読書から考える人権
2024年3月31日
ページ番号:613033
人権コラム
今回のテーマは、「多様性~みんな違って みんないい~」です。
大阪市立西成図書館 館長 小笠原 智香
読書は、大人だけではなく、子どもにとっても、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていくうえで欠くことのできないものです。今回、「人権」は身近なテーマであることが、子どもたちにも易しく伝わるような絵本を紹介します。これを機会に、人権に関する様々な課題について考えてみませんか。
人権をテーマにした絵本の紹介
『じぶんのきもち みんなのきもち』
サラ・オレアリー/著
チィン・レン/絵
おおつか のりこ/訳
あかね書房
「転校初日に聞かれたことは、女か男か、でした。別の子は、どこの国の人かを聞かれました。うわべのことだけ聞かれるのは嫌。何ができないかじゃなく、何ができるか聞いてほしいな。自分の本質を知ってほしいという思いが、軽快で動きのある絵で表現されます。多様性を尊重する大切さが、子どもの言葉で投げかけられ直感的に伝わります。」
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市西成区役所 市民協働課人権・生涯学習グループ
〒557-8501 大阪市西成区岸里1丁目5番20号(西成区役所7階)
電話:06-6659-9734
ファックス:06-6659-2246