毛馬桜之宮公園高架下アートプロジェクト2021
2024年11月19日
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2021年9月、毛馬桜之宮公園内の高架下にて、落書き防止や景観の向上をめざして、壁面アートを実施しました。
「誰もが楽しむアクティブなプロムナード〜走って楽しむ・歩いて楽しむ・見て楽しむ〜」をコンセプトに掲げ、デザインされた2作品です。
製作の経過を都島区写真旅動画の特別編として公開していますので、ぜひご覧ください。
実施場所
プロジェクトの経過
毛馬桜之宮公園
毛馬桜之宮公園は、都島区の西側に位置する南北4キロにもおよぶ河川公園です。大川(旧淀川)は、古くから京と浪花をつなぐ主要な航路でした。
現在は、春は花見、夏には天神祭りと観光の拠点であるとともに、日常的には散歩、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、子どもの遊び場、また安全な通勤・通学路として親しまれている公園です。
落書きが絶えないトンネル

毛馬桜之宮公園内にあるこのトンネルは、繰り返し落書きされる場所で、薄暗いイメージを持たれていました。
区民が参画する都島区区政会議でも、落書きなどについてご意見があり、落書き防止や景観の向上が課題となっていました。
そこで、安全で楽しく利用可能な公園をめざし、高架下を活用した壁面アートを、放送芸術学院専門学校の皆さまと協働で実施することとなりました。
誰もが楽しむアクティブなプロムナードに

アートが出来る状態にするために、区役所でキャンバスづくりを行いました。
落書きの塗料が浮き上がってくるため、真っ白なキャンバスにするために、何層にも塗り重ねました。

壁面アートのデザインとペイント作業を担当したのは、2020年に城北公園通駅での高架下アートでペイントしていただいた放送芸術学院専門学校で、舞台美術を学ぶ学生の皆さまです。
9月の暑さが残る中、公園での作業は困難もありましたが、高い技術力で進められました。
通行人の方も多い道ですが、立ち止まって作業風景をご覧になる方も多くいらっしゃいました。「華やかになって嬉しい!」「落書きがあった頃とは全然違って良い!」「完成を楽しみにしている!」などのお声もいただきました。
アートの塗料の一部は、ターナー色彩株式会社からご提供いただきました。
私たちがクジラを描いた理由

放送芸術学院専門学校 島田さん
クジラを描いた理由は二つあります。一つは、インパクトのある海の生き物を空に描いて不思議な雰囲気を出すこと、もう一つは、クジラが自然災害の時に人間を守ってくれたという、良い伝説や物語が、日本だけでなく世界にもあることです。

放送芸術学院専門学校 高田さん
クジラは人に幸福をもたらす七福神の「えびす」さんと捉えられ、特に泳いでいる姿を見ると今まで積み重ねてきた努力が報われ、成果を得ることができると聞きます。トンネルを通る皆さんの願いや努力が報われ、少しでもその力になればと願い描きました。
感謝状の贈呈

令和3年10月6日、放送芸術学院専門学校への感謝状の贈呈を行いました。
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