令和5年度中央区における読書活動推進の取組みを紹介します

子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。

中央区では、子どもたち一人ひとりが好きな本に出会い、様々な方法でその本の魅力を伝える取組みを小中学校や地域図書館、民間の取組みと連携し進めています。また、小中学校での子どもたち自身や地域のボランティアの方々による、学校図書館や読書活動の充実に向けた取組みを広報紙等で紹介したり、読書活動等に頑張った子どもたちを区長が表彰する等、子どもたちが本に親しみ、読書を通じた学びにつながるよう、取組みを進めています。

「子ども”推し”本紹介展示」とは、区内の大阪市立の全小中学校の子どもたちが、感動した本や、「へぇー」と関心を持ち自分の世界を広げた本、楽しくてさらに読み進めたシリーズ本など、子どもたちのおススメする本を、子どもたち自身が創意工夫して、学校ごとに紹介をしてくれている展示です。

昨年から、もりのみやキューズモールBASE「まちライブラリー」（10月）と島之内図書館（2月）のご協力により、年に2回、展示をしています。

　まちライブラリー＠もりのみやキューズモールの協力により、「まちライブラリー　ブックフェスタジャパン2023」の一環として開催。「すごく読んでみたい本がたくさんありました」や「どれも工夫をこらした展示で見ごたえがありました」等、展示を見ていただいた方の数多くのあたたかい感想メッセージもいただきました。ありがとうございました。

　多くの方にご覧いただけるよう、島之内図書館において再び子どもたちの推し本紹介を展示していただいています。紹介されている本の実物もいくつか展示するとともに、本の貸出しもあります。

　ぜひ、お越しください。

開館時間：火曜日～金曜日（第3木曜日は休館日）午前10時から午後7時まで

　　　　　土曜日・日曜日・祝日　午前10時から午後5時まで

　ビブリオバトルとは、自分の好きな本を読み、本の紹介やおススメの理由等、本の魅力を自分なりにまとめて伝え、チャンプ本を決めるコミュニケーションゲームです。今回、令和5（2023）年12月20日に、講師に近畿大学情報学部教授の須藤秀紹さん（ビブリオバトル普及委員会理事・代表）をお招きし、中央区内の市立小中学校の図書主任の先生を中心にビブリオバトル研修会として講義と体験を行いました。参加者一人ひとりから紹介される本を通じて、参加者の個性も伝わり、本を通じた交流が生まれました。この研修を通じて子どもたちが読書を好きになり楽しめるよう、中央区内の各学校で活用されることが期待されます。

　広報紙「広報ちゅうおう」でも、区内の大阪市立小中学校での読書活動の取組みを紹介しています。

　ぜひ、ご覧ください。次のリンクページで紹介しています。

• 本と出合う、本に親しむ、区内小中学校の取組みを紹介します