駅>

 大正10年佃駅に代わり新設

 


現在の千船駅
 

【阪神なんば線(昭和39年伝法線から西大阪線に、平成21年3月に阪神なんば線に改称)】

本線の尼崎から分岐する線で、大正13(1924)年大物-千鳥橋間が開通、昭和3(1928)年尼崎-大物間が完成して全線が開通しました。当路線は左門殿川・神崎川・その支流が流れるデルタ地帯を走っていますが、当時の交通手段は渡船しかなく、工場地帯として発展しはじめた工場に通勤する人々に多大の利便をもたらし、地域の発展に大きく貢献しました。

 

<福駅>

 大正13年の開通時に開設

 


現在の福駅
 

<出来島駅>

 昭和5(1930)年に開設

 


現在の出来島駅
 

各駅の一日平均乗車人員 (カッコは定期利用者の内数)
姫島千船出来島
平成20年度6,490(3,655)9,607(5,572)4,209(2,408)4,071(2,118)
平成21年度6,452(3,643)9,510(5,500)4,215(2,401)4,009(2,118)
  平成22年度大阪府統計年鑑より

【阪神国道線】

 阪神国道(国道2号)は大正9年(1920)に起工され同15年(1926)に竣工した当時としては本格的な都市間幹線道路で、この開通で区内は初めて近代的な市街地が開ける基礎を得ました。
この道路に電気軌道が敷設され、昭和2(1927)年野田-東神戸間が開通しました。当区内の停留所は、野里、歌島橋、御幣島、佃の4ヶ所に設置されました。市電に代わる生活交通手段として、また通勤電車として機能し、長らく区民に親しまれていましたが、自動車交通の発達で交通渋滞による運行速度鈍化に追い込まれ、昭和50(1975)年5月廃止となり48年の歴史をとじました。

 


淀川大橋を渡る阪神国道線(昭和7年)
 


さようなら阪神国道線(昭和50年5月6日)
 

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