令和7年度入学者対象の「拠点校方式」による部活動の検討状況

　現在、中学校では、生徒数の減少に伴う学校の小規模化、部活動指導教員の不足などの課題を抱え、生徒の興味・関心に応じた部活動の設置・運営に困難な状況がでてきています。

　このような状況を解消するため、令和7年度から、港区内市立中学校の一部の部活動において、「拠点校方式」の導入を予定しています。

　拠点校方式による部活動とは、拠点とする中学校（拠点校）を活動場所として定め、他の学校（関係校）からも参加できる形で実施する部活動です。

　他校生を受け入れる学校が「拠点校」、他校に移動して部活動を行う学校が「関係校」になります。

　関係校に在籍しながら、拠点校へ移動し次の部活動を行うことが可能になります。

（例）剣道をしたい生徒は、港中学校もしくは築港中学校に進学した場合は港南中学校にて、市岡東中学校に進学した場合は市岡中学校にて剣道を行うことが可能となります。

　原則、自転車等での移動を可能とする予定ですが、各校の駐輪スペースなどの状況が異なるため、移動手段の最終決定に向けて、各校で現在調整を進めているところです。

　また、自転車で移動する際の移動ルートやヘルメット着用、タスキの着用など、区内中学校の統一ルールについても現在検討中です。

　部活動で学校選択をお考えになる場合は、上記のことも踏まえてご検討ください。