藤岡区長が大阪市立桜宮幼稚園を訪問しました
2026年4月1日
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都島区内唯一の公立幼稚園である桜宮幼稚園。
令和8年2月9日、藤岡区長が園を訪問し、榎本園長にお話を伺いました。
公立幼稚園の役割
区長:本日はよろしくお願いします。まず、公立幼稚園として、桜宮幼稚園が大切にしている役割を教えてください。
園長:こちらこそ、よろしくお願いいたします。本園では、遊びを中心にした生活の中で、子どもたちの「非認知能力」を育むことを特に大切にしています。非認知能力というのは、思いやりの気持ち、意欲、忍耐力、粘り強さ、協調性、自己肯定感などです。幼児期は、子ども自身の主体性を大事にし、「やってみたい」と思える遊びを展開しながら、体験を通して「非認知能力」を育んでいきます。
区長:遊びの中の体験が、その力につながっていくのですね。
園長:はい。幼稚園から高校までの学校教育全体で育む力である「知識・技能の基礎」「思考力・判断力・表現力の基礎」「学びに向かう力・人間性等」につながる土台を、幼児期に丁寧に培います。
先日開催した発表会に関する保護者アンケートにおいても「一人一人を大切に、個性を活かした保育をされていると感じました」というお声をたくさんいただき、大変うれしく思っています。
桜宮幼稚園の歴史と地域性
区長:桜宮幼稚園ならではの強みについても伺いたいです。
園長:本園は創立103年の歴史があり、地域に根付いた幼稚園です。祖父母、父母、兄姉と代々本園の出身というご家庭もあります。
区長:地域の中で世代を超えて続いているのは、大きな価値ですね。
園長:令和5年度には創立100周年記念式典と懇親会を実施し、地域の皆さまにもご参加いただき、盛大に執り行うことができました。
東野田公園に隣接する環境を活かした保育
区長:立地の特徴として、公園に隣接している点も伺っています。
園長:はい。東野田公園に隣接していることは本園の大きな特色です。運動会も公園で実施しています。
区長:日常的にも公園を活用されているのですか。
園長:公園に走りに行ったり、秋には落ち葉拾いをしたりするなど、保育に活用しています。また、毎日降園後に公園で遊ぶ園児も多く、体力や運動能力の向上にもつながっていると感じています。
区長:地域主催のイベントとも連動しているのでしょうか。
園長:桜宮地域主催の「桜祭り」にはPTAでお店を出店しています。園だけで完結せず、地域とつながりながら子どもたちを育てる文化があります。
地域とのつながり(子育て支援・交流)
よっといデーについて
区長:地域との関わりについて、代表的な取組を教えてください。
園長:長年続いている「よっといデー」と「遊ぼうデー」です。
区長:「よっといデー」から詳しくお願いします。
園長:桜宮地域(更生保護女性会)主催の子育て支援で、毎年6月から月1回のペースで行っています。未就園児が園庭や子育て支援室で遊び、園児も一緒に関っています。
区長:園児が未就園児と関わる機会にもなっているのですね。
園長:はい。園児が歌や楽器、手遊びを披露したり、一緒に体操やふれあい遊びをしたり、運動会の競技を行ったりします。未就園児と関わる中で、優しい気持ちが育まれていきます。
遊ぼうデーについて
区長:「遊ぼうデー」はどのような内容でしょうか。
園長:地域の方と一緒に、園でふれあい遊びや手遊び、製作をしたり、公園で体を動かしたりして遊びます。こちらも6月から月1回のペースで実施しています。地域の方が、楽しみながら体を動かせるよう、隣接する東野田公園でいろいろなゲームなどをして遊んでくれたりもしています。
区長:他にも交流の取組はありますか。
園長:いきいき教室(園内プランターのお花の苗植え)、お茶会、福祉会館訪問などがあります。福祉会館訪問は、1学期ごとに各学年が遊びに行き、年配の方との交流の機会を作っています。お茶会は、お茶の先生に来ていただき、5人ずつ交代で、敷畳に座りお作法を教えていただいています。
