藤岡区長が藤田美術館を訪問しました
2024年4月1日
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藤田美術館は、明治期に活躍した実業家、藤田傳三郎とその息子らが築いたコレクションを保存、展示する美術館として1954年に開館されました。
9件の国宝や53件の重要文化財など、教科書に載るような文化財を含む約2,000件のコレクションが所蔵されている藤田美術館には、2022年4月のリニューアル後、多数の方が来訪されています。
2024年2月、藤岡区長が都島区内の代表的な文化施設である藤田美術館に訪問しました。
藤田美術館の5つのおすすめポイント
藤田美術館は、都島区網島町にある東洋古美術を中心とした大阪府の登録博物館で、次の特徴があります。
- 国宝9件をはじめ、約2,000件の作品を所蔵
- 館内の展示が毎月変わる
- 19歳以下は無料で鑑賞が可能
- お茶屋「あみじま茶屋」では作家の茶碗でお茶が飲める
- 年末年始を除き無休
藤田美術館には、美術品に興味がある方や、外国人観光客も多数来訪されています。
館内は歴史を感じる落ち着いた雰囲気
藤田美術館の館内では、展示されている全ての作品を写真で撮影することができます。お伺いした際に撮影した写真を、何点かご紹介します。(展示作品は2月時点)
藤田館長に「次世代につなげる藤田美術館の役割」を伺いました
最後に、藤田館長に「次世代につなげる藤田美術館の役割」について、インタビューさせていただきました。
藤田美術館における今後の展望は?
(藤田美術館周辺の)網島地区を文化発信エリアに育てたい
美術館では、イベントや講座、展示解説などさまざまな取り組みをしています。
地域の文化振興や、アーティストとのコラボレーションを通じて、網島地区をさらに魅力的な文化発信エリアに育てていきたいです。
毎月さまざまなイベントや講座を行っています。詳しくは藤田美術館の公式ホームページをご覧ください。
毎日、学芸員による展示解説を行っています。(平日及び祝日は13時から、土日は11時からと13時から)
展示を通して伝えたい想いは?
子どもたちに、生まれ育った場所には「美術館がある」という魅力を伝えたい
展示室では作品の魅力を最大限に伝えるように展示に工夫をこらし、世界に3碗しか存在しない国宝 曜変天目茶碗(2024年6月~8月に展示予定)や国宝 紫式部日記絵詞(2024年5月~7月に展示予定)、古今和歌集など歴史とつながる作品を間近に見ることができます。
また、19歳以下の入館を無料とし、さまざまな企画を通じて学生たちに歴史を実際に体験する機会を提供しています。
さらに、近隣の小学校や中学校とも連携し、学校教育に美術館を組み込む取り組みが行われています。子どもたちにとって身近な美術館として存在することで、「生まれ育った場所に美術館がある魅力」を伝えたいです。
海外からの来訪者に日本の伝統的な美術を伝えるときの工夫は?
直接体験できる機会を提供し、さらに興味を持ってもらえるようにしています。藤田美術館にはたくさんの外国人観光客が訪れています。落ち着いた雰囲気でお茶を飲む体験ができるように、館内にある「あみじま茶屋」では、作家が作った茶碗を使い、団子とお茶を提供しています。今後も積極的に文化発信を行っていきます。
まとめ
都島区には「国宝や重要文化財など、授業で学ぶ歴史と文化を実際に体感できる美術館がある」という魅力があります。
ぜひ一度、藤田美術館に足を運び、新しい発見や感動を得てみてませんか?
藤田美術館について
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