法明寺と雁塚(ほうみょうじとがんづか)
[2009年3月16日]

文保2年(1318)融通大念仏宗(ゆうづうだいねんぶつしゅう)の中興の祖、法明上人(ほうみょうしょうにん)の開基で、境内に「雁塚(がんづか)」と呼ばれる二基の石塔があるので有名です。
場所:東成区深江南3丁目16-28

法明寺境内に雁塚と呼ばれる二基の石塔があります。一基は弘長2年(1262)他の一基は延元4年(1339)と記されています。この石塚には次のような伝説があります。「その昔、清原刑部丞正次という弓の名手がある冬の日に家来をともなって狩りに出かけましたが、その日は一羽も獲物がとれません。夕方帰りがけに一群の雁に出合ったので、先頭の一羽を射ち落としました。するとどうしたことかその雁には頭がありません。その周辺を探しましたが見つからず、そのまま帰りました。次の冬に狩りに出て一羽の雌の雁を射ち落としました。すると羽の下から乾いた雄の雁頭が出てきました」。
この話を聞いた法明上人は、雁の夫婦愛に心うたれ、その冥福を祈るために四重の石塔を建立したのが雁塚であるといわれています。
場所:東成区深江南3丁目16-28法明寺内
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