附帯決議(平成19年第2回定例会)
2024年3月27日
ページ番号:2587
議案第132号「土地の信託の変更について(契約管財局関係)」、議案第133号「土地の信託の変更について(契約管財局関係)」及び議案第157号「土地の信託の変更について(都市整備局関係)」に対する附帯決議
ビッグステップ、キッズパーク及びソーラ新大阪21の3土地信託事業にかかる処分型土地信託への変更については、事業主体の民間への移行、市民の将来リスク並びに最近の不動産市況等を総合的に考慮したものであり、今日の非常に厳しい状況に至らしめた受託銀行の責任が極めて重大であることは言うまでもないが、今日の状況を招いたことについては、市としても痛切に反省すべきである。市長においては、今回の事態の重大さを十分に認識するとともに、市会における指摘を真摯に受け止め、次に掲げる対応策を確実に実施すること。
- 土地信託導入当時の目的が地域の特性に応じたまちづくりにあったことに鑑み、3施設それぞれの機能が損なわれることのないよう、適切な処置を講じること
- 売却手続きを進めるにあたっては、これまでの議会の意見を十分踏まえるとともに、適宜議会への報告を行うこと
- 売却後の精算金については、貴重な市民の財産を処分した対価であることを踏まえ、都市整備事業基金に積み立てることとし、その使途については、基金の目的を厳守すること
- 今日の非常に厳しい状況に至ったことについて、土地信託事業ごとに受託銀行に対して今後厳しく法的な責任を追及すること