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ゴキブリについて

2024年4月1日

ページ番号:623808

ゴキブリは、不快感を与えるだけでなく、生活環境を不潔にし、食中毒や感染症の原因となる病原体を媒介する害虫です。
快適な生活を送るために、日頃から清潔な(ゴキブリが住みにくい)環境づくりを心がけるとともに、ゴキブリの習性をよく知って、効果的な防除を実践しましょう。

大阪市では、毎年6月を「ゴキブリ防除強調月間」とし、防除実践運動を推進しています。

主な種類

大阪市内でよくみられるのは、クロゴキブリ、チャバネゴキブリです。他にも、ワモンゴキブリ、トビイロゴキブリなどの生息がみられます。

クロゴキブリ

  • 成虫は30~38mmで、光沢のある黒褐色の大型種
  • オス、メスともハネが長い
  • 成虫の寿命は4~5か月である
  • 関東から以西に分布し、民家にいるゴキブリのほとんどを占めている

写真出典:公益社団法人日本ペストコントロール協会 害虫スライド集CD-ROM版 撮影:三原 實

チャバネゴキブリ

  • 成虫は15~20mmで、黄褐色の小型種
  • 成虫の寿命は4~7か月である
  • 世界中に分布しており、飲食店、ビル等の大量の食べ物を調理する場所に多く発生する

写真出典:公益社団法人日本ペストコントロール協会 害虫スライド集CD-ROM版 撮影:三原 實

ゴキブリの習性

習性をよく知ることが効果的な防除につながります。

生息場所

狭くて暗い場所、暖かい場所、湿気のある場所などの条件が揃った場所を好みます。
家庭では、台所周辺(流し台の周囲、冷蔵庫の下や裏、食器棚の中や引き出しの奥など)や植木鉢の下などに潜んでいます。

夜間活動性

昼間は狭い物陰などに潜んでおり、主として夜間に活動します。
「昼1匹みたら100匹いる」と言われています。

雑食性

ゴキブリは生命力が強く人間の食べ物はもちろん、残飯、油汚れ、昆虫の死骸、本の表装など何でも食べます。

群居性

ゴキブリは集団フェロモンの作用により集団で潜伏しています。集団フェロモンは糞とともに体外に排出されるため、糞で汚れた潜伏場所などに集まって潜伏しています。

隅走行性

部屋の隅や壁のへりに沿って移動します。

発生の予防・防除方法

・ ゴキブリの発生を防ぐためには、ゴキブリが生息しにくい環境をつくることが一番大切です。
・ ゴキブリの習性を理解し、いろいろな方法を組み合わせて、効果的に防除しましょう。

・ ゴキブリを増やさないようにするためには、エサとなるものの管理が重要です。

 次の3つを組み合わせることで、より効果的に防除ができます。

  1. 台所周辺などの整理・整頓・清潔を心がけましょう。(戸棚や引き出しはいつも清潔にしておきましょう。)                           
  2. 食品は蓋付き容器に保存しましょう。(わずかな量の食べ物でも放置せずに処置することが大切です。)                 
  3.  エサとなる残飯や生ごみの処理を徹底しましょう。(密閉できる容器や袋に入れ、迅速に処分しましょう。)

潜伏場所の減少

  • 不要な物品(ダンボール・雑誌など)を放置したり、積み上げて置かないようにし、ゴキブリの潜伏場所を少しでも減らしましょう。
  • ゴキブリ用粘着シートなどをゴキブリが通りそうなところに置いて捕獲します。ゴキブリの生息状況も確認することができます。

薬剤による駆除

 殺虫剤による対策で、次のような方法があります。

・ 残留噴霧による方法                                                                    夜間、ゴキブリの通り道や隠れ場所の周辺に、エアゾール殺虫剤や噴霧器を使って殺虫剤を十分に噴きつけておく方法です。

※幼児やペットがいる家庭では、翌朝、残留している殺虫剤を十分に拭き取ってください。

・ 毒餌(ベイト)による方法                                                                 他の食べ物を出しておかないようにし、ホウ酸団子などの入った毒餌を、ゴキブリの通路や隠れ場所に設置し、食べさせます。

・ くん煙による方法                                                                      殺虫剤の煙でゴキブリを駆除する方法です。ゴキブリのひそむ場所まで煙が届くようにして、部屋を閉め切りくん煙します。ペットや植物などは外に出しておきましょう。また、ゴキブリだけでなく畳やカーペットに潜んでいる、見つけにくいノミやダニなどを一度に駆除できます。

薬剤を使用する際の注意事項

  • 使用方法及び使用上の注意事項を遵守しましょう。
  • 薬剤の使用量を必要最小限に留めましょう。
  • 薬剤の誤食、接触防止を図り、幼児やペットがいる場合は特に気をつけましょう。
  • 散布する薬剤を使用する際は、飛散防止に最大限配慮しましょう。
  • スプレー式薬剤を使用する際は、火気に注意してください。

ゴキブリに関する相談

大阪市港区保健福祉センターでは相談は行っておりますが、駆除は行っておりません。

駆除に関しては、発生場所の土地の所有者又は管理者が駆除を行うことになります。

道路下水道・マンホール等から発生するなどの場合は、市岡管路管理センター(06-6576-0700)へお問い合わせください。

参考資料

ゴキブリの種類・習性・防除方法について

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このページの作成者・問合せ先

大阪市港区役所保健福祉課保健衛生グループ
住所: 〒552-8510 大阪市港区市岡1丁目15番25号(港区役所3階)
電話: 06-6576-9973 ファックス: 06-6572-9514

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