073 法樂寺(ほうらくじ)
2024年11月6日
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真言宗泉涌寺派大本山紫金山小松院法樂寺(田辺不動尊)が正しい名称で、昔から「田辺のお不動さん」の名で親しまれています。
平家の棟梁・平重盛公の創建。創建の趣旨は、保元・平治の乱(親、兄弟が敵となり戦った)で戦死した霊を怨親平等(おんしんびょうどう)の精神で祀るためであり、源為朝の念持仏・如意輪観音菩薩が安置されています。
本堂の建物は書院造り(移築)です。
江戸時代中期の高僧で、梵語(サンスクリット語)研究、人の道を説いた『十善法語』で知られる慈雲尊者(じうんそんじゅ)(1718年~1804年)は13歳の時、ここで出家しています。
山門と本堂の間には力強い木組みの三重宝塔が平成8年に建立され、樹齢一千年近い楠の大木と相対し、法樂寺の象徴となっています。
また、境内には、書家で恩賜賞受賞作家の小坂奇石の作品四百点余を収蔵しているリーヴスギャラリー小坂奇石記念館があります。
12月28日の納め不動には、参拝者に田辺大根焚きが振る舞われ、地域の人たちが育てた田辺大根の品評会などが行われます。
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