ページの先頭です
メニューの終端です。

カラスについて

2025年3月1日

ページ番号:632634

カラスってどんな鳥?

 都市部で見られるカラスには、ハシブトガラスハシボソガラスの2種類があります。どちらも大変賢くて用心深い鳥です。

食べ物:雑食性で、人が食べるものなら何でも食べます。小動物を捕まえて食べたりもします。畑などを荒らす反面、農林業に有害な昆虫やネズミを駆除するなど目立たない功労者でもあります。

行動:繁殖期は3~7月で、高木の上層部の幹と枝の間や太い枝の上に、枯れ枝を積み重ねて巣を造ります。ヒナは6月前後に巣立ちしますが、しばらくは親鳥に飼われています。夜間は高木林に集まってねぐらをとることが多く、その規模は冬期に大きくなるようです。


 カラスが増えた要因としては、私達が出す栄養価の高い生ゴミペットフードの残り餌などのエサが豊富にあること、街路樹や電線などの巣作りできる環境が存在すること、天敵である猛禽類(鷹や鳶など)が少ないことなどから繁殖率が高まったと考えられています。


ハシブトガラス:少し大きくオデコが出っぱって、くちばしが太く、澄んだ声で「カアカア」鳴きます。


ハシボソガラス:オデコが低く、くちばしは細くて、濁った声で「ガアガア」鳴きます。

よくある苦情


生ゴミの袋を破って食べ散らかす。


鳴き声がうるさい。気持ち悪い。


巣の近くを通る人(特に高齢者や子供)を威嚇や攻撃する。

カラスは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、許可なく捕獲することが禁止されています。

迷惑だからといって、捕まえたり、卵やヒナを捕ることはできません。

被害を受けないためにまずは試してみましょう!

生ごみは決まった場所に、決まった時間に出してください。

  • 生ゴミはカラスのエサになりますので、紙に包むなど外から見えない工夫をしましょう。
  • 前日の夜や早朝にゴミを出すと荒らされる可能性が高くなるので、ゴミを出す時間をしっかり守りましょう。
  • カラスのくちばしが通らない防鳥ネットなどで覆い、重りなどをつけて簡単にめくれないようにしましょう。


大阪市ではカラスの防鳥ネットを無償で貸し出ししております。

巣がある木には近づかない

  • 迂回できない場合は、素知らぬふりをして素早く通り抜けましょう。
  • あまりひどい時は、帽子をかぶるか、傘をさしてください。
  • 通常は頭の上をかすめて飛ぶだけですが、時には直接頭を狙って攻撃することもあります。
  • 攻撃行動は、子どもを守るための必死の行動ですが、人が棒などで攻撃すると攻撃性が増す場合があります。

カラスの幼鳥が落ちている

カラスはケガをしているわけではなく、飛ぶ練習をしているだけです。親鳥も見守っているので、そのままにしてあげてください。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

平野区役所 保健福祉課 地域保健グループ
電話: 06-4302-9973 ファックス: 06-6702-4315
住所: 〒547-8580 大阪市平野区背戸口3丁目8番19号(平野区役所3階)