大坂町中時報鐘
2025年2月17日
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本来は天満橋近くに釣鐘屋敷があった。
釣鐘は重さ3トン、高さ1.9m。
寛永11年(1634年)江戸幕府3代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)が大坂城を訪れた際に、大坂三郷の地子銀(じしぎん・固定資産税)を永久に免ずることを約束し、これに感謝した町民が釣鐘を鋳造し釣鐘屋敷を建てた。
釣鐘は1日に12回鳴らされ時報の役割を果たし、近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の「曽根崎心中」に出てくる「暁の鐘」はこの鐘のことである。
明治3年(1870年)に鐘楼は撤去され、釣鐘はその後所在を点々とし大正15年(1926年)に大阪府庁屋上に保存され、昭和60年(1985年)現在の地に戻された。
鐘楼は新たなデザインのもので作られた。
「釣鐘町」の地名はこの釣鐘が由来となっている。

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