法善寺
2025年2月17日
ページ番号:641943

元々は山城国宇治(現宇治市)に法善寺はあったが、寛永14年(1637年)に住職であった中誉専念法師が大阪難波の地に移転した。
江戸時代の難波近郊は大坂の陣後に大阪市中の墓地の整理により、千日墓地と呼ばれる大規模な墓地がつくられ、刑場や焼き場も併設された。
法善寺の専念法師は刑に処された人や、埋葬された人々を供養するため千日間に及ぶ念仏回向を行った。
専念法師の功績から同地周辺は千日前と呼ばれるようになった。
江戸時代に二度火災に合ったもののその度再興したが、昭和20年(1945年)の大阪大空襲にて伽藍の全てが焼失する、残ったのは水掛不動尊のみであった。
終戦後に金毘羅堂や庫裏などは再建したが、本堂はまだ再建に至っていない。
- 正式名:天龍山法善寺
- 宗派:浄土宗
- 本尊:阿弥陀如来

- 本ぺージ掲載写真について無断転載・掲載不可となっています。
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大阪市中央区役所 魅力推進課区政企画グループ
〒541-8518 大阪市中央区久太郎町1丁目2番27号(中央区役所5階)
電話:06-6267-9683
ファックス:06-6264-8283