高麗橋
2025年2月17日
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高麗橋は大坂城の西惣構堀である東横堀川に架橋されている橋で大坂にあった12の公儀橋のひとつである。
かつて東海道は江戸の日本橋を基点とし、京の三条大橋を終点とする五十三次であったが、江戸時代に入り新たに街道が整備され、大津宿(五十三次)を出て京市街地に入ることなく南下する東海道五十七次が整備され、伏見宿(五十四次)、淀宿(五十五次)、枚方宿(五十六次)、守口宿(五十七次)を経て終点は高麗橋であった。
これは参勤交代で西国大名が京に入り朝廷や公卿との接触を防ぐためとの説もある。
東海道の基点であったこともあり、明治時代に入ると高麗橋に里程元標が設置され、西日本主要道路の距離計算はここを基点に行われた。
現在の橋は昭和4年(1929年)に鉄筋コンクリート製のアーチ橋に架け替えとなった。

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