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創業114年 育児関連商品を開発する「カネソン株式会社」を訪問しました!

2024年4月10日

ページ番号:623862

社名の由来を教えていただきました

カネソン株式会社本社の写真です。

「カネソン株式会社」の社名は初代女性社長(柳瀬カネ さん)とその息子が商品開発を行ったことから、社長の名前の「カネ」と「息子=英語でson」に由来しています。

カネソン母乳バッグの写真です。

 同社の代表的な商品に「母乳バッグ」があります。
 開発の原点は、「日本で初めて生まれてくる5つ子ちゃん達を母乳で育児ができないか」という5つ子の育児を支援する医療専門家のチームと共同開発したことです。そして、完成した母乳バッグは、日本初に留まらず「世界初の商品」となりました。誕生から47年を迎える「母乳バッグ」はその後も改良が重ねられ、現在も多くの医療機関で使用されています。

商品の前で話す中尾山さんと藤岡区長の写真です。

災害備蓄品としても注目を集める商品とは

哺乳瓶用インナーバッグの写真です。

 育児用品、育児関連グッズを手掛け、子育てを応援する企業として、母乳バッグの開発以降も様々な商品を手がけてこられました。その中でも、最近SNSで話題となったのは「哺乳びん用インナーバッグ」です。

 この商品は、ミルクで子育てするパパ、ママの「外出時の荷物を減らす」「哺乳びん洗浄の手間を省く」「外出先で哺乳びんの消毒が不要になる」といった願いを叶える商品として発売されました。使い方は、袋を哺乳びんの中にセットし、バッグの中にミルクを入れて授乳します。そうすることで、哺乳びんは汚れないため、洗浄や消毒を省くことができます。(※但し、乳首とキャップの洗浄は必要です)

 その一方で、水や電気が不足する災害時の育児に大活躍することで話題となります。令和6年1月1日に発生した能登半島地震においても、水や電気が不足する中、この「哺乳びん用インナーバッグ」が様々な場所で使用されました。その災害時の活用が注目を集めたことから、青森県や神奈川県、京都府といった自治体から問い合わせが相次ぎ、災害備蓄品として検討がなされているということです。

 また、都島区でもこの「哺乳びん用インナーバッグ」は災害備蓄品としてストックしています。

日々の暮らしに寄り添って、地域の育児支援に貢献する

「子育てサロン」や「プレワーキングマザーのための出産直前講座」等における活動について伺いました

プレワーキングマザーのための出産直前講座で商品の説明をする板倉社長の写真です。

 子育てを応援する企業の社会貢献として、地域の「子育てサロン」や保健福祉センター(分館)で実施している「プレワーキングマザーのための出産直前講座」等で、育児関連グッズの紹介や地域で子育てをするみなさんの声に耳を傾けて活動しておられます。最近では、育児に積極的に参加するお父さんの姿が多くみられるようになったことから、お父さんに向けた育児を応援するメッセージを送ることができればと考えて取り組んでおられます。

開発しているのは、授乳関連の商品だけではない

カネソン株式会社の商品のはなかみ練習器「はなかめるゾウ」の写真です。

 育児関連グッズとして、耳鼻科の先生と一緒に考案した「はなかみ練習」をするための商品があります。これは、2歳前後の子どもを対象に、上手に鼻から息が出せると、イラストの象が1頭2頭3頭と出てきます。「ぞうさん3頭出せたかな?」と声かけしながら、はなかみ練習をするためのグッズです。
 この商品を使って地域の子育てサロンなどに参加され、「はなかみ練習」の講座を開催しました。このような機会に信頼できる確かな育児関連商品を展示・紹介し、購入を勧めるのではなく、「こういう商品があるのですよ」と情報発信をして子育てを応援していきたいと話しておられました。

 母乳バッグ開発秘話から子育てを応援する企業理念まで聞かせていただき、このような会社が都島区にあることが、大変心強く感じました。ありがとうございました。

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