区長:子どもたちにとって、どんな学びがありますか。
園長:地域の方に優しくしていただく経験を通して、「自分は大切な存在なのだ」という自己肯定感が育ちます。また、他者を思いやる気持ちも育つと感じています。
区長:災害時の助け合いにもつながる、という見方もできますね。
園長:はい。平時から関係性があることで、いざという時に助け合うきっかけになると考えています。
桜宮小学校との交流
区長:小学校との連携についても伺います。就学前からのつながりは重要ですよね。
園長:本園では交流計画を立て、年間を通して桜宮小学校と交流しています。
区長:交流の効果としては、どのような点がありますか。
園長:小学生から刺激を受けたり、小学校生活への見通しを持てたりします。例えば、小学校の「桜小カーニバル」に招待されたことをきっかけに、幼児が考えた「桜幼カーニバル」を行ったこともありますし、「桜宮小学校で聴かせてもらったリコーダーの曲を自分たちでも演奏したい」と子どもたちが希望し、先日の発表会で同じ曲を演奏しました。保護者の方から、桜宮小学校に在籍しているきょうだいもとても喜んでいたとお聞きしました。
区長:子どもたち自身が発想・発案して形にできるのは素晴らしいですね。
園長:はい。年間を通して小学校を訪問することで環境に慣れ、小学校の先生や小学生、他園の友達とも顔見知りになれます。それが安心して就学することにつながっています。
令和8年度からの新たな試み
「ひよこランド」について
区長:令和8年度からの新しい取組も計画されていると伺いました。
園長:はい。子育て支援の一環として「ひよこランド」を実施する予定です。満2歳児以上の未就園児親子を対象に、週1回、幼稚園で好きな遊びをしたり、園長や教員と歌やふれあい遊び、製作などをしたりして過ごす日を設けます。
区長:ねらいは、保護者の支援と、子どもの園へのスムーズな移行でしょうか。
園長:その通りです。コミュニティの場を求める未就園児の保護者が多いことも背景にあります。未就園児のうちから幼稚園に遊びに来ていただくことで、園児や同年齢の友達と関われますし、園の施設にも慣れることができます。
区長:子どもにとっては入園後の集団生活への準備になりますね。
園長:はい。言葉やコミュニケーション力の獲得、体力の向上にもつながるのではないかと考えています。
昼食事業(注文弁当)について
区長:もう一つの取組として昼食事業も検討中とのことですが、概要を教えてください。
園長:本園は基本的に弁当持参ですが、働く保護者から給食の要望が多くあります。一方で「弁当だから本園を選んだ」という方も多いため、PTA昼食事業として、週2回、注文弁当を利用できる日を設ける計画を進めています。
区長:選択制にすることで、双方のニーズに対応する形ですね。
園長:はい。現在いくつかの業者に問い合わせを行い、その中から1軒、試食を行いました。今後、詳細を詰める予定です。
区長:運用案としては、どのような形を想定されていますか。
園長:検討中ですが、基本は月・火・木・金は弁当持参としつつ、月・木は弁当を持参してもよいし、注文弁当を利用してもよい、という仕組みを考えています。
区長:子育て支援としても意義のある取組ですね。
園長:ありがとうございます。保護者の負担軽減につながるように進めたいと考えています。
まとめ
区長:本日のお話で、歴史ある園が地域・公園環境・小学校との連携を活かしながら、遊びを中心に非認知能力を育てていることがよく分かりました。令和8年度からの新しい取組も、子育て支援につながる大切な動きですね。
園長:ありがとうございます。今後も、地域に根差した公立幼稚園として、子どもたちの育ちと保護者の支援の両面を大切にしながら取り組んでまいります。
区長:引き続き、区としても連携しながら応援していきたいと思います。本日はありがとうございました。
取り組みの詳細は、桜宮幼稚園ホームページをご覧ください。
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