平成30年度 都島区区政会議 第2回健康・福祉部会を開催しました。
2019年2月6日
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健康・福祉部会とは
健康・福祉部会とは、都島区区政会議を効果的かつ効率的に運営するため、区健康・福祉⾏政について、より専⾨的な意⾒交換を⾏うもので、部会でいただいた意⾒等は、全体会議(区政会議)に報告することになります。
健康・福祉部会は、平成29年10⽉に就任された区政会議委員のうち、希望された8名の委員により構成されています。
健康・福祉部会は、平成29年10⽉に就任された区政会議委員のうち、希望された8名の委員により構成されています。
開催概要
⽇時
平成31年3⽉7⽇(木曜⽇)午後7時から午後8時30分
場所
都島区役所3階 第5・6会議室(⼤阪市都島区中野町2-16-20)
議題
- 地域ケア推進会議からの提言について
- 要援護者の見守り等の取り組みについて
①見守り座談会の開催について
②生活支援体制整備事業について
都島区区政会議 健康・福祉部会 委員名簿(敬称略)
氏名 | 位置づけ | 備考 |
南 秀樹 | 地域団体より推薦 | 高倉地域活動協議会 |
森本 耕一朗 | 地域団体より推薦 | 友渕地域活動協議会 |
江川 和宏 | 公募等 | 一般公募 |
塚田 晋 | 公募等 | 一般公募 |
日野 るり子 | 公募等 | 一般公募 |
大森 愛子 | 公募等 | 無作為抽出公募 |
半野 依子 | 公募等 | 無作為抽出公募 |
阪本 一惠 | 学識経験者・その他 | 都島区商店会連盟 |
配付資料
資料
- 次第(PDF形式, 304.97KB)
- 別紙1地域ケア推進会議からの提言(PDF形式, 1.38MB)
- 資料2-1見守り座談会の開催について(PDF形式, 462.50KB)
- 資料2-2生活支援体制整備事業(PDF形式, 455.84KB)
- 座席表(PDF形式, 69.53KB)
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
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会議録
要旨
【議題1】地域ケア推進会議からの提言について
- 今までは、認知症は病気ではないというポスターなどがよく出されていたが、最近では、認知症は病気だというポスターが出てきている。いろんな意見があるようだが、実際のところはどういう位置づけなのか。
- [地域包括支援センター]認知症は、脳の一部の機能が低下することがわかっており、脳の病気という位置づけになる。一般の方に病気というと、不治の病という印象を持つので、当初は安心させるため病気ではないとしていたが、今では早期に受診をしていただくため病気と認識していただいている。また、高齢になると判断力が鈍ることになる。医学的には軽度認知機能障害といわれるが、認知症の前段階に入ることになる。そこから進行して認知症になる場合と、そのまま進行しない方もおられる。認知症が病気でないという部分は、その軽度の部分になる。
- 軽度の部分で病気と捉えた場合、認知症は受診をすれば脳の部分は治っていくということか。
- [地域包括支援センター]進行性、変性疾患といわれていて脳が進行性に潰れていくという病気で、現時点ではそれをとめるという治療法はない。ですので、それに合わせた環境をつくる。お薬というのは戻すのではなくて進行を遅らせるという治療法になる。
- 地域のつどいの場の体制整備についてだが、高齢者の方々から集いの場に来たいとの声を聞くが、受け入れることができる場所の問題やボランティアの数の問題などで全ての方を受け入れることが難しい現状があるので、地域と行政で話し合っていきたい。
【議題2-1】見守り座談会の開催について
- 孤立死というのは高齢者にかかわらず若年者にも増えていると思う。高齢者の方だと1日、2日見なかったら、ご近所の人が今日はまだ新聞をとってない、などとなるが若い人は全くわからないので、そこが問題と思っている。
- 孤立死をとらえて、地域の方々と民生委員、区役所、社協、包括、消防、警察などが集まって話し合いの機会をつくることはよいこと。
- 地域で活動されている方々は様々な活動をされている。その中で取り組むとなると、大変かなと思う。区役所や警察、消防などからそれぞれお願いごとを言ってこられるが、地域の受け皿はひとつしかない。担い手不足もありどこまでできるのか課題である。
【議題2-2】生活支援体制整備事業について
- 大きなスーパーができるよりも、家の近くまで移動スーパーが来てくれる、品数は少なくても家の前で物を買えるシステムがあるというのはよいこと。
- バスを利用してスーパーに買い物に行っておられるお年寄りの方がいる。バスが通っている地域の方はいいが、バス停までが遠い地域もあるので、そういう地域に、こまめに少しの品でいいので移動スーパーが行ってもらえるというのはよいこと。
- [社会福祉協議会]昔なら500メートル離れているところでも買い物に行けたが、だんだん500メートルが行けない、300メートルが行けない、どうにか玄関先までなら出てこられるという方が増えている。
- 「とくし丸」(移動スーパー)の販売パートナーの方は都島区内でケアマネジャーをされておられ、高齢者のことをよく知る方がされていることがすごく大きなポイントである。
- [社会福祉協議会]ひとり暮らしの男性でヘルパーさんも拒否、様々なサービスも拒否し地域とのつながりも一切されないという方が「とくし丸」だけは利用されていて、週2回必ず元ケアマネジャーの目でその男性の状態を確認している。
【その他】
- 社会問題となっている虐待に関する問題を、都島区の区政会議の中で統一議案という形で取り上げていただき、教育部会では児童虐待に関する問題を健康・福祉では高齢者の虐待に関する問題について、委員の皆様から意見を出していただき、都島区の中から虐待を減らしていきたい。
会議録等
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市都島区役所 保健福祉課(福祉)
〒534-8501 大阪市都島区中野町2丁目16番20号(都島区役所2階)
電話:06‐6882‐9857
ファックス:06‐6352‐4584